No.1675 版画「月に吠える」 2019-12-31 | 版画 版画「月に吠える」 おそらく今年最後の版画かな。 一版目で、終わっていたものに、二、三版目を加えたものです。 あえて、月は入れていません。 もう二版程加えれば、月も入りますが、狼の向こう側を想像していただいて…。 ともあれ、今年はたくさん版画しました。 なかなかうまくはいきませんが、新しい技法にも挑みました。 ささやかな展示会もできましたから、よかったのではないでしょうか。 その分、書の方が少し不足ですね。 来年は、ちょっと頑張らなくちゃいけません! では、皆様、よいお年をお迎えください。
No.1674 ローリエ 2019-12-29 | 庭 ローリエ やっと年賀状の投函も終わったので、ちょっと違うことをしましょう。 まだ若い月桂樹の枝を剪定しておいたのが、大きくてきれいな葉っぱなので、しっかり乾燥させました。 今回は、仕上げに電子レンジを使ってみました。 量の少ないときには、ちょうどよいですね。 これでも、道の駅や物産館で売っているものよりも、量は多いです。
No.1673 自作バレンで摺る(2020年賀状・その4) 2019-12-26 | 版画 自作バレンで摺る(2020年賀状・その4) いよいよ二版目の摺り。 久しぶりの木版擦りです。 やはり、木版はいいなー。版画してるって感じ。 自作バレンの使い心地もまずまずです。 大きくしたのは正解でした。 でも、持ち手の所はちゃんと作らないと持ちにくい。 今日中に擦り終えてから、細かな仕上げをすれば、明日は宛名書きに入れるか? いずれにしても、もう少しかかります。
No.1672 乾燥を待つ(2020年賀状・その3) 2019-12-26 | 版画 乾燥を待つ(2020年賀状・その3) 年賀状第一版目のプレスを終えて乾燥を待ちます。 案外濃い色になりました。 こんな風に並べるときれいです。 これは、プリントごっこ用のはがきを並べて立てておけるものに、ずらっと立てて並べた写真。 もう25年以上使っている愛用の逸品で、とても便利なものです。 狭い作業場で、これがなければ刷りあがったものを置場所に苦労します。だから、なくてはならない道具です。 昨夜、合計170枚程、刷りあがりました。 しっかりインクを乾かしてから、二版目の摺り(今度は木版ですからこの「摺」という漢字です。)に入ります。
No.1671 文字は木版で(2020年賀状・その2) 2019-12-26 | 版画 文字は木版で(2020年賀状・その2) 年賀状の二版目は、やはり木版。 この、絵と文字の組み合わせというパターンは、年賀状版画の定番ですね。 ずっとほぼこのスタイルで、年賀状は作ってきたように思います。 文字は、書家の端くれとして、必ず入れておきたいところです。 今回は面積的に少ないですが、少ないからこそ、シャキッと刻しましょう。 シナベニアで。 もちろん、部分です。
No.1670 こんな色で 2019-12-25 | 版画 こんな色で 今回の一色は、こんな色です。 昨日作ったローラー。 白、赤、黄色の混色です。 柔らかな春の色のイメージですが、やはり、ちょっとボーッとした感じですね。 これで一版で大丈夫なのか、やってみて判断することにしました。 どうなったかは、今日はお見せしません。 一応、年賀状ですから。 午前中、一気に150枚。 なんといっても紙の版ですから、何枚刷れるか、という問題もありますが、余裕でクリアでした。 乾いてから次の作業に入りますが、まだまだできません。 年内の投函を目指します。
No.1669 版画用ローラー 2019-12-24 | 工作 版画用ローラー いよいよ、というか、やっと年賀状作りに取りかかろうと思います。 なるべくシンプルに、少ない色で、一回で刷りたいので、新しいローラーを使うことにしました。 つまり、普段は、三原色(赤、黄、青)と白、黒のローラーを使っていて、重ねることで色を出しているのですが、一回刷りならば、最初からインクを混ぜて色を作っておいてから、ローラーでインクを乗せるということです。 そのローラーは、当然自作。買って来たりはしません。 道具類も作ることができるものは、自分で作るということです。 ちょうどペットボトルのキャップにピッタリの内径を持つ紙筒、ラップの芯を見つけたので、その芯をちょうどよい長さに切り、キャップの中心に穴をあけ、芯にはめ込んで、針金ハンガリーを分解して伸ばして曲げて、捻って、取っ手を取り付ければ、ほぼ出来上がり。 それに、ぐるっと表面のけばだたない厚紙を一巻きして、完成です。 二個できました。 で、これから年賀状の版を作ります。 さて、投函出来るのはいつのことやら…。
No.1668 花梨の紅葉 2019-12-23 | 庭 花梨の紅葉 今年はまだ暖かいのか、花梨の紅葉が今頃、という感じです。 例年はどうだったのだろう、と思ってみると、そういえば、この数年は、虫に葉っぱを食べられていたり、剪定してバッサリ切ったり、と紅葉も結実もなかったのでした。 久しぶりに実も六つ程採れたし、きれいな紅葉を見ることができました。
No.1667 版画「楽器」 2019-12-21 | 版画 版画「楽器」 続いて版画。 ローラーとタンポの併用で、色の変化がつきました。 これは特に、昔作った牛乳パックの自作手漉き和紙。 凸凹があって、ふわっと柔らかく厚みもある紙なので、おもしろい風合いです。 この紙に、もう何枚か刷りたいところですが、一枚だけ。まだまだいっぱい作ったはずなのに、残りはどこにいったのでしょう。 ちょっとこの紙を作った時を思い出しながら、いつもの紙で何枚か刷ってみましたが、これが一番でした。 ところで、これは楽器? こんな楽器はないと思います。 実は、切り残した紙を重ねていたら、ちょっとギターの様な形になったので、張り合わせて版にした、という廃物利用です。 何かの版を作った残りの紙も、案外おもしろい形をしているのです。 出来上がったものは、三弦の弦楽器に見えるかな?という感じです。 (はがき大、一版三色)
No.1666 版画「シクラメン」 2019-12-19 | 版画 版画「シクラメン」 もう一つ。 今日は調子が良い様です。 一版多色刷り。 初心に戻って、かなりシンプルに。 だいぶん安定してきました。 いろいろと組み合わせれば、表現の幅が広がりそうです。 今回はインクを着けるのに、ローラーではなく、タンポを使いました。 シクラメンの方も、基本的な赤の篝火のようなものにしましたが、色の変化は自由になります。 (はがき大、一版三色+鉛筆)