ミス・メリーのクリスマス雑学講座♪

今年もブログ主に代わってクリスマスソングを歌うわよ♪

薔薇と太陽2

2011年06月01日 17時48分30秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
早速サニー号に乗船した。
船内にはチョッパー、ウソップ、サンジの私スペース有。
チョッパースペース(医務室)の壁に、一味の写真が貼ってあり、良いなと感じた。
船内ショップ限定カップ、完売したそうな。
流石ワンピ、買おうと考えてたのに。
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薔薇と太陽1

2011年06月01日 16時28分43秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
ハウステンボスに無事着いてます。
薔薇が大分台風にやられちゃってるようで…
というか紫陽花へのシーズン転換期ですな
ホテルヨーロッパのロビーの花、今日急ピッチで仕上げてました。
見事です!
必見!!
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秋に初夏の薔薇20

2009年11月22日 17時36分50秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
初夏の旅記録を秋から綴り、終わる頃には冬間近(ってかもう立冬過ぎた)。
1回目の公開月確認したら、9月ですよ。(汗)
3ヶ月も引っ張れるんだから、我ながら感心してしまいます。
また今度12/3にハウステンボス行って、また冬の旅記録書いてく予定ですが、多分また3ヶ月以上続けて、終わる頃には春が来てるかと。(汗)
予告を出した所で前回の続き、ラストの今回はおまけ編のお土産編で御座います。



買い物好きな母と一緒に行くと、私が買う必要無いほど母がしこたま買うんで、土産が少なかったりする。
そんな訳で、今回もあんま買ってない。
その中で普段買ってない物を抜き出して紹介するとなると更に物が少なくなるんですが(汗)、それでも自分から見て「これはお薦めかも」と思った物をピックアップ致しましょう。

最初に紹介するのは記事1番上の写真の「缶ワイン」。(↑)
ビネンスタッド地区に在るショッピングモール、マルシェ・ド・パラディ内の「DEJIMA」と言う店で買って来た物です。
ワインを専門に扱ってるのは「ディオニソス」なんですが、売っていたのは「DEJIMA」の方でした。
もっともこの2店舗は隣り合ってて、どっちも酒販店なんで、境界線はっきりしとらんのですよ。
店長がソムリエで、極めてワイン専門のカラーが強い「ディオニソス」と比較して、「DEJIMA」は焼酎にビールにリキュールと、ごった煮カラーなのが特徴。

で、珍しさに缶ワインを買って飲んでみたんですが、結構イケましたよ。
ワイン党じゃない自分の意見じゃ参考になりませんが(汗)、辛口ながらも飲み易く感じられました。
ただ「ワインはグラスを転がし飲む物」と認識する本格派には合わないでしょう。
つか缶だとワイン飲んでる気分になれない。(笑)
けど気軽に飲み易く、値段が安いのは嬉しい。
白だけでなくロゼや赤も有ったと記憶してます。
土産話の積りで1缶どうでしょ?

試飲も充実してるディオニソスについては、まったりさんのブログを参考にされて下さい。(最後までお世話になります…)
土産としてだけじゃなく、ホテルでちょいと飲むにも、手頃なドリンクが揃ってますよ。(アルコール駄目な人用にノンアルコールドリンクも売ってます)



↑オープンした頃から販売している、息の長いお菓子「バッケンポンプーンブック」。
恐らく此処で最も歴史有る土産の1つではと。
ランガダイクのオークションに参加した時出品されて、まだ有ったんだな~と懐かしく思い今回買って来たという。(失礼御免)



↑中身は有り勝ちな南瓜饅頭なんすが(中心は南瓜の種)、ネーミングが可愛らしいのと、あんま嫌われない味とで、会社への土産に選ぶ事が多いのです。
賞味期限が長いのも有難い。
購入を希望する人は先ずオークションに参加してみよう、出品される可能性高いと思うんで。
てゆーか息が長過ぎて、そろそろ消えちゃうかもしれない…。



↑「エダム・カドゥ」、これもオークションで出品されてたお菓子。



↑エダムチーズを使用した煎餅だそうで、食べてみたらピザみたいな味がした。
甘じょっぱくて美味しかったです、クセになる味かも。



↑ミッフィー型のCDケース、これもオークションに出品された物で、母が獲ったのを自分が貰ったという。(笑)



↑ハウステンボスの写真データを収録したCDを入れるのに使おうと思ってな。(笑)
くりんとジッパーを開けて、中に24枚入れる事が出来ます。
ジッパー閉じると縫ぐるみにしか見えない、秘密データを隠すのにも好都合です。(笑)


ハウステンボスはお菓子も美味しいし、面白い土産が沢山有りますよ。
買い物好きな人にもお薦め、是非遊びに来て下さい♪



【完】

長らくお付き合い頂き有難う御座いました!
無事終了したんで、明日は目次頁に1~リンクしようと考えてます。
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秋に初夏の薔薇19

2009年11月21日 18時24分11秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
最近土日によく観る番組が集まってます。
土曜は2時間旅番組にふしぎ発見!
日曜はワンピにハガレンに仁。
土曜はいい、だが日曜に観る番組が多いというのは、次の日出勤する事を考えると、疲れるから多少困る。(勝手な言い草)
特に夜9時~放送する仁は、DVDに録っておいて、後で観ようかと悩むほど…けど気になるし、溜めるの嫌だしな~と思って、結局その場で観ちゃうという。
今回みたいに三連休で月曜も休みだと、非常に楽だな~と感じるのでした。
雑話終えた所で前回の続き、漸くフィニッシュで御座います。



