咲きはじめのタチアオイ、やがて夏休みに入ると、子供たちでにぎわうタチアオイの迷路になるらしい。2018.05.30日に撮影した。
タチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea、シノニム:Alcea rosea)は、アオイ科の多年草。属名Althaeaはギリシア語由来の古典
ラテン語に由来し、語源たるギリシア語「althaia」は「althaino」(治療)と関連している。古来、タチアオイは薬草として用いら
れた。
当初は中国原産と考えられていたが、現在はビロードアオイ属(Althaea)のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との
雑種(Althaea setosa ×Althaea pallida)とする説が有力である。花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がな
された。草丈は1~3mで茎は直立する。花期は6~8月で、花は垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていく。ちょう
ど梅雨入りの頃に咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる(花茎の頭頂部まで開花が進む)ことになぞらえて、「ツユ
アオイ(梅雨葵)」という別名も冠されている。2018.05.30日に撮影した。
Pentax K-3Ⅱ”雅”+Pentax DA16-85mmF3.5-5.6 ED DC WRで撮影した。