広島県山県郡北広島町、古保利薬師堂にあるカエデやイチョウの黄紅葉はみごとなものです。うっそうとした参道に
沿って仁王門をくぐると黄紅葉で、埃に塗れた心が洗われるように感じられます。あまり知られていない古保利薬師で
すが、私の紅葉スポットの一つに加えられました。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
広島県山県郡北広島町、古保利薬師堂にあるカエデやイチョウの黄紅葉はみごとなものです。うっそうとした参道に
沿って仁王門をくぐると黄紅葉で、埃に塗れた心が洗われるように感じられます。あまり知られていない古保利薬師で
すが、私の紅葉スポットの一つに加えられました。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
広島県山県郡安芸太田町筒賀、筒賀大歳神社の大イチョウ、黄金色の絨毯を敷き詰めたようなイチョウの落葉は、
たくさんの観光客の足に踏みにじられても、次から次に振り落ちる葉でその落ち葉は新鮮でした。子供たちがカメラ
マンの誘導で落葉と遊ぶ光景は、シルエットになったことで作為を感ぜずにすみそうです。
PENTAX K-5 ” 鮮やか ” + Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HMS で撮った。
広島県山県郡安芸太田町筒賀、筒賀中学校の前、筒賀大歳神社の境内にある大イチョウです。11月13日午後3時半ごろ、
臨時駐車場の筒賀中学校に車を止めざるを得ないほど、多くの観光客、カメラマンでにぎわっておりました。
あたりは一面、イチョウの落葉で黄金色に染まっておりました。
筒賀大歳神社の大イチョウの推定樹齢は1100年を超え、樹高は49m、周囲8.2mの巨木で、広島県の天然記念物にも選
ばれています。イチョウは「銀杏」のほかに「公孫樹」、「鴨脚樹」と書きます。「公」は祖父の尊称で、この木に実がなるようにな
るまでには長い年月がかかるので、祖父が植えてもその実を食べるのは孫の代になるということからだそうです。
PENTAX K-5 ” 鮮やか ” + Sigma 8-16mm F4.5-5.6 DC HMS で撮った。
古保利薬師堂(こおりやくしどう)は、中国自動車道千代田インターから北西の方向にあります。スーパーうを目印に、
その横手から岡の方を見ると、薬師堂への登り口を示す赤い幟が立っています。二十数台は止められると思われる駐
車場も、訪れた11月13日は、早朝のせいか余裕でした。今年の紅葉はいまひとつのようでしたが、古保利薬師堂の
紅葉は十分満足のいくものでした。
※せきどよしお「仏像探訪記」参照
古保利は「郡(こおり)」からきた地名らしい。古保利薬師の裏の山からは50基を越える古墳が見つかっており、古代より
勢力をもつ者がいたことがわかっている。この地は山陰と山陽を結ぶ交通の拠点であり、郡の中心地であったのだろう。
古代には凡(おおし)氏という豪族が勢威をはり、この薬師堂の前身となった寺院を建立したものと思われる。
その後鎌倉時代以後桃山時代までこの地を治めた吉川(きっかわ)氏の保護により、この寺院(福光寺という名前であった
ことがわかっている)は大いに栄えたが、江戸時代になって吉川氏が岩国へ転封になって以後衰微し、ついには無住の堂
が残るのみとなった。薬師堂の諸像の多くは破損が進んでいるが、そのような歴史の流れの中でかろうじて残った仏像を
集めたものと考えられる。現在は仁王門の後ろに立派な収蔵庫が建てられ、北広島町が管理している。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
もとは後白河天皇の離宮「蓮華王院」です。 本堂(国宝に指定)の柱の間数が33あるので、三十三間堂と
呼ばれるようになったのです。
PENTAX K-5 ” 風景 ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
大神山神社奥宮へと向かう、日本一長い石畳の参道を歩いていると、途中「金門」と記された分かれ道に
遭遇します。記された通り、金門の方へ進むこと約80m。昔、僧兵たちが修行したといわれる「僧兵荒行の
岩」の前、一気に視界がひらけ雄大で、険しい大山の北壁の絶壁が目に飛び込んできます。 北壁をのぞむ
この一帯は通称「賽の河原」と呼ばれ、大山の金門と元谷の間に位置し、絶好の眺望ポイントとしてカメラ
マンに人気があります。 賽の河原は三途の川の事で、死者が渡って行くところとされ、こちらが不毛の荒涼
とした地帯であることから名づけられたのです。
大山寺から石畳の参道をあがったところに、大神山神社奥宮があり、社殿は全国最大級の
壮大な権現造りです。もともとは僧が修験のために大山に登り、その道場として簡単な遥拝