花結いショーが終わり、直ぐにローズパレードが始まると言うので、人波に乗って会場であるアレキサンダー広場に移動しました。
その途中パサージュで結婚式に遭遇、アメイジンググレイスをBGMに、花嫁と花婿は白いレースで飾られたクラシックカーに乗って、参列者と観光客の祝福の声に送られ、旅立って行ったのでした。
お幸せに~!
てゆーか旅行中これで5組の結婚式を観ましたよ。
最早街のショープログラムの一部になってる。
実際綺麗な結婚式は観ていて楽しい、だから見掛けるとつい追っ駆けてしまう。(笑)

で、パレードに話戻しますが…広場に着いてみたら、既に沢山のギャラリーが会場に垣根作ってました。
初めて観る為何処が観賞ポイントか判らない、それで適当に人波ん中ひょこひょこ~っと潜り込んだという。
で、皆様と一緒に待っていた訳ですが、時間を過ぎても影すら見えない。
アートガーデン方面から賑やかな音楽は聞えるんですよ。
どうやら出発はしているらしい…段々音楽が近付いて来てるし、そろそろ現れるだろう。
気分は学○のおばさんを待ち侘びる子供、まだかなまだかな~♪
しかし中々現れず、焦れてざわめくギャラリー。

結局予定してた時間を20分オーバーしての到着でした。
広いから…ハウステンボス…隣の地区でも、ゆっくり歩くとかなり時間かかるから。(汗)
つくづくパレードするのに適さない場所だな~と再認識致しました。
いや実はオープン当初はパレードやってたんすよ。
けれど何時の間にか廃れてしまった、然もありなんって気がしますが。

TDLみたいに予めパレードを意識して設計してないと無理な気がする。
TDSもパレードに適さない場所だわな。
あそこはそもそもメインショーを観るのにも大変な苦労を強いられる。
パークがすり鉢状の構造してるから、そのせいでかなり前から場所取りしないと、ショーが全然観られない。(汗)

それはさて置き、漸くやって来たパレードに、観客は拍手と歓声を送ります。
先頭はセグウェイに乗ったお兄さん達、その後に地元中学生のブラスバンド、当日結婚式挙げた花嫁花婿が乗ってる馬車、花結い師とモデルさん達の乗った馬車、場内観光用の馬車、花のフロートが続き、広場を1周したのでした。



↑中学生とは思えない、見事な演奏を聴かせてくれた、ブラスバンドの皆さん。

演奏の前半を終えた所で、司会が花結い師とモデルさん、それに花フロートのデザインをした方を紹介。
加えてさり気無くセグウェイや馬車ツアー、場内で行ってる結婚式について、宣伝してたのが微笑ましかった。
そうか、その為にパレードに組み込んだのか。(笑)



↑紹介を終えた所で再びブラスバンドの演奏再開、更にフラッグを使っての演技を披露してくれました。
このフラッグはためかせてのショーがとても綺麗だった。
青に赤に色んな色のフラッグ使って、まるで虹の如く華やかな演技を観せて下さったのです。
シャボン玉の演出も、ファンタジックさを増してて、素敵だったと思う。
息を合わせて陣形を素早くチェンジしたり、上から観ると更に楽しかったらしい。
公式ブログにローズパレ—ドについての詳しい記事が上がってたんで、紹介させて頂きます。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=396&catid=6)

も1つ、前回紹介した花結いショーについても上がってたんで、並べて紹介。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=392&catid=6)
パレードに出演してた女の子全員、花で髪を結ってて可愛かったv

パレード終了後はマーチングバンドの演奏に合せて、



↑紅薔薇で飾った馬車に乗る花嫁さんと花婿さんが、



↑白薔薇で飾った馬車に乗る花結い師とモデルさんが、



場内観光用の馬車花のフロートが帰って行ったのでした。

ハウステンボスらしい素朴なパレードで楽しかったです。
これ以上派手派手しくやるのは、むしろ此処に似合わない気がするんで、これからも素朴なホームメイド感覚のイベントを行ってって欲しい。

母も違う場所から観ていたらしく、パレード終了後広場で合流、出国前に最後のお茶を飲む事にしたのです。
場所はホテル・デンハーグ内の紅茶専門ラウンジ「ティークリッパー」。



↑いや場所はエクセルシオールだったんだけど、「ティークリッパー」として営業してたんすよ。(汗)
まぁどっちも目の前の海を硝子越しに眺められる(記事1番上の写真↑)、今は休館中のホテル・デンハーグが誇っていた飲食施設ですが。
入店してショックだったのは、既に店内が物凄く簡素に片付けられていた事。
テーブルに花すら飾られていない。(涙)
かつてはこんなにも優雅なレストランだったというに…。
いやかつてのティークリッパーはこんな感じで、そっちは更にショックな有様になってました。(涙)
ややこしく思われるでしょうが、先ずティークリッパーだった店舗が、今年のGWが終わると共に、閉めちゃったんですよ。
同じ頃、エクセルシオールのレストランとしての営業がストップした。(いや軽食は受け付けてたけど)
で、エクセルシオールの店舗を使用し、ティークリッパーの名前で、喫茶を暫く営業してたという。
受付で渡された飲食店ガイドを確認して、「ティークリッパー休業したって聞いたけど、まだ営業してたんだー!!」と、喜んで駆けつけたらこういう状況ですよ。
なんだか二重のショックを味わいました…。



↑気を取り直してケーキセットを注文しました。



↑薔薇の咲く時季限定、「ロジエール」です。
まったりさんの紹介記事を観て以来、1度は食べてみたいと考えていたのです。
苺のムースに薔薇のムース(ババロア?)、それらをホワイトチョコでコーティング、薔薇デコレーションしてある、非常に凝ったケーキで御座いました。
薔薇の良い香りと、甘酸っぱい味が、イメージしてた通りだった~♪
花弁に水滴が付いてたのも、演出として素晴しいなと感じたんですが…これは意図して付けた物だったのか?(だとすれば凄い)



