「カラスウリ」 (烏瓜) の実
「カラスウリ」 : ウリ科 ウリ目カラスウリ属の蔓性植物で中国・日本原産
本州、四国、九州に自生する。林の中の草木にからみついて成長する。
夏の純白の花びらは後部に反り返り、花弁ふちには白く細いひもが
網状になって広がり美しい。
緑色の果実は直径7cmほどの卵型で
秋になるときれいなオレンジ色または朱色に色づく。
冬には枯れた枝や蔓などあちこちにぶら下がっている。
冬枯れの林の中や散歩道脇でひときわ目に鮮やかに映る。
「センダン」(栴檀)の実
「栴檀」:センダン科センダン属の落葉高木でヒマラヤ山麓原産
日本では本州、伊豆諸島、四国、九州、沖縄に分布する。
薬用植物の一種として知られ、果実はしもやけ、樹皮は虫下し
葉は除虫など、古くから薬用植物として重宝されてきた。
「センダン」(栴檀)の花
五弁の白い花びらとピンクの蕾が可憐。
5月~6月には 枝が隠れるほどに咲き乱れてとても美しい。