きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

東横線近況(その4)

2013-06-04 | 散歩
「いつまで続く?東横線近況」といささか食傷気味かもしれませんが、もう少しだけお付き合いください。

これまでも何度かお伝えしているように、東横線の優等列車が(一部)10連化されました。
各駅停車は8連のままなので、各駅停車のみが停車する駅のホーム長は8連分のままです。

以前の東横線ですと、ダイヤ乱れがあると「全列車、各駅停車で運転します」という対応をすることも多かったのですが、3月以降はそういうわけにはいかなくなりました。
私の記憶では、幸いまだ大きなダイヤ乱れはなかったと認識していますが、もちろん今後のことは分かりません。

そこは東急さんも対策無しというわけではないようで、一部の駅でホームの延長工事(*)が行われています。

写真1. 元住吉駅

日吉駅方に2連分の基礎工事が行われています。

写真2. 新丸子駅

新丸子駅では武蔵小杉駅方、多摩川駅方それぞれに1連分ずつ伸ばすようです。

上で(*印)を付けましたが、正式には「ホーム」の延長工事ではなく「通路」工事ということになっています。
「ホーム」ではなく、臨時停車の際に使用する「通路」ということですから、以前のように「全列車、各駅停車で運転」ということにはならないのでしょうね。



東横線近況(その3)

2013-06-02 | 散歩
東横線の近況報告の第3弾です。

3月の直通運転開始に合わせて優等列車(というか各駅停車以外)の一部は10連で運転されるようになりました。
以前の東横線は最長でも8連でしたから、渋谷駅の地下化という花形工事の裏側(?)で優等列車停車駅のホームの10連対応工事が行われていました。

写真1. 綱島駅

地元綱島駅です。
渋谷方に2連分ホームが延伸されました。

写真2. 綱島駅2

付近にある東急ストアの裏からです。
ちょうどお日様が当たっているあたりがホームの延伸部分です。

話しは少し逸れますが、今回のホーム延伸部には屋根がありません。
以前、東急の社員の方に聞いた話しでは、(綱島駅に限らず)にホームに屋根をかけるのも近隣との関係で簡単には話が進まない、のだそうです。

写真3. 日吉駅

こちらはお隣の日吉駅です。
一見すると立ち入り難い雰囲気ですが・・・

写真4. 日吉駅2

奥にホームの延伸部分があります。
日吉駅は横浜方に延伸されていますが、どうみても「仮設」感がプンプンしています。

日吉駅は、現在事業が進んでいる相鉄・東急直通線との接続駅になる予定なので、そちらとの関係でとりあえず仮設ということなのでしょうかねえ。

写真5. 日吉駅から綱島方

仮設(?)とはいえホームが延伸されたので、ちょっと新しいアングルで電車を撮影できるようになりました。
前回紹介できなかった東武の9000系です。

さて、8連と10連とが混在することになりましたので、ホーム上の乗車目標も10連版と8連版の2本立てになりました。

写真6. 乗車目標の例(1)

これは綱島駅の乗車目標です。
10連と8連で先頭車(渋谷方1号車)の停車位置が異なりますので、編成長によりホームの同じ場所でも乗車する号車が異なります。

写真7. 乗車目標の例(2)

こっちは日吉駅のもの。
日吉駅では渋谷方1号車の停止位置は8連も10連も同じ場所ですから、乗車目標は編成長に関係なく3号車なら3号車です(?)。

個人的はこれが困りもので・・・
毎朝綱島駅で東横線に乗り、日吉駅で目黒線に乗り換えているのですが、綱島駅で「いつもの場所」で電車に乗ると、日吉駅では2両分(40m)下車する場所が違ってしまうわけです。
朝の日吉駅のホーム上はかなりの人で、40mを移動するのも結構大変なんです。
結果、私の場合は綱島駅で10連を見送って8連を待つことにしています(笑)。
東横線の10連はまだまだ少数派ですから・・・。