市民レポーターの村上由実です。
暮らしに役立つ豆知識やプロの技が学べる! 体験できる! 得する街のゼミナール
「第5回甲府まちゼミ」
に参加しました。
「まちゼミ」はお店の方が講師となって、プロならではのコツや豆知識などを教えてくれる少人数制の講座で、お店の存在・特徴を知るとともに、お客さまと信頼関係を築くことを目的とするコミュニケーション事業です。
2003年1月に愛知県岡崎市で始まって以来、全国各地で開催されており、甲府では平成29(2017)年2月の第1回から、昨年夏に行われた「甲府まちゼミkids」を含む全4回で、延べ1,500人が参加しています。
今回私が参加したのは、「Fluunt KOFU」さんで行われた
「夏野菜で作る お手軽重ね煮カポナータ」です。
「Fluunt KOFU」さんは第1回開催時から事業に参画されていて、実は私も参加していました。
そのとき作ったのが、混ぜて焼くだけの簡単カップケーキ。
とても満足した記憶が残っており、今回の参加を決めました。
当時は「まちゼミ」があまり周知されていなかったせいか、余裕をもって申し込みができましたが、今回は滑り込みセーフだったとのこと。
さすが人気店です(笑)。
今回習う「重ね煮」は、食材を順に重ね、蒸し煮にする調理法で、
l 簡単
l シンプルなおいしさを味わえる
l 日持ちも良い
l アレンジ自在
など、さまざまなメリットがあります。
用意していただいたのは、食べやすい大きさにカットされた食材たち。
きのこのほか、ナスやトマト、パプリカ、ズッキーニなど、色鮮やかな野菜が並んでいます。
まずは寸胴の鍋にオリーブオイルとみじん切りのにんにく、そしてローリエの葉を入れて火をつけ、にんにくの香りがたってきたら火を止めます。
通常「重ね煮」というと油は使わないのが一般的ですが、今回はオリーブオイルを使い、夏バージョンに仕上げます!
次に鍋底に塩を振り、きのこ類を並べます。
今回はブナシメジとエリンギをたっぷり。
その上に重ねるのは果菜類。
トマト・ナス・ズッキーニ・パプリカの順に重ねます。
続いて根菜類。
タマネギとニンジンを重ねます。
一番火が通りにくそうな根菜が一番上ということに驚かれた人もいたようです。
そして最後に再び塩を振り、フタを閉めて弱火にかけます。
20分ほど経つと、良い香りが漂ってきます。
中を確認してみるとこんな感じ。
野菜に火が通れば食べることはできますが、仕上がりのタイミングの見極めはお好みで、とのこと。
上手に見極められるようになるには、何度も作ってみることが大切ですね(*^_^*)
そのままフタをし、追加で約10分。
かき混ぜてみると…
先に重ねた色鮮やかなお野菜たちが顔を出してくれました。
早速器に取りわけます。
ん~いい香り。
ここからは試食タイムです。
「ホントに塩だけしか使っていないんですか?」なんて声も上がるほど、野菜の旨みが凝縮されていました。
また、食べながら重ね順の法則や簡単アレンジ方法も伝授していただき、質疑応答や、参加者同士のアレンジアイデアの提案なども!
こうして初めて会った参加者と交流できるのも、まちゼミの良いところですよね。
早速私も家で復習してみたいと思います (^o^)/
講師のFluuntのシェフ平野由布さん、そしてご一緒した皆様、楽しい時間をありがとうございました。
「甲府まちゼミ」お店の人が教えてくれる! 得する街のゼミナール
http://www.genkinamachi-kofu.com/machizemi/