↑飲物は暑かったんでアイスティーを注文。
珈琲党の母も、此処では珍しく紅茶を頼んどった。
飲み終ってから、やっぱり珈琲にすれば良かった、なんて言ってたけど。

かつてのエクセルシオール、ティークリッパーについては、まったりさんのブログを参考にされて下さい。


ホテル・デンハーグは7/1のチェックアウトをもって、休館してしまいました。
今年の初夏以降行ってない自分は、今からその休館した様を見るのが恐い…。
日本の景気が好くなるよう、そんでお客さんがいっぱい来てくれるよう、切に願うばかりです。


しんみりして御免なさい。(汗)

お茶を飲んでる最中、母が気になる話を出して来た。
どうも波が荒い為に、私らの乗る高速船が欠航するらしい。
実は波が荒いのが気になったんで、途中でマリンターミナルに寄って、受付に確認したのだそうな。
以前欠航のトラブルを体験した時の記憶が残ってる自分は非常に焦った。
だったら1便早めて帰ろうと言い、ホテルに置いてあった高速船の時間表を見たら、出航時刻まで後10分も無い。(汗)
慌ててホテルを後にし、マリンターミナルに駆け付けたのでした。
思い出に耽る間も無かったけど、この判断は正しかったと思う。
外に出て波を見たら、確かに荒かった。
てゆーかそれならお茶飲む前に言ってくれって話で(汗)…しかし母曰く「船が駄目ならバスが有るじゃない」と思い、そんなに重大視してなかったらしい。
悠長だな~~、欠航した際のバスは、地獄の如く混雑するんだぜ。(体験者談)
まぁでもラスト(ラスト言うな)デンハーグを過せて、無事高速船に乗って長崎空港に着けたんで、結果オーライっつう事で。
往きの飛行機とは違い)帰りの飛行機は特にトラブルに見舞われませんでした。



後1回、土産編に【】く!
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秋に初夏の薔薇18

2009年11月16日 22時26分21秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
気が付けば18回…。(汗)
しかし終りが漸く見えて来ました。
多分後2回位…か?(汗)
取敢えずギリギリ秋内に終わりそうです。
目処を付けた所で前回の続き~。



ハウステンボスを離れる前に、今一度薔薇の運河を目に焼き付けようと、ホテルから運河に沿って歩いて行きました。
薔薇祭初日の土曜って事で人はかなり多かった。
地元のTV局も取材に訪れてたらしく、アートガーデンの方でマイクテストをしとりましたよ。

生憎の曇り空ではあったけど、薔薇の瑞々しい美しさのお陰で、景色が華やいで見えました。
薔薇は運河に注ぐ滝飛沫の様に下へ向って咲いてるだけでなく、並木に巻き付き上に向っても咲いていたのです。
何処を撮ってもバックに薔薇が咲いてるなんて、さながら70~80年代少女漫画の世界ですな。



↑ビネンスタッド~ミュージアムスタッドを繋ぐアカデミー橋下には、薔薇祭期間限定で「ローズカフェ」なる野外喫茶が。
薔薇紅の色に合せてか、パラソルとテーブルクロスの色も紅色。
円い水槽に白薔薇と紫の薔薇を浮べ、ハートを形作った演出が素敵でした。
自分は撮って来なかったんすが、まったりさんのブログに写真が上がってたんで、毎度勝手ながらリンクさせて貰います。(汗)
当時のメニュー等についても、詳しく紹介されてますよ。



↑野外席の傍に繋留されてたクルーザー、注文を受けるとスタッフは此処で用意して、席まで持って来て下さる。
ランチ食べたばかりで満腹だったけど、折角だから寄ってく事にしました。(照笑)



↑マカロン位なら食べられるかな~と思い、マカロンとローズジュースのセットを注文。
ローズジュース、内心おっかなびっくり飲んだけど、普通に美味しかった!
含んだ途端口いっぱいに薔薇の香りが広がるんだけど、味はフルーツジュースの様に甘酸っぱい。
想像してたのとは違い、非常に飲み易かったんで、土産に買ってけば良かったと後悔しましたです。



↑マカロンは3種類。
イエローにはレモンクリームを挟んである。
グリーンには抹茶クリームを挟んである。
そしてピンクには薔薇ジャムを挟んである。
予想を裏切り最も甘かったのはレモンマカロンでした。
いや~もう激甘でしたよ。(笑)
個人的に抹茶マカロンが1番美味しく感じたです。
けどどれも香り良く、ローズカフェで出すにはぴったりのデザートに思いました。

私が来た時はお客さんいっぱいで、席は1つ空いてるのみだったんすが、13時15分に「間も無くアートガーデンでイベントを始めます~」というアナウンスがかかりましてな。
お客さんが一斉に席を立って移動してしまい、自分1人だけが残されたという。
で、空席になったのを見た烏がテーブルの上の砂糖とミルクの入った壷を悪戯しにやって来た。
嘴で突っついて取り出しバラ撒く烏を、スタッフが必死で追い払うんだけど、懲りずに何度もやって来る。
野外カフェは風情有るけど、スタッフは大変だな~と思った。
けどメゲずに来年の初夏もまた営業して下さいね、スタッフさん。



↑お茶を飲んだ後は、ニュースタッドの駄菓子屋「ドロピエ」に寄りました。
此処は可愛らしい形のキャンディーやチョコを売ってて人気を呼んでた店なのですが、私が行った直ぐ後にやはり閉店してしまいましてな~。(涙)
事前に閉店のお知らせを聞いてたんで、そもそも立ち寄ったという。
マルシェ・ド・パラディに新しく駄菓子屋さん出来たけどね。
違うんだよな~、ハウステンボスならではの駄菓子じゃない。
店の特色だったキャンディーの量り売り、何処かで受け継いで欲しいものです。



