◆低山散歩 天狗山編◆
こんにちは。市民レポーター、「かずさん」こと武田和巳(70才)です。
私は2022年10月で市のホームページに掲載されている『甲府市ウォーキングマップ』31地区のコースを歩きブログにまとめました。
引き続き“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”を目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。
甲府市31地区コースのブログはこちらにまとめて掲載されています。是非ご覧ください。
●甲府市ウォーキングマップ
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kenkoese/kenko/kenko/kehatsu/walking.html
****コースの紹介****
今回は「低山散歩」第5弾、甲府市にある低山の一つ、羽黒地区にある標高493mの天狗山(羽黒山)に登りました。頂上には「荒木大神」祀られています。麓にある大宮神社(羽黒)の脇にある登山口から登り始めました。
羽黒地区の「かずさんの街散歩vol.20」はこちらをご参照ください。
登山道は次の地図をご参照ください。比較的一本道です。
2023年9月5日に登りました。
車は、大宮神社横の駐車場に駐車しました。
「大宮神社(羽黒)」からスタートします。
大宮神社の境内には巨石がたくさんあり、神が降臨する磐座(いわくら)ではないかと考えられているそうです。詳しくは「見所紹介」でご紹介します。
大宮神社拝殿の右横を通り、裏の少し広い道に出たら右に進み、二股になっている道の左側を進みます。
道なりになだらかな道を5分ほど進むと、管理用の道路に出るので、そこを横断し、向かいにある階段を上ると石門がある天狗山の登山口で、そこから急な上り坂になります。
登り始めてしばらくすると「歓迎」の立札がありました。そこを過ぎると傾斜が急になりはじめ、気温の高い日でもありましたが、汗だくになり、休み休み登る箇所もいくつかありました。距離は短いですが、斜度はスキー場の急斜面に匹敵するくらいあります。
30分位登り続け、頂上近くには「白山大源霊神」の碑がありました。詳細は分かりませんでした。
そこから程なくして山頂に到着です。
頂上には荒木大神の拝殿があり、その裏側には直径30m、高さ6mの積石塚古墳があり、荒木大明神が祀られています。拝殿の横を通り裏に回ると積石塚古墳に登る階段があります。この積石塚古墳はスタート地点にある大宮神社の御神体とも言われています。
積石塚古墳頂上までの階段の両側には、天命霊神と考力霊神の石碑があります。足元の石はグラグラして歩きにくかったです。
古墳の頂上には荒木大神と刻まれた石柱、敬信霊神と書かれた鉄剣、読み取れない名前の書かれた鉄剣が立ててありました。
**** 急な坂 ****
標高493mの低山と高を括っていましたが、道路を超えた登山口から急坂が続きました。上りは休み休み進みましたが、下りは登山道には岩や石が多く足場が悪いので難儀しました。急なところは斜度30度以上あるのではないでしょうか?
昔から頂上で「お天狗さんの祭り」しているそうですが、登るのが一苦労だと感じました。お神酒で酔ったら帰りが大変ですね。
**** 見所紹介 ****
大宮神社の祭神は宮比神(みやびのかみ)で、大同2年(807年)に千塚より勧請されたと伝えられているそうです。境内には巨石がたくさんあり、神の降臨する磐座(いわくら)ではないかと考えられています。
**** コースの感想 ****
大宮神社から天狗山頂上まで歩いて約40分、頂上からスタート地点まで約35分、合計約1時間ちょっと、歩数は約3,500歩の低山散歩でした。
羽黒地区にある山なので気楽に登れると思っていましたが、急峻な道が多く上りはゆっくり、下りは慎重に歩きました。道はほぼ一本道なので迷う心配はありません。
山頂にある積石塚古墳は県下最大級でこの付近一帯に積石塚が100以上発見されており、6~7世紀の積石塚の一族が支配していた名残だそうです。
天狗山からの景色は甲府盆地が少し望める程度でしたが、散歩の満足感のある登山コースでした。