今日は歌舞伎座へ。なかなか良い天気。
ちょっと羽織れる薄物が欲しいなあ。
昼の部の1幕目を見る。
「當年祝春駒」
曽我物の踊り。別にどうってことはないもの。
中村屋と萬屋(今月は信二郎の錦之助襲名で、けっこう出ている)の
若い世代の顔合わせ。獅童の五郎だが、どうも歌舞伎の手足の動きと調和して
いない感じ。まあ、五郎なんで、どうでも良いのかも知れないが。
「頼朝の死」
前半の3回忌法要の場面と、後半の頼家中心の場面がきっちり別れている芝居。
(前者が仕込みになっている感じ)
青果もので、登場人物(頼家)の心理描写がメインの作品。彼のその後の悲劇を
知っていると、幕切れの一言が痛く感じられる。
梅玉はこういう役が良いなあ。書生っぽい感じの役、とでも言おうか。
「番町皿屋敷」とか。
声も良い。テープで聞く15代羽左衛門の感じかな。
全体の筋と、彼の心理描写(それは歌舞伎としては良いのか、という
問題はあるが)がよく伝わって、感じ入るものがあった。
「家は末代、身は一世」という政子の言葉が重い。
今の時代でも通じるのかなあ。
福助が、やっぱりイマイチ。泣き崩れたときに地の声が出てしまうのだが、
それが普段の作っている声との落差が大きくて違和感がある。
芝翫の政子は流石なんだが、頼家を抑えつけるだけの力は足りない感じ。
歌右衛門の役なんだと思う。
その後はラーメンを食べたり、
山野楽器で広沢菊春の「竹の水仙」を買ったりする。
幸枝若とどれくらい違うか、確認しておきたいところ。
ケレンに変わりはないと思うが。
ちょっと羽織れる薄物が欲しいなあ。
昼の部の1幕目を見る。
「當年祝春駒」
曽我物の踊り。別にどうってことはないもの。
中村屋と萬屋(今月は信二郎の錦之助襲名で、けっこう出ている)の
若い世代の顔合わせ。獅童の五郎だが、どうも歌舞伎の手足の動きと調和して
いない感じ。まあ、五郎なんで、どうでも良いのかも知れないが。
「頼朝の死」
前半の3回忌法要の場面と、後半の頼家中心の場面がきっちり別れている芝居。
(前者が仕込みになっている感じ)
青果もので、登場人物(頼家)の心理描写がメインの作品。彼のその後の悲劇を
知っていると、幕切れの一言が痛く感じられる。
梅玉はこういう役が良いなあ。書生っぽい感じの役、とでも言おうか。
「番町皿屋敷」とか。
声も良い。テープで聞く15代羽左衛門の感じかな。
全体の筋と、彼の心理描写(それは歌舞伎としては良いのか、という
問題はあるが)がよく伝わって、感じ入るものがあった。
「家は末代、身は一世」という政子の言葉が重い。
今の時代でも通じるのかなあ。
福助が、やっぱりイマイチ。泣き崩れたときに地の声が出てしまうのだが、
それが普段の作っている声との落差が大きくて違和感がある。
芝翫の政子は流石なんだが、頼家を抑えつけるだけの力は足りない感じ。
歌右衛門の役なんだと思う。
その後はラーメンを食べたり、
山野楽器で広沢菊春の「竹の水仙」を買ったりする。
幸枝若とどれくらい違うか、確認しておきたいところ。
ケレンに変わりはないと思うが。