↑せめてもの思い出作りにキャンディーやチョコを少し買ってった後、アートガーデン方面に道を戻りました。
ニュースタッド地区の運河沿いも、花が咲き続いて綺麗でしたよ。



↑写真をパシパシ撮りながら、アートガーデン方面を眺めると、やたら人が集まってる。



↑聞えて来る琴の音に惹かれて、自分も近くまで観に行った。
そこで行われていたのは「花結い」のイベント。
フラワーアーティストにして花結いの提唱者TAKAYA氏が、観客の前で琴の生演奏をBGMに花結いを披露していたのです。
「花結い」とは……ちゃんと理解してない自分には上手く説明出来ないんですが(汗)、簡単に言っちゃえば髪を花で結う事らしい。
しかし花の形をしていても、必ずしも花を使う訳ではない。
観ていたら紫のレタス(チコリ?)を薔薇の形にして、髪に飾ったりしてました。
コンセプトは「髪に華やぎを」、「よりナチュラルなヘアメイクを」って事らしい。
ハウステンボスに相応しいイベントです。
洒落っ気の無い人間なもんで、興味持たずに素通りする積りで居たけど、途中からじゃなくちゃんと始めから観れば良かったな~と後悔した。
それ位風雅で面白いイベントでした。



↑何より花咲く野に遊ぶモデルさんが、まるで妖精の様に可憐で美しかった。
居るだけで絵になるんだから、やはりプロは凄い。
ちなみにその横のホースランドでは、マーチングバンドが練習してました。

次回はそのマーチングバンドが登場する、薔薇パレードについて紹介致しましょう。



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秋に初夏の薔薇17

2009年11月15日 18時02分06秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
今日でこのブログも(多分)4周年を迎えました。
いやぁ我ながらよく続いたもんだと。
此処まで続けて覚った事、それは「疲れてる時は書かない」。
文章から疲れが滲み出てるのが、読んでて解っちゃうから。(汗)
疲れ切って書いた文章は、良い感じにプッツンしてて、それはそれで面白く読めるけどね。
これから先年末の大忙しでゆっくり更新になる予定ですが、どうか気長に宜しくお願い致します。
それでは前回の続き…ちなみに記事上の写真(↑)は、ホテル・ヨーロッパのロビーに飾られてる伊万里焼の大壷とか大皿とか。
他にもアンティークな家具やら何やら飾ってあり、ホテル全体がさながら美術館の様で、古道具好きなら廻って観るだけでも楽しいでしょう。
宿泊してない方も時間潰しに是非寄ってみて下さい。
これからクリスマスデコレーションもされて、きっと益々素敵ですよ~。



最終日の朝、母は6時半から起き出し、7時半に何処かへ出掛けてしまった。
自分は遅く起きる予定を立ててたんで、構わずベッドに入ったまま寝直し。
9時を過ぎてから起きて、前日場外の全日空ホテル内のコンビニで母が買って来たヨーグルト&牛乳を朝食に頂いた。

10時頃母戻る、聞けば開園時間の9時前に場外へ出て、また全日空ホテル内の売店を覗きに行ってたらしい。
勿論本当はいけない、しかし入国ゲートでお願いしたら、特別に社員通用口から通して貰ったのだとか。
我侭な客に寛容な対応して下さり有難う御座います、スタッフさん。

うちの母はどうも全日空ホテルを気に入ってるらしく、ハウステンボスに居る間毎日欠かさず遊びに行く。
泊まるのは場内ホテルが良くても、売店はあそこが1番使い勝手良いらしい。
ハウステンボスエリアに於いて、コンビニは貴重だからね。(笑)
置いてるハウステンボス土産も人気商品を厳選してあるから、特に初めて訪れた人には選び易いだろうなと思う。
宿泊者じゃない人にも解放されてる点が、全日空ホテルのカラーと言えよう。
逆に同じ場外に在りながら、日航ホテルは宿泊者じゃないと寄り辛い。
宿泊者にとってはプライベートが守られているという事で、対照的な両ホテルのカラーは較べると面白く思う。

それはさて置き旅の話の続き。
宅急便で送る荷物が重かった為(買い過ぎです)、母は部屋まで取りに来て貰った。
ホテル・スタッフさん有難う。
その後は場内アンケートを書いたりして、残り時間をゆったり過した。

11時半チェックアウト…通常は11時がチェックアウト時間なんですが、自分はファミリエ会員なんで、13時チェックアウトの特典有りなのですよ。
(ファミリエ会員についてはこちらを→http://www.huistenbosch.co.jp/familie/)
自分は年会費払ってないファミリエ会員なんすが(汗)…何度も行くなら年会費払う会員になった方が得な気がします。



↑朝食券をブランチに換えて、デ・アドミラルで(朝食を兼ねた)昼食を頂きました。
連泊すると朝食券をブランチ券に換えられる。
朝はあんま食べない習慣で、昼に豪華な食事をしたい方に向いている手段です。

ホテルヨーロッパのメイン・ダイニング「デ・アドミラル」は、現在のハウステンボスに於いて食事処の頂点であり、その分値段も相応にお高い。
しかし高くつくだけあるお料理なんで御座います。



↑案内された席はシンゲル橋を眺める窓際席、しかし母の席は壁が邪魔して、窓から景色が少々観辛かった。
その為席替えを申し出た所、スタッフは快く受容れ、セッティングしてあった食器を移動して下さった。
サービスする側にとってはやり辛い位置だったろうに、我侭聞いて下さり有難う御座いました。

