海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.2609 個展に向けて・裏打ち開始

2024-12-22 | 

個展に向けて・裏打ち開始

個展まで一ヶ月となったので、書くのは止めて、そろそろ出来上がったものから裏打ちをはじめます。

今日の目標は、とりあえず10点程を裏打ちしようと思います。

小さいので、楽ですね。

しかも、パネルの下準備が出来ているので、直にパネルに張り込みます。

夕方くらいまで、作業は続きくでしょう。

ぼちぼちやります。


No.2608 年賀状・2025

2024-12-20 | 版画

年賀状・2025

年賀状刷り終えたところです。

はがきの郵便料金が上がっても、これはやめられません。

五十年以上続けている手作りの年賀状。

しかも、ずっと手法は違えども版画です。

一枚一枚手で刷っています。

年賀状の枚数は近年少しずつ減らしていましたが、ちょうど同時期の個展の案内を兼ねるので、ちょっと増産して200枚。

二日間かけて2版2色で刷りました。


No.2607 忙中閑あり・虫取り網

2024-12-18 | 工作

忙中閑あり・虫取り網

個展に向けての作品制作も一区切りをつけて、次の段階に入っています。

今日から、案内状と年賀状作りに。

ただ、郵便料金も値上げですし、ちょうど良い日程でもありますから、この二つを兼ねることにして、一葉で作ろうと考えています。

もちろん、もう50年も続けている版画の年賀状です。

今朝から版画の刷りを少しずつ。

紙版画ですから、いっぺんにたくさん刷ると版が傷んでしまうのと、それなりに疲れるし飽きてくるし、で休憩をしばしば取りながら、版を乾かしながら、少しずつというわけです。

その間に別のことを。

ちょうど、この前みかん園で購入した7kgのみかんを食べ終えたら、みかんの入っていた網の袋が空になりました。

この袋で虫取り網を作ります。

写真は三年程前に同じ様にみかんの網袋で作ったものと、今作ったものを並べたところです。

三年も経つともうボロボロ。

色もあせて、穴だらけ。

でも、この網で、スズメバチをたくさん捕まえたものです。

(疑似オニヤンマをぶら下げてからは随分数が少なくなりましたが)

新しいのを使うのは、来年の夏まで当分ないと思いますが、これもちょっとした気分転換です。

忙中閑あり。

さあ、また刷ります。

 


No.2606 書き溜めた作

2024-12-13 | 

書き溜めた作

個展のための揮毫は昨日で一応終わりとしました。

これは、この一ヶ月くらいに、書き溜めた作の山です。

これでも使えそうな作を残していたものだけ。

小さな作ですが、出来上がりの作品点数が30点ともなると、予備軍だけでもこうなります。

これから一点ずつ選んでいきます。

押印、表具とまだまだいろいろありますが、一歩ずつの前進です。

 


No.2605 パスタマシンの改造

2024-12-11 | 版画

スタマシンの改造

版画を…と思ったのですが、版画用に使っているパスタマシンに不具合が発生してガタついてうまく使えません。

分解してみると、案外簡単な作り。

ガタついた原因も分かりました。

ただ、そのまま元に戻すよりも、思い切って考えていたことをやってみることにしました。

パスタマシンを版画用として使うにはどうしても向きが気になるのです。

これを気に思い切って、縦から横に変える、という改造を試みてみようというわけです。

L字金具とボルト・ナット、高さ調整のための木材で何とかしようとやってみました。

持っていたボルト・ナットの長さがちょっと長いのではみ出てしまいましたが固定するには問題ありません。

台の部分の金属と木片の穴空け調整にちょっと時間がかかってしまいましたが、組み立てみるとかなりしっかりしています。

後は、万力を用意して全体を固定すれば、刷れるはずです。

前の縦向きよりも横向きの方が断然使い易いと思います。


No.2604 制作中

2024-12-10 | 

制作中

天気も良い様ですから、今朝も朝から気合いを入れてます。

外です。

墨が飛び散りそうなのは、いつも外で書きます。

今回は小さいので、そんなには飛び散らないと思うのですが、習慣というのは恐ろしいもので、どうも外でないと気持ちが入りませんね。

気温は低いはずですが、こんなことをしていると寒さは忘れています。

もう少し頑張ります。

というか、

遊びます。


No.2603 制作中

2024-12-09 | 

制作中

今朝は暗いうちから。

やっとエンジンがかかってきた感じです。

いつものことですが、ギリギリにならないとその気になりません。

いつものスタンス。

でも、これが新たな作品を生むのです。

今回も、一番新しい作をお見せできたらと思います。


No.2602 パネルの下張り

2024-12-06 | 

パネルの下張り

勢いにまかせて、昨日一気に出来上がったパネルに鳥の子紙を貼っておくことにしました。

下張りです。

紙を一枚貼ることによって、ベニヤから出る色を防ぎ、クギの出っ張りや凹凸を補正し、次の裏打ちした作品の貼り付けも楽になります。

今日は完全に乾いたので、クギの少し出ている所を補正して出来上がりです。

後は作品制作に集中。

といきたいところですが、これはそう簡単にはいきません。


No.2601 パネル作り・完了

2024-12-05 | 

パネル作り・完了

この前から作ってきたパネル、やっと完成しました。

全部で新しく30枚です。

少しずつ5回にわたって作ってきました。

同じ作業ですが、段々と慣れてきて昨日は二時間余りで7枚を作りました。

こう並べてみると、少しずつ(1、2mmくらいか)大きさに違いはありますが、手鋸でコツコツ頑張って、反りもなく真っ直ぐに仕上がっているので、よしとします。

(プロではありませんから)

これで、これから、心置きなく作品制作に集中できます。

個展に向けての作業はこれから急ピッチです。

(45✕30cmを25枚、30✕30cmを5枚)


No.2600 版画「胡蝶蘭」

2024-11-28 | 版画

版画「胡蝶蘭」

昨日今日と雨模様です。

こんな日には、字を書く気にならなりません。

湿度高いと墨の発色が思う様にいきませんから。

それで、今日も版画です。

昨日作っていた版で、試し刷り。

まあ、思ったものに近い感じで刷り上がりました。

左側の空いているところは?

それは、いずれ。

とにかく、1月末の個展に向けて、急ピッチで作品制作です。

(ハガキサイズの用紙 今のところ赤一色)