海山の創作ノート

工房T 海山の書、印、絵、版画、工作、etc.日々の暮らしの中で出来た作品を紹介します。 さて、今日は何を作るかな。

No.2627 裏打ち・「うれしいことも…」

2025-02-03 | 

裏打ち・「うれしいことも…」

個展が終って休む暇なく、裏打ち作業をしていました。

今度は、書塾の受講生の皆さんの作品展です。

全部で16点、裏打ち、表具をしています。

今日で一応裏打ちは全て終了。

これから、軸装やパネル等の表具です。

ついでに自作も裏打ちしました。

私のは、短冊大ですから、残った裏打ち紙で…。

「うれしいこともかなしいことも草しげる」山頭火です。

(短冊大)


No.2625 2025個展「山頭火を書く」・終了

2025-01-26 | 

2025個展「山頭火を書く」・終了

昨日無事個展を終了しました。

ご来場の皆様、誠にありがとうございました。

いろいろな人たちのお陰で、楽しい六日間を過ごすことができました。

この画廊喫茶こもれびは、画家の常連さん達の多い喫茶店です。

ご高齢の画家さん達の興味深い話、恩師、大学の先輩や後輩、同級生、元職場の同僚、知人、友人、教員時の教え子達との楽しい話で、小さな喫茶店は話の花が咲きました。本当にありがとうございます。

特に高校の同級生が支えてくれました。

ありがたいです。

どれだけ、書を通じた思いが、そして山頭火のことが、皆さんに伝わったかはわかりませんが、コツコツと続けていこうと思います。

また、来年も同じ時期の開催も決まりました。

次は何をしようかな、これからまた考えます。

そろそろ、フキノトウが出てくるかな。

「あるけば蕗のたう」など

 

感謝・海山


No.2624 個展「山頭火を書く」より

2025-01-23 | 

個展「山頭火を書く」より

今週月曜日からの個展ですが、初日、二日目は常連の画家の皆さんに来ていただきおもしろいお話を聞くことができました。

三日目の昨日は、私の大学の先輩後輩、同級生や旧同僚そして教え子達と昔話に盛り上がりました。

小さな空間での濃厚な時間です。

これがこういう場所で行う面白さです。

作品を一点。

「チ゛ャズとお経とこんがらがって」

今回どうしても加えたかった句。

あまり知られた句ではありませんが、山頭火が門司で詠んだ句です。

山頭火はチに゛でジャズを書いていますね。

当時の門司の賑わいを感じます。

今日の四日目は、さて、どんな出会いがあるでしょうか。

(30✕30cm)


No.2623 書小品展「山頭火を書く」・inこもれび

2025-01-20 | 

書小品展「山頭火を書く」・inこもれび

いよいよ本日より個展開催です。

土曜日に展示飾り付けでした。

なにしろ、作品点数が多いのでちょっと手間取りましたが、友人の助っ人のお陰でなんとか終えました。

どうしてもあと一点、上手く入らなくて困っていましたが、助っ人の提案でこんな風になりました。

いつもは使わない所でしょうが、これはナイスアイディア!

自分一人ではこんな所、お願いしづらいのですが、即OKをいただいて、採用しました。

玄関ドアの上の「こもれび」の名前のあるガラス部分に、看板を兼ねて両面張りの作品です。

全部で32点、種田山頭火の句を書きました。

門司観光のついでにでも立ち寄っていただければ幸いです。


No.2621 千字文を書く

2025-01-16 | 

千字文を書く

個展の準備も最終段階。

後は展示飾り付けの材料と道具をそろえるだけです。

こうなると、急に書きたくなりました。

書の教室では、「智永真草千字文」を臨書しているので、受講の皆さんには書いてもらっているのですが、自分では最近全臨していませんでした。

智永の法帖は貸し出し中なので、手持ちの千字文は、日下部鳴鶴の「三体千字文」。

これはまだ部品的にしか書いていませんでしたから、良い機会かと。

思い立ったのは夕方、書きはじめたのは、午後5時前。

一時間程書いて諸用と夕食。

8時から再開して、四時間、0時ちょっと前に書き終わりました。

計五時間くらいで千字、時々字を飛びぬかしたり動きを間違えたりで10枚程は書き直し。

おそらく半紙260枚くらい書いた様です。

やはり一冊終えるのは、なかなか気分いいですね。

この達成感は、山登りの山頂を制覇した気分です。

それにしても、学生時代はとても苦手だった草書ですが、まだまだですが、少しは書ける様になったかな。


No.2620 個展・作品配置を考える

2025-01-15 | 

個展・作品配置を考える

前回もそうでしたが、今回も作ってみました。

作品点数がちょっと多いので、はたして入るか?

なにしろ、会場の喫茶店内の展示スペースが狭いし、釘やフック、画鋲も新たに打てないので、今ある釘やフックを使って、どう配置するべきか、かなり考えなければなりません。

その為に喫茶店内の1/20の縮小模型を作ってから、壁面の配置を考えます。

平面ではなく、模型として立体的な展開図です。

その壁面に作品を仮に置いていき、位置を決めていきます。

三段掛け、窓、テーブルを利用して、なんとかなりそうです。

さあ、いよいよ準備も最終段階です。


No.2619 個展・看板用

2025-01-10 | 

個展・看板用

個展まであと十日。

準備も最終段階です。

A4サイズに刷ったものに手を加えて、こんな風になりました。

苦労してプレス機を新しく作った甲斐がありました。

 

会場は、

北九州市門司区柳町1−4−20

柳町中央ビル2階

画廊喫茶店こもれび です。

ささやかな小品32点です。近くにお越しの折には、ご覧いただければ幸いです。

海山

 


No.2615 個展・表装?

2025-01-05 | 

個展・表装?

三日間しっかり休んで、昨日から個展の準備を再開しました。

全31点の内、45cmと30cmのパネル28作の側面の色紙貼りです。

昨日、今日で貼り終えました。

あとは少し大きな60cmパズルを残すのみ。

昨年暮れに頑張った甲斐がありました。

これからゆっくりと展示のための準備に入れそうです。

これも表装と言えるでしょう。


No.2612 裏打ち・31点目

2024-12-30 | 

裏打ち・31点目

今回の個展の最後の作を裏打ちしています。

これで31点目。

予定ではもう少しのつもりでした。

実際、作品はまだ数点あります。

しかし、会場の展示面の関係でこれ以上は無理だと判断しました。

31点、山頭火の語呂合わせで、30は越えたかったので、これでOKとします。

よくあることですが、最後の一枚でミスが起こることが多いです。

段々と疲れが出てきているのか、

はたまた、慣れからくるいい加減さが出るものか。

マーフィーの法則?

まあ、とにかく、「功名の木登り」

最後が大切です。

慎重にいきましょう。


No.2611 裏打ち続く

2024-12-29 | 

裏打ち続く

個展までもう一ヶ月をきったので、書くのは止めて、裏打ちと表装に専念しています。

業者に頼めば、もう気楽なものですが、何でも自分でやりたがるものですから、仕方ないです。

もっとも、金欠ですから頼むこともできないという方が正しいのかもしれませんが⋯。

とにかく、準備の日々が続きます。

あと少し、あと少し。