ミオソティス・モナミブルー(学名:Myosotis sylvatica)はムラサキ科ワスレナグサ属の多年草。草丈は
20~40cm。原産地は欧州。北方領土を含む北海道~本州の中部地方に分布し、日当たりのよい林の中や道
端に生える。茎は根元から直立。葉や萼には粗い毛が生えている。根際から出る葉はへら形で、長さ5cmく
らいで、鋸歯はない。茎の途中から出る葉は細く小さく、互生。花期は5~7月。花は、花冠が5つに裂けて
いる。花色は青、紫色、白っぽい青などで、花の真ん中に黄色い目がある。雄しべは5本。花の後にできる
実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。卵形で黒褐色をしている。帰化植物
のワスレナグサと似ているが、ワスレナグサは茎の根元が横に這うことや、萼の切れ込みが浅いこと、毛が
短いことなどで区別できる。属名の Myosotis はギリシャ語のmyos(ハツカネズミ)+otis(耳)からき
ている。葉の形を表したもの。種小名の sylvatica は森林に生えるという意味。別名エゾムラサキ(蝦夷紫)
、ミヤマワスレナグサ(深山勿忘草)。2016.04.26やまぐちフラワーランドで写す。
PENTAX K-3 ”雅” + Pentax smc-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。