クリスマスのうた

ピアノの部屋で 四才のお嬢さんのヴァイオリンと一緒に ピアノを弾く。

夕方のほんの短い時間に 夢のような出来事…

きらきら星変奏曲 クリスマスのうた…

とても良くお稽古が出来ていて 可愛らしいこと…

今度の発表会で クリスマスのうたを
弾くことになっていると聞く。

お里帰り中のゆきちゃんが 信号待ちをしている 散歩中のおばあちゃんを
タクシーの中から見かけて… タクシーを降りて 追いかけて来てくれたのだ。

散歩中に 何か気配を感じて 振り向いたら ゆきちゃんと お嬢さんの笑顔。

びっくりするやら 嬉しいやら…
我が家まで 一緒に歩く。

明日の朝に 東京に帰るというゆきちゃんが お嬢さんのヴァイオリンを 聴かせて下さることになって
一緒に弾いて… 楽しませて頂いた。

又 今度一緒に弾きましょうねと 約束をする。

秋の日の つるべおとしの中を さようなら さようなら… 何度も何度も 振り向いて 姿が見えなくなるまで聞こえた
四才の愛らしい声が 暖かく心に残る…