母はカレー(此処まで来て…)、自分は本日のランチを選んだ。



↑ランチコースの最初に運ばれて来たのはパン。
温めて篭に持って来て下さる、後でお替りしても勿論OKです。
ロードレーウで食べて美味しかった丸パンを出して頂けて嬉しいv



↑バターは冷たい小皿にタップリと。



↑メイン料理はポークの網焼きバターライス添え、粒マスタード風味のソースが素晴しい味わいでした。
豚肉実はそんなに好きじゃないんだけど、食べられちゃうんだから凄い。



↑地元野菜で作った新鮮なサラダ。

料理の味にも感動したけど、それ以上に感動したのはスタッフのサービス。
涼しい顔で1度に3皿纏めて持って来て下さるんですよ。
肘の力で挟んだ皿が微動だにしないんですよ!
なんてプロフェッショナル…恐れ入りました。

此処まで私らが食べ終わった所で、スタッフが静々と近付き、一旦テーブルを片付けます。
テーブルの上を櫛で掃いて、パン粉1粒残さず綺麗に。



↑デザートはキウイシャーベットとタイムの香りを付けたカスタードアイスでした。
ちなみに母はカレーライスを注文したので、パンもデザートも付かなかったのですが、冷たい物が苦手なので有難かったらしい。
んでも此処のアイスクリームは絶品ですよ~。
南ヶ丘牧場のアイスはワイルドな美味しさだけど、此処のレストランのアイスはロイヤルな美味しさだ。(何のこっちゃ)
つまりは上品な美味しさって事で、1度食べたら忘れられない味ですよ。
冷たい物が苦手じゃなければ、残さずお召し上がり下さい。
盛り方も美しいよなぁと何時も感心する。



↑〆は毎度の如く紅茶、此処のホテルは必ずミルクを温め、泡立てて出して下さる。
砂糖はブラウン&ホワイトのストーンタイプ。
約1時間半かけての優雅なランチでした。
デ・アドミラルについてはまったりさんのブログを御覧下さい。(毎度本当にお世話になっております…)



↑店を出た際、通りすがりに内海を覗いたら、結婚式の用意をしていた。
ポンツーンウエディングっつって、カナルクルーズ付きの結婚式は人気が高いのです。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/wedding/style/pontoon.html)
ハウステンボスに来て花嫁さん&花婿さんの姿を見掛けない人は少ない筈。
舞台演出に優れた場所だから然もありなん。
ハウステンボス側にとってはお金を落としてくれて、ショーを演じてくれる訳だから有難い。
という訳で結婚を考えてる方々は是非こちらへ。(笑)(→http://www.huistenbosch.co.jp/wedding/)

食後は母と別れ、私は暫くホテルをウロウロしてました。



↑売店カルフールを覗いたり…現在は「アビステブティック」と名を変えて営業中。



↑その後階段上ってロビーへ。



↑前回チラッと言いましたが、ロビーの花が来た時と変ってました。
実はホテルヨーロッパのロビーの花は、毎週金曜に替えられるのです。
花を活けるのを担当してるのは、長崎県在住のフラワーデザイナー、金澤利信氏。
毎週金曜お客の目の前で、幅5m、花瓶を乗せる台込みで高さは3m、使用する花は400~500本という超スケールで、大花瓶に活けるのだとか。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/flower/special/t_kanazawa.html)
母はタイミング良くその現場を目にしたんだそうな。
私は残念ながら観られなかった…。
木曜到着時、少し花が草臥れて思えたのは、替える直前だったからなのだなぁと納得したのでした。
薔薇祭に合せて薔薇薔薇薔薇尽くしに活けられた花は可憐かつ艶やか、高貴な香りを館内に振り撒いておりました。



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秋に初夏の薔薇16

2009年11月14日 21時52分35秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
なんかもう季節は冬ですな。
そんな中未だ季節外れな記事を上げて済みませぬ。(汗)
まぁでもアレだ…来年の初夏に読めば万事OK、1年遅れだけど。(汗)
前回に引き続きギヤマンミュージアムから、今回はシャンデリアをメインにお送り致しまする。



ミュージアム内吹き抜けのホール天井には、巨大な硝子のシャンデリア(↑)が吊り下げられている。
これは1840年にインドのマハラジャがフランスのバカラ社に注文した物で、元はインドの国立美術館に収蔵されてたらしい。
幅2.2m、高さ3.5m、重さ750㎏、4628個の硝子パーツを組み合せ完成されたそれは、点灯するとさながらダイヤモンドの如くゴージャスな輝きを放つ。
以前ふくちゃんのブログで教えて頂いた事だけど、750㎏って軽自動車並の重さらしい。
天井から自動車がぶら下がってると想像しよう、すると下通るのが恐くなりますが(笑)、ミュージアムのシンボルとして長らく愛された存在でした。

毎日17時半頃に点灯されるのですが、休館の知らせを伝え聞いてか、その頃になって大勢の客が詰め掛けて来ました。
私もその1人に入る訳だけど…こんなに愛されてた施設、休館はやはり勿体無いなぁ。



↑シャンデリアを取り巻き螺旋を描く階段を下りつつ、ゆっくり鑑賞して行きましょう。



↑天井近い3階から、



↑手摺を伝い、至近距離で眺められる2.5階へ、



↑案内板の有るこの階から観ると、手が届きそうに思えます。
つか実際に手が届きそうで恐かった。(汗)
子供に悪戯されなかっただろうか?
入館者のマナーの良さに乾杯。



↑「未知との遭遇」風に撮ってみた。
白に緑に赤、考えてみればクリスマスカラーである。



↑更に2階へと下り、



↑1階下りて見上げてみた。
記事TOPの点灯前の写真と見比べてみて下さい。



↑玄関から出る間際、「休館なんて残念です」と、案内スタッフに声を掛けた。
そしたら寂しそうに笑ってましたよ。
同じ事私以外にも大勢から言われ、「どうして休館するのか?」訊かれたそうな。

