一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

経済学のすすめ

2020-06-18 17:04:27 | 日記

         

今日は、三か月以上ぶりに茶文化資料館へ・・・お休み中に資料の整理が進んでいました。ありがとうございます。

ところで、頼んだ本が届くまで何か・・・面白い本が出てきました。

佐和隆光先生の『経済学のすすめ』・・・なぜこんな本を・・

何年か前、あるところに原発のことを書いたとき、大変興味深く読んだ本がありました。

佐和先生の『文化としての技術』。先生の歯切れのよい文に魅せられました。それで、この本を買ったんですね。

とにかく迫力満点。あたるを幸いぶった切るって感じ。

政府などが行う審議会の委員の先生の選び方が傑作! 思い当たるとこ、多々・・

三つほど条件があるそうですが、その一つ・・・

「法学部出身の課長の口車に乗せられて「カラスは白い」という事実に反する屁理屈を、まっとうに信じてくれる先生」

 

・・・

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免疫とは

2020-06-17 20:55:20 | 日記
     
     

梅雨の晴れ間・・・・『免疫の意味論』 読み終わりました。

難解な本ですが、書き方が上手なのでついつい読んでしまいました。

免疫とは、抗原抗体反応と、簡単に思っていましたが、とんでもない深いお話。

コロナがらみもあって、大変勉強になりました。お勧めの一冊。

多様性と偶然、目的不明のシステム・・・
ありとあらゆる異物(非自己)排除のメカニズム・・・そのための膨大な無駄・・生死を分ける偶然性
コロナが重症化するかどうかも偶然性に支配されてるような・・・

BCGは、ホントに重症化を防ぎそうですね、幼児の川崎病症状の発症も可能性が大いにありそう。
日本人で、死亡率が低いのも単に清潔好きだからではなく、・・・

なによりも、人の寿命も必然性があり、そのためのプログラムが組み込まれて日々実行されていることなんぞは・・、
いまとなっては胸腺も痕跡程度、それぞれに役割を持った細胞も青息吐息。どんなにあがいてもしょうがないと悟りました。

これは、27年前に書かれたので、免疫学の進歩の速さからすると、今はどうなってるんだろう・・・

どなたの本を読めばいいのか・・・とりあえず、宮坂昌之先生の最新作を注文しました。

免疫学の世界がどうなってるのか興味津々。

コロナさんありがとう


・・・
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またまたウンカ芽の紅茶

2020-06-16 21:19:48 | 日記
     
暑い一日になりそうなので、ウンカ芽を採って自家製紅茶を・・・萎凋

     
     揉捻・・・

     
     発酵・・・

     
     5時間で出来上がり

     

   早速入れます。味はキレがあって申し分なし、水色も・・・・香りに特徴が出ませんが・・。
   でも、 このくらいの紅茶なら、目をつむっていてもできます・・・

無農薬無肥料ということもありますが、「やぶきた」でこんな紅茶ができるなんて・・・
我ながら感心。

紅茶づくりにはいいけど、暑い一日でした。


・・・
   
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多田富雄先生

2020-06-15 15:57:44 | 日記
      

『免疫の意味論』 三分の一まできました・・インターロイキン、サイトカインなどなど・・
本庶佑先生のお名前なども出てきました。

聞きなれない単語がふんだんに出てきます。それにもかかわらず、本が置けません・・・。

大変申し訳ない話・・多田先生のこと、全く存じ上げなかったのです。本には、著者紹介の欄もなく・・

とても単なる科学者とは思えません。 で・・・ネットで調べます

東大名誉教授・免疫学者、そして、文筆家とあります。文化功労者受賞・・・
1934~2010 76歳でお亡くなりに。晩年は体調を崩しながら社会活動も・・・

評判の書も沢山お書きに・・・さっそく『寡黙なる巨人』という書を注文。 送料込みで398円・・・


堤未果さんのこと・・どっかに行っちゃいました


・・・
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今日のお茶と免疫を考える

2020-06-14 11:01:42 | 日記
     
今日のお茶は、ジャスミンで香り付した政和の白豪銀針・・・
白茶は、7年以上たつと宝と言われますので、これはまさに宝! 美味しくって香りもいい!

福岡伸一先生の本をパラパラ見てたら、免疫のことが出てました。そこで紹介されてたのが、多田富雄著『免疫の意味論』・・

コロナがらみで免疫のことが盛んに言われます。でも、免疫って何だろう?・・と思ってたので、早速この本を・・

ホントに便利です。古い本でも新しい本でも即座に手に入ります。

この本は27年前に書かれたものです。 当時の定価が、2,200円。 それを765円で・・・送料入れても1,022円ですぐ手元に・・・

堤未果さんの本は置いて、早速これを・・・

T細胞とか、B細胞とか、なんのことだかわからなかったことがわかります。

そして、「胸腺」・・・免疫の根本

何年か前、免疫力を高めるため、両腕を前後に振るといい・・ということが流行りましたが、これだったんですね。
またやってみよう・・・

その他、難しくってわかったようなわからないような、でも、面白い。 表紙の絵が意味深だとか・・・
自己とは、今いるあなたから切り抜かれたもの、自分などどこにも存在しない・・・科学と禅は紙一重。

