海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.2529 書展案内状

2024-01-27 | 

書展案内状

突然ですが、ささやかな書展をすることになりました。

画廊喫茶でするのはとても久しぶりです。

急な話でしたが、ご縁があって嬉しく思います。

時間がないので、パソコンとプリンターでセルフプリントで作りました。

お近くに来られることがあれば、もののついでにお越しいただければ幸いです。


No.2528 パネル作り

2024-01-24 | 

パネル作り

寒中お見舞い申し上げます。

 

寒いですね。

外になんか出なくないのですが、急にほぼ一ヶ月後の個展が決まったので、これから作品作りです。

寒いので身体の動きは悪いし、だいたいいつも外で揮毫するので、気温が低く雪模様では、当然書く気にはなれません。

そこで、まずは、パネル作りから。

と思い、はじめてはみたものの、やはり寒いので、とりあえず二つで今日は止めておきます。


No.2527 根が伸びてます

2024-01-23 | 

 

根が伸びます

11月5日に水挿しして、その後11月25日に透明プラカップに鹿沼土のみで挿し替えたものです。

新芽は伸びていませんが、根の方は、こんなにしっかり伸びているのが分かります。

同じ様にしていても、穂木の品種や太さ、場所によって違うのでしょう。

こんなに根が伸びているのはこれだけです。

これは、品種はタイガー(ゼブラスイート)、太すぎず細すぎず、芽と芽の間隔はちょっと広めの穂木です。

透明プラカップは、根の状態が目に見えて分かるのが良いですね。


No.2526 篆刻・刻から木印の完成へ

2024-01-19 | 

篆刻・刻から木印の完成へ

布字から、いよいよ刻。

椿材は堅いのでなかなか刻すのは時間がかかります。

普通の彫刻刀では彫れません。

木の枝の小口ですから、小口版画用の刀を使います。

いきなり太い線は刻せません。

だから、時間がかかるのです。

しかし、肝腎なところは石印材と変わりません。

布字で印した線の境界をちゃんと刻せば良いのです。

この線が一発勝負、書としての篆刻の醍醐味です。

線が決まれば、後は要らないところをひたすら掘ってっていくだけです。(あえて掘ってとしました。)

ある程度できたら、印泥を着けて押印してみます。

当然、刻し残しや気にいらない線が出てきます。

そこで、補刀です。

これが、補刀前。

これから、修正のために刻しては押印を繰り返します。

今回は8回程繰り返して完成としました。

ご覧の様に、字の線のところはあまり補刀していません。

最初の刻を大切にしています。

「正人」です。


No.2525 イチジクの水挿し・その後

2024-01-18 | 

イチジクの水挿し・その後

昨年11月5日に水挿ししたイチジクです。

久しぶりに根の状態を見るために引き上げてみました。

水挿ししてから70日程で、こんな風に根が出ています。

品種によって根の出具合いが違いますが、全ての穂木で根が出ています。

まあ、順調というところでしょうか。

このまま暖かくなる四月まで待ってから、土に植え替えて外での成育になります。


No.2524 布字・マジック転写で

2024-01-16 | 

布字・マジック転写で

いつもなら、印面に直接鉛筆や油性ペンで布字をするといういい加減なことをしているのですが、今回はきっちりと印稿から布字という手順を踏みました。

といっても、簡単な方法です。

本来ならば、墨と朱墨を使い小筆で鏡を見ながら写し採るのです。

私も昔はやっていましたが、どうも時間がかかって…。

早く刻したいという欲求に負けて、この方法で、数分で布字です。

といっても、墨で書いた印稿をレーザープリンターにかけてコピーしなければなりません。

コピーのトナーがシンナーで溶けて印面に着くという原理です。

だから、買い物のついでにコンビニのコピー機のお世話になります。

そのコピーした印稿をコピー側を印面にあてて貼付け、黄色のマジックインキをぬって、押しあてれば、ちゃんと転写しています。

ちょっと薄くても、だいたいの輪郭が見えれば大丈夫。

こんな具合いで転写すれば、布字の出来上り。

後は線に沿って刻すだけです。

(写真撮る前に、ちょっとフライングしてしまい、少し刻の跡あります。)


No.2523 水挿しロンドボルドー

2024-01-15 | 

水挿しロンドボルドー

12月22日に水挿ししたイチジク・ロンドボルドー二本です。

まだ25日しか経っていないのですが、早くも新芽が伸び葉が展開し始めました。

穂の下の方では、根の元になる白い膨らみも現れています。

11月に水挿ししたものでも、まだ発根していないものもあります。

この違いは何でしょう。

それぞれの穂の状態やちょっとした環境の違いで左右されるのでしょうか。

まだよく分かりませんが、とにかく、このロンドボルドーは順調な様なので、春が楽しみです。

イチジクの水挿しの実験が続きます。

 

 


No.2521 胡蝶蘭

2024-01-11 | 

胡蝶蘭

今年もちゃんと花茎を伸ばしています。

小さな蕾もあと一ヶ月もすれば、花を咲かせることでしょう。

全部で8鉢ありますが、これ以上は大変なので、なるべく増やさない様にしています。

でも、花茎の先から葉が出たりして、子株が増えたりします。

結構元気なのです。

このミニ胡蝶蘭、花茎が2本伸びてきました。