現在は既に休館してて、結婚式を挙げない限り、此処には入館出来ない。
此処で式を挙げれば、シャンデリアや3階に飾ってあった展示品には出合えるかもしれない。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/wedding/style/stadhuis.html)

それ以外の展示品については…実は今年の12/19~来年の2/14迄、パレス美術館でハウステンボス所蔵の硝子工芸品等を公開するらしく、もしかしたらそこでお目に掛かれるんじゃと考えている。
いや私は残念ながらその頃行けないけど。
御覧になられた方、その際は宜しければ情報下さい。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/museum/topics/collection.html)
けどやっぱりギヤマンミュージアムとして営業再開して欲しい。
中央広場に建ってて目立つのに、休館させたらイメージダウンだよ。



↑玄関を出て花時計の前に立った所で馬車ツアーと出くわした。
これはホテルアムステルダム前(広場側)を発着点として、1日数回行われているツアーです。
通常は9時半~17時迄、1回約60分かけて場内を廻るのだけど、場内ホテルに宿泊してれば8時~9時の早朝便も利用出来るそうな。
また、冬季限定で18時半~19時半の夜の便も運行するらしい。
予約制で料金は大人2,000円、4歳~小学生は1,000円、要予約。
(詳しくはこちらを→http://www.huistenbosch.co.jp/transport/topics/horse.html)
季節柄かこの時自分が見た馬車には、薔薇のステンドグラス風の飾りが馬車に施されていた。
今は多分クリスマスデコレーションがされてるのではないかと。
オランダ馬に牽かせて場内を廻る観光馬車ツアー、此処のゆったりとした空気に似合ってる様に感じました。
カッポカッポと道を踏み鳴らして行く音が耳に心地良い。
初めて来たけど1日しか居られず、効率良く廻りたい人には特にお勧めで御座います。

馬車が通り過ぎた後、今度は母と偶然出くわした。



↑そういや今回(折角ホテルヨーロッパに宿泊してるのに)カナルクルーザーに乗ってなかったね~って事で、一緒にユトレヒトのカナルステーションからトワイライトクルーズを満喫しに。
で、ビックリしたんですが、今は半周した所で一旦全員降ろすように変わったんですね。
その後で1周希望する人は、再度受け付けて乗船させるという。
これは如何なる理由からなのか?
更にまったりさんの記事によると、一般客の利用するカナルクルーザーと、ホテルヨーロッパ(&フォレストヴィラ)宿泊者専用カナルクルーザーを一本化し、一般客をユトレヒトで降ろした後、ホテルヨーロッパに停船するようになったのだとか。
効率は良くなった気がするけど、ホテルヨーロッパ宿泊者だけの特権が段々無くなってく気がして、ちょっと残念に感じなくもない。

kiraraの対岸を通過する時、白鳥が抱卵してるのが見えた。
そこでクルーザーの運転手さんが話した事にゃ、雛は既に孵化してるけど、烏から護る為に或る場所で保護してるそうで、残念ながら自分は観られませんでした。
けれど毎年GW前後は白鳥の抱卵の季節、可愛い雛を愛でたい人は、その頃を狙って行くと良いでしょう。



↑1周してユトレヒトに戻った所で雨が降って来たので、ドムトールン下の中華料理レストラン「ラオリー」で夕飯を食べる事にした。



↑炒飯・ラーメン・水餃子・胡麻ボールに好きなソフトドリンクを選べる、お得な「ラオリーセット」。
私が選んだのは山ブドウのジュース…って、毎回変り映えしない店行って、変り映えしない料理ばっか食べてて済みません。(汗)
けどリーズナブルな割に、サービスも味も悪くないこの店を、自分は非常に気に入ってました。
ファーストフード店でありながら、水も箸もナプキンまで、席に持って来てくれるんですぜ。
ハウステンボス内の飲食店は、昼は全体的にリーズナブルなんだけど、夜は一気に高くなる。
リーズナブルな店は閉めるのが早いと来た。(汗)
そんな中、昼も夜も値段設定同じで、中間休みも取らず、遅くまで営業してくれてたこの店を、私は愛していたのです。
や、愛していたっつうのは大袈裟な表現だけど…閉店のニュースは結構ショックだった。
ただまったりさんの記事によると、「メイファン」と名前を変えて新装開店したのだとか。
しかも経営がハウステンボスのホテルに変ったというなら、味はむしろレベルアップしてる可能性が高い?
次回行った時に是非寄ろうと考えてます。



↑食べ終わり店を出る頃には、雨は止んでました。
19時を過ぎてたけど空は未だ紺色、ハウステンボスの夕べは幻想的で美しい。
花火の時間まで部屋でまったり寛ごうと、ホテル・ヨーロッパへ戻る事に。
したらロビーの花が変ってて驚いた、この件については次回話します。

部屋で暫しTVを観て寛ぐ、タイミング良く九州の菓子について、紹介する番組をやっていた。
そこで知ったのですが、長崎では鯉をリアルに象った餅菓子を、端午の節句で食べるのですか?
カスドース、鶏卵素麺、金平糖は知ってたけど、これは知らなかった。
ハウステンボスでもGW中に郷土菓子として売ってみたらと思う。
てゆーか実際に見てみたい。

20時半頃花火を観ようと、オレンジ広場に行きました。
広場の前に建つホテルだから、パッと出れて便利。
この夜の花火ショーは、重々しいBGMが特徴的な、出港編で御座いました。
流石にこの時間になると空は真っ暗、雲に反射したレーザーは昨夜よりもくっきり美しく、昨夜よりもずっと混雑していた。
明日から薔薇祭スタートだからね。

