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今年最初の書作品です。
毎年恒例の書展に出品、
只今展示中です。
この作品は、昨年末まで書いていて、
今年になって表具、
展示当日の朝に出来上がったものです。
(本当にぎりぎりなのだから)
この句は、若い頃から一度は作品にしてみようと
目論んでいましたが、
句の解釈において、まだその心境に至らずに
あたためておいたものなのです。
この句は、情景が目に浮かぶような
視覚的なものですが、
そればかりではなく、別の深い意味が込められています。
まるで、椿の花が落ちるように、
碧梧桐の周りの友がこの世を去った、というのです。
ですから、そんな心境を理解しなければ
書けない、
そして、ただきれいな作にはしたくなかったのです。
このブログを始めたのも
肉親との別れの悲しみを忘れるためでもありましたが、
あれから更に、叔父、叔母を失い、
大学時代の友人、そして、高校時代の同級生、
お世話になった先輩や同僚…、
と悲しい知らせが、相次ぎました。
そんな年齢になったのですね。
やっと、この句のことが少しは理解できると思い、
昨年のうちに何度か書いてみましたが、
結局、ただ淡々と気持ちを込めて書いたものを選びました。
この3年ほど、書としては、
俳句の作品ばかりを出してきましたが、
この作品を機に、気分を変えてみようか、とも思っています。
去っていった人達のことを思いつつ
50×76センチ
優しそうな字ですね。
こんな字に憧れます。
字は体を表すですよね。
面白印いっぱい頂けるんですか。
それは有難いことです。
是非お願いいたします。
ところで住所とお名前知りたいですね。
小生のHP掲示板の一番下に管理者にメールするからお願いいたします。
早速届けたいと思います。
宜しくお願いいたします。
今年もブログ楽しませてくださいね。
ということは、
絵手紙の年賀状がくるということですね。
楽しみにしております。
(メールしておきました)