海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.1893 デンドロビウム

2020-06-30 | 


デンドロビウム

毛虫退治が落ち着いたところで庭の植物を観察していると、今までとはちょっと違っているのに気付きました。

ぶどうは失敗でしたが、肥料をちゃんとやっているので、全体的には成育がよいようです。

やはり、エサをやらなければ、生き物は育ちませんね。

一番例年より成育のよいのが、このデンドロビウム。

新芽がこんなにいっぱい出るのははじめてです。

このように木にぶら下げている鉢は、どれも調子がよいようです。

やはり、着生蘭ですから、地面よりも上の方が好きなのでしょう。

あっ、アゲハ蝶がきました。

柑橘類に卵を産むためにしばしばやってきます。

蛾、蝶、トンボ、コガネムシ、カナブン、カメムシは、残念ながら敵ですから、追い払います。

てんとう虫やカマキリは歓迎です。

今日も庭でのんびりしています。

風が心地よいです。

No.1892 書 「毛虫だらけ…」

2020-06-29 | 


書 「毛虫だらけ…」

俳句で、毛虫は季語。

毛虫の俳句を探していたら、蕪村も子規も作っている。

とてもたくさんあるのに驚いた。

そして、毛虫は焼かれることが多かったようだ。

ただ現在では、庭での焚き火は簡単にできないから、薬を使わないのならば、潰すしかない。

数ある毛虫の句の中で、しっくりきたのが二句ある。

一つは、正岡子規の「生きかえるなかれと毛虫ふみつけぬ」

そして、書いたのが、「毛虫だらけの木を前にして立ちつくす」

内藤吐天という俳人の句。

この一週間の戦いはほぼ終わった。

今朝は20匹。

もうほとんどいない。

食べるものがなくなったので、見つけるのも簡単だ。

ぶどうの葉っぱは一部を残して、ほぼ葉脈のみとなった。

もちろん、実は途中でダメになった。

戦いとしては、完敗である。

しかし、せめて一矢をと思い、約千匹、おそらく三種類、大小様々な大きさの毛虫を駆除した。


毛虫戦記でした。

No.1891 血圧手帳

2020-06-28 | 


作品ではなく、まさに実用の書。

この1月から記録している血圧です。

掛かり付け医からもらった血圧手帳に、朝晩の一日二回、それぞれ二回以上測って記入していきます。

一週間で1ページ。

29週の間、記録してきましたが、29ページで一冊終了でした。

病院に行って新しいのをもらってくればよいのですが、今は病院には行きたくありません。

幸い血圧も安定しているし、無理して行く必要もないので、コピーして作りました。

気合い、入ってます!

No.1890 ホテイアオイとメダカの赤ちゃん

2020-06-26 | 


ホテイアオイとメダカの赤ちゃん

新しいホテイアオイはとても大きくてしっかりしています。

根も立派。

こんなホテイアオイなら、しっかり卵を着けてくれます。

気温も高いので、一週間もすれば卵は孵化しますから、次々とメダカの赤ちゃんが誕生しています。

写真、よーく見なければわからないくらい小さなものです。


さて、メダカの赤ちゃんを眺めながら、考えました。

このところ毎日戦っている毛虫も蛾の赤ちゃんです。

同じ赤ちゃんでも扱いはまったく違います。

でも、生き物が子孫を残そうとしていることには違いありません。

自然の営みなのです。

人間の都合によっているのにすぎないのです。

そう考えると、せめて写真にでも撮って見ていただきましょう。







一番上は、ブドウの葉が大好きな「ブドウスカシクロバ」の幼虫。全体に毛が生えていて、毒を持ち、この毛に触れると、腫れて痛む。二、三日は痛痒い。成虫のブドウスカシクロバは、体長4㎝くらいの黒紫スマートな蛾。光に透けて見るとなかなか美しい。成虫を見つけた時は、もちろん駆除するが、…。今年は卵を産みつけた。今回は、今まさに、幼虫の毛虫を駆除していて、今日も午前中に191匹駆除。この5日間で、800くらいになった。いったいどれだけ居るのか?