現在は新しく「グリーン・シンフォニー」という花火ショーを開催してるけど、世界1周を音楽と花火で体感させる「アラウンド・ザ・ワールド」大好きだった。
勿論新花火ショーにも期待してますとも。
「グリーン」な点が、今のハウステンボスの方向性を表現してて、らしくて良いと思う。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/green_symphony/)



↑花火終了後、今は休館中の(涙)ホテル・デンハーグに寄り、館内のワインバー「ヴィノテーク」でワインを飲みました。
したら昨夜シェヘラザードでカクテルを作って下さった方が居て驚いた。

「明日の夜は是非ヴィノテークにお寄り下さい」

そうか、昨夜精算した時に営業スマイルを浮かべて言った台詞は、御自身が此処に居る事を暗示してたのかと納得行く。(笑)
ホテル休館を機に、名物バーマンが辞職してしまったからね…そのせいで2店持ち回りとは大変な。(汗)
私は林檎リキュールタイプの赤ワイン「ポモード・ノルマンディー」を、母はフランスの中辛スパークリングワインを注文した。
済みません、メモ取るの忘れたんで、母の飲んだワインの名前覚えてません。(汗)
写真も撮っては来たけど失敗したんで上げません。(汗)
私が注文したリキュールワイン、入れられてたグラスに細かく模様が彫られてて、とても素敵だった。
リキュールグラスには凝ってて洒落てる物が多い。

ヴィノテークに寄るまで(と言うよりハウステンボスに来るまで)自分にとってはワイン=お高い物で、身近に感じた事は無かった。
味も何だか酸っぱいイメージを持ってて、そんなに美味しい物かなぁと…。(好きな人には御免なさい)
この店で画期的だったのは、グラス1杯~提供するというサービス、しかもリーズナブルに。
お陰で気軽に味見が出来て、ワインに対する壁が打ち破れたという。
2002年「日経おとなのOFF」9月号の記事によると、国内でワインバブルが起きる前にワインセラーの仕込を始めたお陰で、良いワインを安価に多数取り揃えられたのだとか。
ハウステンボスの創始者の先見性を語るエピソードである。

2杯目のワインは、母は同じ物、私はスペインのマスカット風味のワインを頂いた。
やはり名前を覚えてなくて御免なさいなのだけど(汗)、黄色がかった爽やかな甘味の美味しいワインでした。
日頃ビール党なんで、飲むピッチが早いと母から文句を言われてしまったよ。(笑)
窓から見える景色は黒い海、オレンジ色に灯った外灯が、港を照らして点々と。
国内初の本格ワインバーは、雰囲気もサービスも素晴しい良店でした。
復活を待っている常連は数多く存在するでしょう。
ヴィノテークについてはまったりさんのブログで詳しく紹介されています。
 


↑ヴィノテーク前に置いてあった、貴族気分を味わえるソファ。

ホテルに戻ったのは21時半過ぎ、新聞受けには夕刊が差してあった。
明日は帰る日、名残惜しくも荷物を片付け、宅急便で送る準備をしたのでした。



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秋に初夏の薔薇15

2009年11月06日 22時34分13秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
明日から那須に行って来ます。
急遽決まった為に、今から焦って準備する積り。
こんなん書いてる暇有るのか?って突っ込まれそうだけど、もう何度も行ってる場所だしね~。(ハウステンボスほどではないけど)
毎度の事ながら、宿泊場所は南ヶ丘牧場だし。
まあ、ゆっくり休んで来ますよ。
向うから携帯で記事更新する予定なんで、宜しかったら覗いてみて下さい。
紅葉シーズン過ぎてるだろうけど、ちょっとは観られると良いな~。
旅を前に言いたい事言い終わった所で前回の続き、今回は写真が多目なんで、文章は少な目に参ります。



今年の初夏、ハウステンボスファンの耳に、ショッキングなニュースが飛び込んで来ました。

・クラシックオルゴール工房「ピーレメントボウ」
・鐘の博物館「カロヨンシンフォニカ」
・オルゴール博物館「オルゴールファンタジア」
・長崎出島歴史資料館「シーボルト出島蘭館」
・アニメミュージアム「アニメワールド」
・硝子の美術館「ギヤマンミュージアム」
・磁器の博物館「ポルセレインミュージアム」
・帆船と海事の資料館「帆船博物館」

…どれもハウステンボスの文化的な面を象徴する貴重な美術博物館でしたが……それが一斉に休館してしまったのです。
初夏に私が行った頃には、辛うじてギヤマンだけが開館してたという…。
行く前に休館のニュースを聞いてたんで、今回の旅では悔いを残さぬよう、沢山写真を撮って来ました。

お茶を飲み終わった後、パラディに自転車を返却しに行き、徒歩でアレキサンダー広場へ。
中央に一際目立って建つ白亜の教会、それが「ギヤマンミュージアム」。
モデルは15世紀のオランダ、ゴーダに建築された市役所という事で、「スタッドハウス(市役所)」とも呼ばれている。

刺繍の様に精緻な彫刻が施された正面の壁、天辺に威風堂々と聳える尖塔群と、外観から見事にアートしてるけど、館内も負けず劣らずアートに満ち溢れていた。
入口から続く吹き抜けのホール、天井にはフランス、バカラ社製の巨大硝子シャンデリア。

これについては次回紹介するとして――



↑螺旋階段を上って2階は「硝子と人との触れ合いの場」、硝子の技法や歴史について、展示品を例に解り易く紹介してくれている。
階段の前に飾ってあった、この巨大オブジェ(ランプ?)が先ず凄い。



↑イタリアの宮殿の回廊を模したという通路を辿り、技法毎に分類された展示品を鑑賞してくツアー。
天井のシャンデリアもさり気に綺麗だった。



↑最初は透明なカットグラスのコーナー。
カットが細かい分だけ、クリスタルな輝きが増します。



↑続いて赤い硝子工芸品を集めたコーナー。
赤い色は金を調合して出すんだったっけか?…御免、メモるの忘れた。(汗)
取敢えず硝子の色は全て金属を調合して発色させるのは確か。



↑青い硝子工芸品を集めたコーナー。
青は何処かで読んだから知ってる、コバルトや銅を調合して発色させるのだ。



↑赤い硝子に金を施して製作した、金彩硝子工芸品のコーナー。



↑緑の硝子工芸品を集めたコーナー。
緑は………クロムを調合するんだったか?



