きみどりの窓

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遠州鉄道全線乗車(車両編)

2012-01-17 | 散歩
今回の寄り道、遠州鉄道に乗りたかったのには理由があります。

数年前までの数年間、ほぼ月に1回のペースで浜松(当時は浜北市)に出張がありました。
そして遠州鉄道も利用していたのですが、利用していた区間はおもに新浜松~浜北間。
50往復以上はしていると思います。

そんなわけで、機会を見て西鹿島までの全線乗車をしてみたいと思っていたのですが、その機会に恵まれる前に出張で浜松を訪れることが無くなってしまいました。

そして今回ようやくその機会がやってきたというわけです。

前置きが長くなりましたが、今回撮影した遠州鉄道の車両をご紹介いたしましょう。

まずは遠州鉄道の始発駅・新浜松です。

写真1. 30形(モハ27)

(新浜松駅)
遠州鉄道においては旧型車の部類で、いつ来ても新浜松駅に留置されています。
古いのでもう走っていないのかと思わせるのですが、ラッシュ時には運転されているようです。
浜松出張の初期の頃に乗ったことがあるような・・・。

この写真を撮ってから一気に西鹿島に行き、天竜二俣駅まで行ったわけです。
天竜二俣駅から戻っての西鹿島駅です。

写真2. 30形(クハ85)

(西鹿島駅)
ここには車庫があります。
日曜日ということもあり、何本かの電車が昼寝をしています。
左端の線路が遠州鉄道線・新浜松方面です。
右端の線路は天竜浜名湖鉄道・新所原方面です。

遠州鉄道は早朝・深夜を除き終日12分間隔で運転されています。
単線で新浜松から西鹿島までの所要時間は32分。
新浜松を出発した36分後には西鹿島を発車し、72分後にはまた新浜松を発車することになります。

この仕様(?)江ノ電と同じです(江ノ電の藤沢~鎌倉間は34分)。
基本2両編成の電車がラッシュ時等に4両編成で運転されるところも同じ。
(路線距離は江ノ電の10.0kmに対して遠鉄17.8km)
江ノ電にはなじみがあるだけに、遠州鉄道にも多少の縁を感じます。

写真3. 発車を待つ1000形(モハ1006)

(西鹿島駅)
奥には30形(モハ26)が見えています。

西鹿島から新浜松に戻りつつ沿線からも撮影してみました。

写真4. 1000形(モハ1007)

(遠州芝本駅)
西鹿島行きを後追いで。
芝本駅は西鹿島から最初のすれ違い駅です。

写真5. 1000形(クハ1506)

(浜北~遠州小松間)
上に書いたように運転間隔は12分。
今回はあくまでも出張前の寄り道なので(笑)1ヵ所に長居はできません。
途中下車して自分が乗ってきた12分後の電車を撮影し、そしてその12分後(最初に乗ってきた24分後)の電車に乗って次に移動することを基本にしたため、1ヵ所では上下各1本ずつしか撮れません。

写真6. 2000形(モハ2002)

(浜北~遠州小松間)

写真5 と同じ場所で新浜松行きの2000形。
1000形と2000形は正直なところ見分けは付きません。
もっとも大きな違いはパンタグラフ。
2000形はシングルアーム、1000形は「普通」のパンタグラフです。

浜北駅から小松駅までは歩いて移動してしまいました。

写真7. 1000形(モハ1003)

(遠州小松駅)

小松駅のホームから自分が乗る新浜松行きを撮ってみました。
ホームがカーブにかかっているので真正面から狙えます。

そして八幡駅。
新浜松に向けて最後のすれ違い駅です。

写真8. 1000形(モハ1006)

(八幡駅)

新浜松駅から八幡駅までは高架化されています。
この感じも江ノ電の藤沢駅付近とイメージが重なります。

そんなわけで、念願の遠州鉄道の全線乗車を果たすことができました。