モモイロタンポポは秋にタネをまくと翌年の春に花を咲かせる一年草で、茎や葉を傷つけると乳白色の汁が出る。
モモイロタンポポを含むキク科クレピス属は200種類が北半球の温帯に分布し、一年草だけでなく毎年花を咲かせ
る多年草のものもある。
名前から「桃色の花を咲かせるタンポポ」と思ってしまいがちだが、分類ではタンポポとは属が違う異なる植物で、
同じ仲間ではない。
非常によく枝分かれして花をたくさん付けるのでセンボン(千本)タンポポの別名もある。名前の示すとおりピンク
色の花を咲かせるが、白花の変種も存在。性質は非常に強く育てやすい草花。
属名のクレピスはギリシア語のクレピス(krepis:サンダル)が語源だが、由来ははっきりしない。
2016.04.26、柳井市「やまぐちフラワーランド」にて撮影した。
PENTAX K-3 ”雅” + Pentax smc-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。