二枚目は、お尻に角のある大型の青虫。これは「コスズメ」という蛾の幼虫。これはまだ小さな方で体色は緑色だが、もう少し大きくなっって次は茶色になる。成虫は、はっきり認識したことはないけれど、名の如く、スズメの小さいののような色合いの蛾。この幼虫は今回のブドウの葉の点検中に4匹駆除。これがいると一気に葉っぱは葉脈だけになる。大食漢だ。金魚の餌とした。

三枚目は、イラガの幼虫。全身イガイガのこれぞ毒虫。これはブルーベリーの葉に付く。ブドウの葉とブルーベリーの葉は直ぐ近くにあるので、毛虫探索中に、たまたま発見できた。これは実に運が良かった。卵や産まれたばかりの時は集団でいるので、この段階で駆除していれば、被害は少なくて済む。例年、ブルーベリーの実が熟す頃現れて、実を摘み取る時に腕に触れようものなら、酷いめにあう。毒虫の中でも最高ランクのヤツだ。(幸い特効薬を持っているので、直ぐに処置すれば大丈夫だが、刺されない方がもちろん良い。)今回は、卵の集団一つと小さな幼虫の集団を二つ。もちろん即駆除。

写真にはないけれど、柑橘類にいた蝶の幼虫も小さなうちに駆除できた。


今、庭でこの記事を入力しているけれど、例年ならこんな風にゆっくりはできない。なぜなら、蚊に襲われてあちこち痒くなるから。

今年はメダカのお陰で、圧倒的に蚊は少ない。

いるのはいる。蚊も子孫を残そうと血を吸いに果敢に挑んでくる。何匹かは成功して卵を産む。

しかし、ほとんどはメダカの餌となっているようだ。

メダカの赤ちゃんを見ながら、そんなことを考えた。

朝から庭で作業していると、もう正午過ぎてしまった。

なかなかもの作りはできそうにない。


No.1889 ゴーヤ・移植

2020-06-24 | 


ゴーヤ・移植

種を蒔いたゴーヤ、本葉がしっかりしたので、植木鉢に移植です。

いっしょに出てきた兄弟分の苗は、一つは水耕栽培の実験に。

後はまだそのままです。


午前中は毛虫捕りに熱中していましたが、昼休みをはさんで、見るとまた出てきています。

朝から合わせて200匹は駆除しました。

駆除といっても、殺生ですから、気持ちのいいものではありません。

いつの間にか手の甲を二ヶ所刺されて、腫れています。

毒が回ったのか?

やる気がなくなって、今日の庭作業はこれでおしまいかな。

明日は天気が崩れそうなので、夕方もう一度毛虫に立ち向かおうと思いますが…。

No.1888 種蒔き4種・その後(パセリ、イタリアンパセリ、パクチー、シソ)

2020-06-24 | 




種蒔き4種・その後(パセリ、イタリアンパセリ、パクチー、シソ)

ブドウの葉っぱを食い荒らす毛虫との戦いは、今日も続いています。

夢にも出てきそうな程この三日間、かなりの数をヒバサミで駆除したのですが、次の日になるとまた葉っぱに取り付いていて、ブドウの葉は、ほぼ筋のみ。

オルトランが効きはじめるには少し時間がかかるだろうし、来年のためにも、また、ちょっとでも毛虫の毛に触れると、腫れて痛むので、とにかく、見つけしだい駆除するのです。

そんな中で、こんな風にかわいい芽が出てきてくれるとホッとします。

種蒔きして一週間、一番最初に芽を出したのはシソ。

かなり発芽率が良いですね。

続いてイタリアンパセリ。

パクチーとパセリはやっと、といったところです。

芽がこんなに出ると、次はどこに植えるのか、それが問題です。

No.1887 失敗と成功・果樹その2(パッションフルーツとブラックベリー)

