リビングストンデージーは、ハマミズナ科の南アフリカ原産半耐寒性一年草。鉢植え用および暖地の花壇用草花と
して栽培されている。葉が多肉質で、花が菊に似ているため「サボテンギク」、同科のマツバギクに似ていて葉が
へら状のため「ヘラマツバギク」ともいう。学名の種名は、「ヒナギク属のような形の」の意味であるが、キク科
とは近縁ではない。
匍匐しながら生育していく小型の植物で、草丈は10cmほどである。葉はへら型の多肉質で、長さ5cm、幅2cmく
らいになる。花は早春に開き、直径3~5cmで、日が当たっているときだけ開花し、日陰・曇天・夜間には閉じると
いう性質を持つ。赤・樺色・黄色・紫紅色・ピンクなどの花色があるが、多数の花弁のように見えるものは蕚片が変
化したもので、花色に関わらず基部は白く、金属様の光沢がある。
2016.04.26、柳井市「やまぐちフラワーランド」にて撮影した。
PENTAX K-3 ”雅” + Pentax smc-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。