福岡の紅葉の名所「秋月城跡」です。
秋月藩は黒田長政の三男を藩主として始まった小さな藩ですが、天領日田と福岡藩を結ぶ重要な地点として栄えた城下町です。
また秋月は、明治9年に起こった「秋月の乱」の舞台でもあります。
明治政府に対する士族の反乱は、神風連の乱・秋月の乱、そして西南戦争へと続いていきます。
秋月城(本来は城ではなく陣屋)跡に残された黒門。
城跡は現在中学校になってます。
木造の校舎が城下町の雰囲気を現在に伝えています。
城壁に落ちたイチョウの葉が美しい。
杉の馬場通り…侍達が馬術の腕をみがいた所。
春は桜の名所です。
国指定の重要伝統的建造物群保存地域に選定された「秋月」。
写真は葛きり屋さん。
江戸時代に栄えた城下町は、秋月の乱で城は焼かれ士族も商人も去り衰退の一途をたどったとか…
古い城下町の風情を残す秋月は、土壁の古民家が多数残り、秋は紅葉、春は桜と名所が多い所ですが…
もう少し整備すればもっといい観光地になるのになぁ~と思いました。