文房四宝や書に関係する道具類を手作りすることは
若い頃からいろいろと挑戦してきました。
紙、硯、墨、文鎮、水差し、等
いろいろ作ってきましたし、このブログでも紹介しています。
しかし、本格的な筆は初めてのチャレンジです。
筆は、なんといっても職人の技です。
簡単に使えるものができるとは思えませんが、
とにかく二時間の研修会に参加して、「鳥の筆」作りをやってみました。
この写真の真ん中のは、
職人さんの指示に従いながら、
白鳥の羽を芯にして、孔雀の羽を外側に巻いたものです。
のりで固めながら作っていますので、
実際どんな風になっているのやら?
後はプロにお任せですから、自分で全部作ったことにはなりませんね。
きっと、職人さんが修正?してくれるのです。
(いやほとんどやり直してくれたりするのではないかな)
なんといっても、麻紐で毛を締めていく作業が難しい!
締めがあまいと、当然抜け毛が生じます。
右のは、馬と羊とムジナの毛をまとめて一つにしたもの。
締めがうまくいったとは思えないので、きっとだめでしょうねー。
でも、おもしろかったです。
今度は紐の締め方を復習して、別の毛で挑戦してみたいと思います。