港の見える丘公園展望台からは、豪華客船「飛鳥II」が寄港しているのが見えた。
2017.8.11(山の日):この日は朝から雨が降り続いていた。「横浜市の花」はバラで、よく整備されたバラ園があちこちにある。市内のバラの見頃は春と秋ということで花数は少ないと想像できたが、雨に濡れたバラを撮影してみたくなって山手に上がり「港の見える丘ローズガーデン」辺りを散策することにした。園内のバラの品種はとても多くて遅咲きできれいな花を探して歩くのも楽しく、ゆっくり時間を過ごすことができた。またこの付近にはバラ園に隣接する大佛次郎記念館をはじめ数々の由緒ある建造物や外人墓地、お洒落なカフェなどが並び、みなとみらい・山下公園辺りに劣らず魅力あふれる散策コースとなっている。
幸い風もなくて花や葉には雨滴がいっぱいについて光っていた。
「港の見える丘ローズガーデン」にはバラだけではなくほかにもいろいろな花が咲いている。
「バンマツリ(番茉莉)」の花:(*初めて見た花。)ナス科の常緑低木で春から夏にかけて開花する。中央・南アメリカ原産でブラジルやアルゼンチンで多く見られる。明治末期に日本に渡来した。屋久島では春にはたくさん咲いているという。花は最初に青紫色の花が咲き、2、3日後には徐々に色が抜けて白い花になる「変色する花」の一種。たとえばほかに「スイフヨウ(酔芙蓉)」の花などがある。挿し木で簡単に増やすことができる。ジャスミンに似た香りがすることから「ニオイバンマツリ(匂番茉莉)」の別名もある。
「ハクチョウソウ(白蝶草)」:北アメリカ原産でアカバナ科 ガウラ属の野草。夏に細長い花茎にたくさんの白、ピンクの花を咲かせる。細長い茎が風に揺れてその白花がまるで白い蝶が舞っているように見えることからこの名がつけられたという。別名「ガウラ」。この花は初夏の頃から千葉でもあちこちでよく見かける。背景のボケのように細長い花茎に雨粒がたくさんついて光っていた。
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