「味噌可なり菜漬け妙なり濁り酒」
毎日新聞、季語刻々より、坂本四方太の句。
濁り酒は、秋の季語。
濁り酒は、新米で醸すものだったそうだ。
そういえば、と思い付いて、頂いたスパークリングの濁り酒を、1600回目の記念として封を開けた。
ちょっと甘いので、しょっぱいものが欲しくなる。
四日程前の新聞だけれど、ちょうどよいと思って書いてみたのが、これ。
墨は、宿墨。
大いに宿墨。
この前濃墨で書いた残りに、水を足して干からびないようにしていたものだが、すでにかなり臭い。
墨も濁っている。
酒の香りが強いのはどうも苦手だ。墨の臭いの方は、慣れているので、この方が似合っている。
(半紙)