海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1065 熟柿 その後

2017-12-31 | 


熟柿 その後

まだ渋かったので、焼酎で処理した熟柿です。

もう完璧に渋味が抜けています。かなり甘い!もしかすれば、最近のすっきり味の羊羮よりも甘い!

さっき出来たばかりの箱ラジの性能を確認しながら、美味しく頂きました。

箱ラジの方は、NHKも雑音なしでしっかり良い音です。そして大きな音が出る。ただ、ボリュームを大きくすると音割れするのでほどほどに。


さて、今年の投稿は今回でおしまいですね。いろいろ作って楽しかったです。このブログを見て下さった方々、ありがとうございました!また来年、よろしくお願いします。

No.1064 箱ラジ

2017-12-31 | 工作



上は元の箱

箱ラジ 電子工作

なんとか年賀状を書き終えて、投函もして、(今年はとても早い。例年ならば今頃まだ版画している。そして宛名書きは紅白を見ながら…。)一安心。

と思ったら、部屋の片付けで出てきて、気になったのがもう一つ。

それがこれ、箱ラジ。

小中学生向けの電子工作キット。

基本のセットは、箱は段ボールで、小さなスピーカーが付いている。表に見えるツマミはプラスチックだ。

でも、電子部品は数を少なく抑えて分かりやすく、しっかりICを使っているので、ちゃんと組み立てれば、しっかりと音が出る。

もちろん組み立てて音が出るのを確認はしたが、実用的に使う気にはならなかったのだろう、お蔵入りしていた。

そこで、使いやすく格好よくしてやろうではないかということで、この年の暮れに工作をはじめてしまったのです。

ああ、この忙しい時に!

さて、ちょうど良い箱を見つけて、大小様々の穴をあけて、部品をレイアウトして、はめ込む。木材が柔らかいので、作業は簡単。それから、小さいスピーカーを10㎝スピーカーに替えて半田付け。ピッタリコンパクトに納めた。

作業自体は、約1時間で出来てしまった。(ただ、昨夜寝ながらアイデアを考えた。)

これで音が出なかったら情けないけれど、ちゃんと出る。

10㎝スピーカーの威力絶大だ。

これでベースになる部分はできたので、後は装飾をどうするか。それはゆっくり考えるとして、作業は来年。

天気も回復したので、窓でも拭くかな…。


No.1063 版画制作中 その後

2017-12-29 | 版画


版画制作中 その後

刷り終わって乾燥中ですが、そろそろ完成近いです。

横から見ると面白いので、こんな写真にしてみました。

インクを継ぎ足しながら作った青ですから、微妙に色が違いますね。

後ひといきです。今日中に宛名書きに入れそうです。

(はがき、紙版画、消しゴム版画)



No.1062 版画制作中

2017-12-27 | 版画


版画制作中

来年の年のはじめの挨拶状として、版画制作中です。

10月に愛犬が逝ってしまったので、喪中はがきを出そうとも思いましたが、そうもいかないので、こんな形になりました。

それで、例年の年賀状ならば、赤か黄色がベースの派手な色合いになるのですが、こんな色です。

これは紙版画の一版目。後どんな版になるかはまだわかりません。

これから自然と決まっていくでしょう。

後数十枚刷って、今年は150枚です。(喪中のお知らせはがきがたくさん来ていますから、この数でちょうどよいかな?)

(年賀はがき、紙版画一版目、一部)


No.1061 ミミズク

2017-12-25 | 版画


ミミズク ドライポイント

久しぶりに、ドライポイントをきっちりと。

版画教室で参考作として作ったものです。新しい受講生の為に、手順の説明として、ささっと5分くらいで版を引っ掻いて、刷ったらものですから、特に工夫はしていなくて、いつものミミズクちゃんですね。

ただ、ちょっと線を多く入れて、黒を出したかな。それから、葉っぱもたくさん描いて、森の中のイメージです。

最近は紙版画ばかりだったので、ちょっと新鮮に感じます。

(はがき用紙、黒インク)

No.1060 蕪の柿漬け

2017-12-24 | 


蕪の柿漬け

熟柿の活用です。

昨日、蕪を塩麹と熟柿で漬け物にしてみました。

半日たって試食してみたところ、渋い~!

まだ渋味が残っていたのです。

我が家の柿、なかなかしぶとい渋柿で、かなり熟しているのですが、まだまだ渋いのです。それで、ギリギリまで柔らかくしてから食べていたのですが、一気に収穫したので、まだ渋が残っている柿があったのですね。それで、残りの柿は念の為に、渋抜きの焼酎で処理しました。

で、漬け物のほうですが、

あら不思議、今日はもう渋味がなくなっています。麹の力でしょうか。簡単に作ったわりには、案外美味しくできました。

古伊万里の皿に入れて。

(蕪5こ、塩麹大さじ2、熟柿3こ)

No.1059 水仙の句 その4

2017-12-23 | 


水仙の句 その4「水仙と石あり石に海の鳥」秋櫻子の句

水原秋櫻子の句です。

こんなスケールの大きな句が好きですね。

水仙と海が結び付くなどとは、なかなか考えません。そして鳥です。たったこれだけの文字数でこんなに大きな表現ができるなんて、秋櫻子、そして、俳句はやっぱりすごい!

今回は一枚きりしか書きませんでしたが、じっくりと書いてみたい句です。

さて、水仙の句を三句選んで書きましたが、どれが良かったでしょうか?

(色紙、墨、鉛筆、顔彩)




No.1058 熟柿 収穫

2017-12-22 | 


熟柿 収穫

庭の渋柿、いよいよ鳥につつかれ始めたので、渋が抜ける頃かなと思い、高枝バサミで収穫しました。

案外多くて40こ程、最近熟す度に一つまた一つと食べていたので、累計するとかなりの収穫量でした。

小さな庭の垣根づたいにブルーベリー、ブドウ、柿があるのですが、今年はどれもちゃんと成ってくれました。

いつの間にか、ブルーベリーやモミジの紅葉した葉も落ちて、柿を収穫したら、急に庭から鮮やかな色がなくなって、ちょっとさびしくなりました。

でも、その分、他の緑が目に入ります。我が家の水仙は葉っぱのみ、他の球根類、ムスカリが葉を広げ始めたところです。月桂樹の苗木達が濃い緑の葉を光らせています。

さて、熟柿どうやって食べようか?

大根でもつけるかな。

No.1057 水仙の句 その3

2017-12-22 | 


水仙の句 その3
「吹雪く中水仙なほも花かかぐ」山口青邨

水仙は冬の季語、調べてみると多くの俳人が水仙を詠んでいます。好きな句も沢山あるのですが、その中から三句選んだ二句目です。

寒波がやって来ましたが、それでも水仙はたくましく咲いていますね。

今日も寒いけれど、外に出てみようと思います。

(色紙、墨、鉛筆、顔彩)

 

No.1056 水仙の句 その2

2017-12-21 | 


水仙の句 その2 「風を聞きをり水仙の香ほのかなる」

山頭火の句です。

前回の和往先生の句を書くために、色紙8枚に水仙の絵を描きました。何故なら、どうしても一枚きりでは納得がいきませんからね。ついつい描いてしまいます。

その8枚の中から、「電車待つ…」を5枚書いて一番良いのを先生に、二番目のを実家の玄関に、三番目のを昨日Upしました。そして、まだ句を添えていない三枚が残ったのですが、そこに水仙の句を探して書いてみたというわけです。しかも、一回だけ、つまり三句を選んで書いてみました。

一つ目は山頭火。

もう一回書きたいところですが、我慢して…。

(色紙、墨、鉛筆、顔彩)