海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.395 象

2014-03-30 | 工作


どこが象に見えるかって?
よーく見て下さい。
この優しそうな目を!
力強い鼻を!

はい、ただ伐っただけの木の枝です。
でも、こういう風に切ったら、きっと象に見えると
信念を持って切ったのです。
自然の造形は、やはり素晴らしくて、とても及びません。
その力を借りて、ちょっとだけ手を入れただけのものです。
とても、作品と言えるようなものではないかもしれませんが、
ちょうど、風景を切り取って写真を撮るように、
木を切り取ったわけです。
僕には、優しい象さんですね。

(椿の剪定された枝、といっても太さは7センチ程。
堅い木です。)

No.394 定期入れ2

2014-03-27 | 工作


もう一つの定期入れです。
実は、こちらのほうが先に作ったものです。
バスカードを入れるために、シンプルにデザイン重視で作りました。
中に挟んでいる黒の革の厚みがあったので、
合計の厚みが5ミリほどになりましたが、とてもしっかりしています。
反対側にも円い穴を開けています。
T.Tも押してありますが、糸にちょっとかかってしまいました。
(西鉄バスの車内にて、バックの模様はシートです。)

No.393 定期入れ

2014-03-24 | 工作


革の定期入れです。
自分で必要なものだけを入れられるように、
自分で好きなようにアレンジして作ること。
これが理想ですが、革というのは案外扱いやすい材料です。
何とか形になりました。
丸い窓がアクセントです。
(JR車内にて。バックの模様はシートの模様。)

No.392 時計バンド

2014-03-21 | 工作


段々慣れてきて、
ついにこんなものも作ってしまいました!
縫い目が揃ってきたので、何とか実用に耐えられるものに。
革のベルトをしたのは初めてですが、
こんなに軽いものだったのかと驚きました。
随分楽です。
ただ、夏は汗をかくとどうなるのかな?
そして、まだまだ改良の余地があるので、
また作ってみます。

No.391 山中無暦日

2014-03-17 | 


あんまりレザークラフトばかりではいけないので、
書画を一つ。
「山中暦日無し」
けっして、こんな状態ではないからこそ、憧れるのでしょう。
実際に曜日も何も関係がなくなってしまうと、
どうでしょう?
想像できませんね。
齷齪と毎日毎日忙しくしているからこそ、
心の平安を、
暦のない日を求めるのでしょう。
定年退職って、どういう心境なのでしょうね。
ともあれ、白の空間にさりげなく、一枚コッキリで、
しかも、軸装(紙ですが)していまいました。

No.390 デジカメケース

2014-03-15 | 工作


革工芸第三弾のデジカメケースです。
しっかりマチをつけて、マグネットホック、ベルト留め付いています。
なにしろ、端切れの革ですから、色や厚みがまちまちで、あるものを
どう使うかがポイントです。
一色でシックでシンプルに、といきたいところでしたが、
三種三色でポップなものになりました。
黄色い革は固くてしっかりしています。
ベージュのは厚くて柔らかいので、結果として
丈夫で手に馴染む使いやすいものが出来上がりました。
もちろん、デジカメの大きさにピッタリ合わせました。
これでザックの中でも安心。   

No.389 タブレットケース

2014-03-09 | 工作


次に挑戦したのはタブレットケース。
新品のタブレットを保護しようと、カバーやケースを買いに行ったのですが、
いいと思うものは高くて手が出ませんでした。
まあ、いつものパターンですね。
いきなりでは、どうしたらいいものか見当もつきませんでしたから、
ブックカバーで練習をしたわけです。
ありがたいことに、図書館に行けば革工芸の本が複数あります。
型紙もついているのがありますから、案外簡単には目指すものは見つかるもの。
あとは応用。
NEXUS7の大きさにピッタリ合わせました。
マチの部分がちょっとうまくいきませんでしたが、
実用に耐えられるものになりました。


No.388 革のブックカバー

2014-03-02 | 工作


今までやってみたいが、まだ手を出していないものが
たくさんあるのですが、革もその一つです。
革は、美しさ、天然、耐久性、手に馴染む感じなど
いい素材です。
愛犬の散歩用手綱の糸が切れて修理しようと思い立ち、
革工芸の本を借りてきて縫い方を調べました。
まあ、実習として、とりあえず一番初歩的なことを
このブックカバーでやってみました。
これがとても面白い。
夢中で作ってしまいました!
ただ、道具を揃えるのに少々予算がかかりましたから、
元を取るために、これで終わるわけにはいかなくなりました。
乞うご期待!