谷川岳天神平スキー場ロープウェイ土合口駅(標高746m)から約10分で天神平駅(標高1319m)に着いた。標高差573mを一気に上がってきたことになる。ゲレンデにはリフトが5基あり、10本のコースがある。天気の良い日には上越国境の山々の絶景を眺めながら快適な粉雪・新雪の斜面でスキーを楽しめる。さらに超上級者だけが楽しめるゲレンデからロープウェイ沿いの谷筋の長いエキスパートコース(下山コース)もある。
前日は晴天でもロープウェイが故障で一日不通となったのが悔やまれるが、この日は風が強くてリフト乗り場の少し上はまったく見通せないほどの吹雪となっていた。
ゲレンデにはほんの数人のスキーヤーの姿しか見当たらなかった。初めて訪れたスキー場でも好天ならゲレンデの様子はよくわかりコースを選んで楽しむことができるが、今回はどのリフトに乗ればよいのかも見当がつかなかった。たまたま真ん中のコースを見事に滑り降りてきたスキーヤーが目の前に止まり、リフト上部のゲレンデの様子を聞いてみた。「初めてならちょっと危ないところもあるので一本目はあの左手のリフトがいいね。上は吹雪で先がよく見えないからリフト沿いからあまり離れずゆっくり滑ったほうが安全。雪質は新雪で問題ないよ。」と親切に教えてもらい、まったくその通りにゆっくり慎重に一本目を無事滑り降りることができた。一年ぶりにいきなりではなく、前日みなかみ高原スキーリゾートで滑り込んだのが幸いだったと思う。
無理して上級コースには入り込まず、初級・中級コースをほんの数回だけ滑ってからレストランでゆっくり休憩した。「舞茸天ぷらそば」がなんとも美味しかったのが忘れられない。できることなら来年また天気の良い日にここで滑り、写真もたくさん撮りたいと思う。
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