     

毎日充実した日々を送ってます。コロナさんありがとう。


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今日のお茶と日本が売られる

2020-06-13 12:58:11 | 日記
     
今日は、武夷岩茶の「肉桂」・・・手持ちの武夷岩茶の中でも最高級品、一つまみマグカップへ・・・

今日は、堤未果さんの『日本が売られる』  これまで読んできた延長線上って感じ。農薬問題も含めて・・・

堤さんが川田龍平さんの奥さんとは知らなかった・・・

この本は、日本のジャーナリストが書く本とかなり違います。

アメリカでもお茶の本が出版されますが、殆ど料理研究家やコーヒー研究家といった人たちが書いています。ユーカースもそうですが・・
そして、沢山の関連文献を読み、うまく料理されているのに感心しますが、堤さんの書き方が同じスタイル・・・
向うの大学で訓練するとこうなるんでしょうね。

一方的なとこもありますが、スタンスを定めると当然、このような書き方になるんでしょうね。明快で説得力があります。

資本主義が突き進み「今だけ、カネだけ、自分だけ」しか考えない世の中になってしまって、じゃどうする・・・

「遠くのわかりやすい敵に気を取られて、近くにいる一番危険な敵を見落とせば、気付いたときには全方位囲まれ、あっという間にやられてしまう」

言われて、周りを見るとまさにその通り! じゃどうする・・・


外出自粛のおかげでいろんなことが見えてきました。 コロナさんありがとう。


・・・
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今日のお茶と日本人の心理構造

2020-06-12 16:08:00 | 日記
     

今日のお茶は、安徽省の「六安瓜片」・・・ 芯を入れずに2,3葉だけで作ってあって、世界無二の火入れ法!
一つまみマグカップへ・・

昨日から読んでいる『恥と意地』の副題は、「日本人の心理構造」 ・・・

こんな本は、前半は、著者も冷静ですが四分の三過ぎたあたりから、次第に書き手が興奮してきます・・・

その熱気がこちらへも・・・時間が経つのを忘れます。

結局、日本人の心理は、「忠臣蔵」の時代から変わってないということらしい。

言われてみれば、自尊心を傷つけられて、依怙地になってる人たちが結構いますね・・・

日本人の自我は、アメーバみたいな無定形・・・さて、どのように対応したらいいのでしょうか。


またまた勉強になりました。コロナさんありがとう。


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今日のお茶と週刊誌

2020-06-11 16:02:43 | 日記
     

今日のお茶は、政和の野生白茶・・・悪いけど、私が作った白茶の方がおいしくって飲みやすい。

今日、週刊新潮6月18日号が発売。例の農薬シリーズに対する農薬工業会からの抗議に対する反論が掲載。

私も抗議したことがあるので大いに関心があります。早速、週刊誌を買います。そして、ネットで農薬工業会のホームページを・・・

ありますあります・・・面白いといっちゃなんですが、おもしろい! 5月29日に総まとめが・・・
読んでると、最初は紳士的ですが、回を追うごとに興奮度が増します。 
でも、いろんなことを考えさせられました。

東大名誉教授の唐木先生が、ラウンドアップ問題を考えるセミナーをやってます。

その最後に・・世界的に有名な「たばこ訴訟」と「ラウンドアップ訴訟」を踏まえて次のように・・・

「科学の話をすれば皆さんに納得してもらえるだろうと思っていたが、納得してもらえないことがわかってきた。科学は重要だが、それだけでは人の心は絶対に動かせない。たばこ裁判でも人の心を動かしたのは、戦略的で多量な情報発信によるイメージ作りや世論作りだ。科学者もこの事実に学ぶ必要がある」

先日読んだ、トランプ大統領誕生と一緒ですね。良識だけでは通用しない世の中になってるんですね。
背筋が寒くなります。


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一年前の茶文化資料館

2020-06-10 17:14:18 | 袋井市茶文化資料館
    
    
    

3月10日に茶文化資料館に行ってから、ちょうど3か月・・・お休みしてます。

去年の6月11日の写真です。  また、こんな具合にお茶が飲めるようになるのか・・・・


・・・資料館は、今月から土、日は開館・・・私はもうしばらくお休み。


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今日のお茶と本

2020-06-10 13:48:11 | お茶の写真
    
 お茶は、湖南省の「古丈毛尖」 2級・・やはり美味しくないので、少し飲んで入れ替える

    
 先月作った白茶・寿眉の失敗作が出てきたので入れます。   はるかにいいですね!


 本は、鑪幹八郎著『恥と意地』・・なぜこんな本を買たのか不明・・

『トランプのアメリカ・・・』読了しました。 トランプさんがなぜ大統領になったのか・・ネット社会の恐ろしさ・・
いまだに人種問題に揺れるアメリカ・・ ハーバード大学と東大の違い・・など現代日本の抱える解決困難な問題なども含めて大いに勉強になりました。

コロナさん、ありがとう・・

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