朝寝-昼酒-夜遊

日々感じたことを思いのままに書き散らすのみ。
※毎週土曜更新を目標にしています。

日経新聞の「年間予定2025」を見ながら

2025年01月03日 06時24分38秒 | 社会
あらたまの年たちかへる朝より
 若柳水を汲み初めにけり

2025年。戦後80年であり、昭和100年である。

毎年、正月だけは紙の新聞を購入するのだが、
日経新聞を見ていると「年間予定2025」が掲載されていた。
以下、個人的に気になる予定をピックアップし、ところどころに所感を残しておく。

【1月】
1日 愛知銀行と中京銀行が合併し「あいち銀行」発足
   青森銀行とみちのく銀行が合併し「青森みちのく銀行」発足
  ⇒地方銀行の生き残りが難しくなっている。
   さて、奈良ではどうなるのか。「1都道府県1銀行」でなくなれば、南都銀行だって京都銀行に吸収される可能性はある。
2日 日本生命が予定利率引き上げ
6日 みなと銀行、勘定系システムをりそなグループと統合
  ⇒これも「銀行生き残り」の一つの流れだろう。
17日 阪神大震災から30年
  ⇒そうか、30年か…。とこれを見て思い出した。
   ボランティアが一般的になったのもあの震災からだと思う。
   しかし体育館での避難生活の酷さは、相変わらず、なんだよなあ。
19日 アメリカでTikTok規制法が発効
  ⇒アメリカで規制されるものが、日本や他国でどの程度の影響を受けるのか、要注視。
20日 米大統領就任式
月内にも
   対中制裁関税上げに向けた米大統領令署名

【2月】
11日 国民民主党大会
24日 立憲民主党大会
  ⇒参議院選挙、次の総選挙に向けてどのような方向になるのか、注視は必要。
月内
   次期温暖化ガスの排出削減目標の国連への提出期限

【3月】
1日 22年4月の東証の市場再編に関し、上場維持基準の未達企業に適用してきた「経過措置」が順次終了
  ⇒元々東証に上場しており、Indexに入っていた企業の株価にけっこう影響が出るのだろう。
9日 自民党大会
20日 地下鉄サリン事件から30年
  ⇒阪神大震災から30年、ということは、そういうことだよな。

【1月~3月】
   TSMCが第2工場着工

【4月】
1日 東京のカスタマーハラスメント防止条例が施行
  ⇒ここから、恐らく各地方自治体に広がり、企業の「カスタマーハラスメント防止規定」にも反映されていくだろう。
1日 東京大が授業料を引き上げ
  ⇒授業料免除や、無利息奨学金の範囲が拡大するのであれば良い(仕方ない)とは思う。
   結局、文部科学省が3流官庁であり、金も人材もないのが最大の問題。
1日 南海電鉄が泉北高速鉄道を吸収合併
   京成電鉄が新京成電鉄を吸収合併
  ⇒初乗り運賃が二重にかかるために高い、と言われた部分が改善されるので、
   吸収合併される側の利用者にとってはメリットしかないだろう、と思っているが。
13日 2025年国際博覧会(大阪・関西万博)が開幕
25日 JR福知山線脱線事故から20年

【5月】
17日 男女雇用機会均等法成立40年

【6月】
1日 懲役・禁錮刑を「拘禁刑」とする改正刑法を施行
  ⇒「へえ、そうなんだ」と思うくらいキャッチアップできていなかった。
6日 GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法施行
  ⇒「脱炭素」から「原子力だったらOK」という飛躍がなあ。
   脱炭素はあくまでもSDGsの一部であり、
   それがために持続可能でなくなったら何のこっちゃ分からんのだが。
中旬 韓国憲法裁が尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾是非を判断する期限
  ⇒為政者から民主主義を勝ち取ってきた国だから「内乱罪で逮捕」なんて出来ることだよなあ。
月内にも
   ホンダと日産が経営統合の最終契約

【7月】
30日 奈良市長任期満了
  ⇒また出るのかねえ。

月内にも
   参院選
  ⇒衆議院解散・同日選挙があるのかどうか。

【8月】
12日 日本航空機の御巣鷹山墜落事故から40年
15日 終戦の日、全国戦没者追悼式
  ⇒終戦50年。また色々と「虫」が涌いてくるのだろうけど。

夏にも
   米グーグルの独占解消策について米ワシントン地裁が結論
  ⇒このあたりはAIにも影響が出る可能性があるので要注視。

【9月】
30日 三菱UFJ銀行と三井住友銀行が紙の手形・小切手帳の発行受け付けを終了

【10月】
1日 ふるさと納税、ポイント付与の仲介サイト禁止
  ⇒楽天がやたらと署名活動をしていて鬱陶しかった。
   個人的には、そもそも「ふるさと納税」という制度は「税」の趣旨から考えて適切なのか?という感覚はあるのだが。

【11月】
10日 第30回国連機構変動枠組み条約締結国会議(COP30、ブラジル、21日まで)
  ⇒これに付随して、そろそろ2030年のSDGs後の話がどうなるか、も注視しておく必要があるだろう。

ざっとこんなところか。
後半の予定はまた増えてくるのだろうけど。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024年総括~戦後80年に向けて~ | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事