所を設けるようになったのが始まりとされていますが、創建・開創は出雲風土記、延喜式など
に記載あるものの不明とされています。
大神山神社三つの日本一
1つ目は、大神山神社に続く道を自然石を敷きつめた参道の長さが約700mで我が
国最長であること。
2つ目は、社殿が国指定の重要文化財かつ国内最大の権現造りであること。
3つ目は、奥の宮幣殿にある白檀の漆塗りが日本一規模が大きくて美しいこと。ほか
西日本最大級の神輿もあります。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
10月27日16時58分、夕日に赤く染まった、赤い大山を見ることができました。土地の方たちにお伺いすると
「赤富士」ならぬ”赤大山”と呼ばれているそうです。数分間のひとコマでした。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
10月27日、大山寺参詣を済ませ、一路宿泊先の米子市へ向かうべく、大山観光道路の快適な
ハイウエイを下っていきます。ハイブリッド車には優しいなだらかな下りがつつきます。しばらく行き
ますと夕日が眩しく眼に飛び込んで来、回りをススキが 群生している駐車場に車を止め、しばらく
素晴らしい夕景を写します。日本海へと沈む陽の美しさに、この日最後の写真に相応しいシーンと
なりました。結局この駐車場の名は分からずじまいでした。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
緩やかな森の中の上り道を、大山寺参道を目指して歩きます。カラマツの植林地の黄金色の紅葉と、
大山の自然林の色とりどりの紅葉と両方をお楽しみいただけます。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
紅葉に囲まれた修験道が通った古道を抜けたどり着いたところが寂静山(じゃくじょうざん)です。大山寺の開基・金蓮上人が
寂静されたという伝説の山で、山頂には金蓮塔があり、このあたりから大神山神社の東側にかけて中世以前の寺坊の存在
を物語る地形が数多く残っています。また標高868.5mの山頂は展望台にもなっていますが、雑木が茂り大山北壁は樹幹越
しにみることになります。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
吾妻山の山頂から、今度は登りと違う稜線に沿って下るルートを辿ることにしました。ブナ林の中を歩くので
新鮮な感じで、下ることができます。このルートはお勧めです。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
11月3日、三次市吉舎町(みよししきさちょう)の大慈寺(だいじじ)の紅葉を写したくて、吾妻山(あずまやま)から
南下してみました。寺院横の説明文によれば、大慈寺は、応永28年(1421)に、和知信濃守氏実によって開かれ
た禅宗寺院。開山の宗綱は三原市の佛通寺(ぶっつうじ)開山愚中周及の高弟であったという。観音堂は永享11年
(1439)に和知時実が建立したが、その後焼失し永禄12年に再建された。
※ 住職の丁寧な説明によれば、大慈寺観音堂は、江戸時代中期(17世紀後半~18世紀前半)と、明治末期に
大きな改造を受け天井・建具は失われ、低い床が張られ屋根入口仏壇の向きが替えられる等の変更が加えられてい
るが、建具を除いては当初の形態がよく残っているそうです。建築形態はとくに贅を凝らしたものではないが、時代の
特色をよく示しているようです。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
標高1239mの小高い山に付けられた名前は、古代神話に出てくるイザナギノミコトが、比婆山に眠る妻の
イザナミノミコトのことを思い、山頂から《吾が妻よ》と偲んだことが由来とされています。11月3日、曇天の
吾妻山に登ってきました。なだらかな稜線を侮り、高をくくって登りましたが、意外ときついものでした。毎日
散歩しているとはいえ、山は坂とは違うことを痛感した次第です。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。
大山のブナ樹林は西日本随一の規模といわれています。古来から、山岳信仰に帰依する
修験道の修行道場として栄えてた大山寺では、名所・旧跡を彩る趣のある紅葉を楽しむこ
とができます。訪れた10月27日は、いまひとつであり、ブナやナラあたりはともかく、カエデ
は青葉、2~3週間先のように思えた。
PENTAX K-5 ” 雅(みやび) ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮っております。