「ヤマボウシ(山法師)」:ミズキ科 ミズキ属の落葉高木。5月上旬頃から6月中・下旬頃まで「ハナミズキ」によく似た白い花を枝葉の上いっぱいに咲かせる。その涼しげな眺めは初夏の頃の蒸し暑さも忘れさせてくれる。このめずらしい名は、中央の丸い花穂を僧侶の坊主頭に、そして白い四枚の花弁(苞葉)を白い頭布に見立て、比叡山延暦寺の「山法師」を思わせることからつけられたという。秋には丸い実が真っ赤に熟す。
「ハナミズキ(花水木)」と似てはいるが、開花時期は「ヤマボウシ」が約半月ほど遅い。そして花弁のような「苞葉」は先端が細くとがっているが、「ハナミズキ」は丸くなっているところが違っている。
写真はまだ花弁(苞葉)が開き始めて間もない頃で、この先白い花弁が更に真っ白になって上向きに開き、一ヶ月くらいは爽やかな純白の「ヤマボウシ」を山あいや公園などあちこちで楽しむことができる。
*花言葉: 「友情」 *6月15日の誕生花
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