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みささぎ島のほぼ頂上部に夕日が落ちる地点を予想して動き
「みささぎ島ダイヤモンド」を撮影。背景の富士は春がすみの中。
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みささぎ島の魅力は頂上部と右急斜面にまるで人影のような侵食岩があること。
この部分に夕日が沈むようにねらって撮影位置を決めた。
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18:35
4枚目は撮影を終えて帰る直前の最後の一枚。
鳴き声でわかったのだがトンビ(鳶)がゆっくりとみささぎ島の上を舞ってくれた。
(この一枚は堤防の上からの撮影で富士が大きく見える。)
2017/4/19: 千葉県安房郡鋸南町勝山海岸の「みささぎ島」はよく晴れた日には富士山が背景にくっきりと浮かぶことから毎年何度か撮影に通っている。特に空気が澄んだ冬場がねらい時になるが、房総半島の空は晴れていても遠く神奈川県西部、静岡県、山梨県の空もすっきりしていなければどうにもならない。天気予報を何度もチェックして出かけても10回のうち9回はあてが外れるのが自然相手の撮影ではごくあたりまえのことでがっかりして帰ることが多い。
19日は日本海に強力な低気圧があって朝から一日中南からの強風が吹き荒れていた。房総半島南部内陸部の梅ヶ瀬渓谷の撮影を済ませてから房総最南端の勝浦、鴨川方面へ下るか、それとも東京湾岸の鋸南町海岸で夕日の撮影をするか空模様を見ながらきままに判断して車を走らせることにしていた。強い南風のおかげか午後3時を過ぎても上空にも西空にも雲はまったく現れずきれいな夕日撮影の期待が持てた。実は翌日の20日が鋸南町の鋸山からダイヤモンド富士が望める日になってはいたが、20日の夕刻から週末にかけてもあまり天気予報はよくなかった。落日は富士の頂上でなくてもじゃまな雲がなければ十分で、前景に勝山海岸のみささぎ島を入れて夕景撮影をすることに決めたというわけである。
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