2020-06-24 | 




失敗と成功・果樹その2

うまくいったり、いかなかったり。

やはり、果樹だから、実が成らなければつまらない。

でも、花が咲かなければ実もならない。

冬越しがうまくいって、今年こそと思ったパッションフルーツ(写真二枚目)は、充分に陽に当てているのに新芽も伸びてこない。

しばらく工作に熱中していたので、観察を怠ったのが悪かった。

どうやら、これも虫に食われているようだ。

新芽だけを狙って食べている。

葉っぱが青々しているので気づかなかった。

オルトランとナメクジよけを撒いておいた。


ブラックベリー(写真一枚目)の方は、順調だ。

元は鉢植えだったけれど、いつの間にか地に根を伸ばして、あちこちから新しい枝を出している。

昨年も豊作だったけれど、昨年以上に実は着いている。

ブルーベリーの枝をかなり切って新しいのに更新したので、ブルーベリーの収穫は半減するはずなので、このブラックベリーはありがたい。

アントシアニンは、ブラックベリーの方が多いのではないかと思う。

後十日もすれば色付きはじめるだろう。




No.1886 柿の葉・干す

2020-06-23 | 




柿の葉・干す


庭の木々が生い茂って、日射しを被い過ぎて、暗くさえあるので、柿とヤマボウシを風が通るように剪定しました。

柿は渋柿。

今年は実る予定でしたが、残念ながらダメなようで、二年連続で1、2個程度。

元々、葉っぱを茶にしようという目的でしたから、実が成らなくても大丈夫ですが…。

今年新たにまっすぐに伸びた枝を全部バッサリ剪定しました。

葉の大きくてきれいなのは、水洗いして、枝ごと干しました。

左横のハンギングはトレリア。

昨年購入した株ですが、冬を越して、すでに花が咲きはじめています。

庭の方は、ずいぶん明るくなって、あちこちに日射しの恵みが生まれました。

メダカをお陰で、今年は蚊がほとんどいないので、ゆったりと庭の時間を楽しめます。

朝から剪定していたので、ちょっと腕が筋肉痛。

No.1885 失敗と成功・果樹その1(ブドウとイチジク)

2020-06-21 | 








失敗と成功・果樹その1(ブドウとイチジク)

果樹は裏表の年があるという。

確かに隔年でその傾向があるけれど、今年のブドウは壊滅状態、大失敗である。

昨年はもう鈴なりで、処分に困るほどだったのだが、…。

むなしく空を見上げた。

トホホである。

無農薬の自然栽培だから仕方ないのだけれど、葉っぱを虫に食べられてしまった。

犯人は二枚目の写真の毛虫。

きっと蛾の幼虫だろう。

小さいのを見つけたので、できるだけ駆除したのだけれど、雨模様が続いたので、ちょっと油断した。

二日間で葉っぱはスカスカ状態、これでは実は熟せない。

せめて来年のために、見つけ次第駆除だ!

毛虫の毛に触れると痛いし腫れる、…。

mumumu…。


さて、成功の方はイチジク。

長年栽培しているのにうまくいかずに、わずかな収穫しかなかったが、今年は一工夫した。

毎年丈ばかり伸びて、実がならないのは、きっと枝を伸ばすために養分が使われているからだと思い、

冬の剪定の後に、まっすぐ伸びた新芽の先を5月に摘み取ってみた。

ちょうど手の届く高さで止めたのである。

ついでに、柔らかいので、枝を横に曲げておいた。

そうしたら、脇芽のところに花芽が着いて膨らみ始めた。

新芽は20本ほどあり、それぞれに5、6個…。

まだ途中でどうなるかわからないけれど、順調にいけば多くの収穫が期待できる。

4枚目の写真は、鉢植えのイチジク、セレストという品種。

地植えのとは違う品種だ。

こちらは、肥料をちゃんとやったからか、はじめて実を着けた。

どんな味か、楽しみ。



ブドウは一時期に実るけれど、イチジクは少しずつ収穫できるので、果樹としては優秀だ。

でも、ブドウも食べたい。

失敗は成功の元、来年はもっと考えよう。

No.1884 月桂樹・乾燥

2020-06-20 | 




月桂樹・乾燥

月桂樹の、きれいで大きくて色の濃い葉を10枚程収穫。

今回は電子レンジで乾燥してみました。

1分くらいずつ4回。

形は変わりましたが、色は緑色のままです。

自宅で料理に使うのだから、形は関係なく、これでOK!