↑エナメルを施した「エナメル彩」と言う、硝子工芸品を集めたコーナー。



↑骨灰を調合して製作する、オパールグラスのコーナー。
硝子でありながら、貴石を磨いて造った様な、柔らかい輝きが印象的です。



↑回廊を辿った最後は、香水瓶のコーナー。



↑此処まで鑑賞した所で、階段前にUターンして戻る形になる。
しかしまだ3階に上るのは早い、2階フロア最大の目玉は、通路に挟まれた中央の2つの間なのだから。



↑1つ目はドイツの宮殿の喫茶室を模した、ロココ様式の「黄金の間」。
金と赤いヴェネチアングラス38個で飾った華麗な1室です。



↑2つ目その奥は、ドイツの宮殿の応接室を模した、バロック様式の「鏡の間」。
こちらは金、それに青と透明なグラス76個が飾られています。
ソファが置いてあって寛ぎたくなるけど、中に入って座るのは×です。



↑1つ目を「赤の間」、2つ目を「青の間」と呼んでもピッタリだったような。
金はどっちの間にも施されているし、鏡は2階全体に張られていたし。
ほぼ鏡張りのミラーハウス状態なので、写真を撮るのに非常に苦労した。
撮影角度に相当気を付けないと、自分の姿が映(写)ってしまうんですよ。(汗)
ちなみにハウステンボス内の美術博物館は、パレス以外は撮影OKで有難かった。



↑青の間の天井に描かれた神々しい絵。

と、此処まで観た所で、3階に移動しましょう。




↑照明の落とされた薄暗い3階展示室は、「硝子の美と静かに語らう場」。
暫くして結婚式場に充てられるようになったけど。
休館はしても、式場として利用はされているので、今から入館したい人は、此処で結婚式を挙げればいい。
ただ、展示品がそのままかどうかは知らない…多分動かされてるでしょうね。
この件については次回に話すとして、写真を見ての通り、フロアの正面には祭壇が設けられ、中央には列席者用に長椅子が並べられていた。



↑んでフロアの周囲には、各国の年代物の貴重な硝子工芸品が展示され、照明を反射し高貴な光を放っていた。



↑主にボヘミアングラスが中心。



↑個人的にアール・ヌーヴォー期に製作されたという、この花と木の実文皿が特に素晴しいと思いました。
花に留まってる虫まで、精巧に表現されてるんですよ。



↑今は「休館」という言葉を信じて、何時の日かの復活を待ちたい…。



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秋に初夏の薔薇14

2009年11月03日 17時22分58秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
今夜は満月十三夜、幸いにも自分のとこは晴れてます。
もし今夜、曇り雨雪な地域の人は、このブログを携帯で御覧下さい。
テンプレの偽物満月で申し訳無いっすが、少しだけお月見気分に浸れますよ。

時候の挨拶(?)を終えた所で、前回の続きです。
ちなみに記事上の写真(↑)はホテル・ヨーロッパ左、駐車場の辺りで見付けた……柊??
葉っぱといい実といい、柊に似て思えるんですが、柊で合ってるんだろうか?
そろそろクリスマスも近付いて来ましたねぇ。



パレス内の美術館に入り、気が付けば2時間半を超過してました。
後庭をのんびり廻っていた時、母の携帯から呼び出し、「今ランガダイクに居るから来てくれ」との事。
毎度ながら競り落とした土産が多くて、荷物持ちとして呼ばれた訳です。
なので、パレスを出て行きに通った坂道を下り、スパーケンブルグ地区に在ったランガダイクに向いました。



↑ランガダイクは現在「MEGA3D360―超立体3Dシアター」が入ってる館に在った、オランダ式競り下げオークションハウスです。
通常のオークションとは逆で、段々と値が下がってく。
土産を元値より安く手に入れられると、ハウステンボスファンから人気の高かったアミューズメント館でした。



↑司会のお姉さんの後ろに有る大きな時計の様な物に注目、針が指してる数字が只今の値段を表している。
出品される土産はぶっちゃけ売れ残りですが、こやって競りに賭けられると手に入れたくなるから不思議だ。(笑)
密かに限界額が決まってて、0円まで値が落ちる事は無かった。(当り前)
精々半額になるかならないか…しかし元値で買うよかずっと得には違いない。
周囲のライバル(一緒に参加してるお客さん)より1秒でも早くボタンを押し、目ぼしい土産を奪い取るのが快感だった、とは私の母の弁。

……過去形で表現してばかりいるなぁと思うでしょ?

そう、このランガダイク、惜しまれつつ閉館してしまったのですよ。
元ミュージアムスタッドに在った「MEGA3D360―超立体3Dシアター」を持って来る為に、無くされてしまったのです。
3Dシアターが好きな人には悪いけど、比較してランガダイクの方がハウステンボスに合ってた気がするなあ。
言っちゃ悪いが3Dシアターの様なアミューズメントは他遊園地でだって体験出来る。
でもランガダイクはハウステンボスでくらいしか体験出来ないアミューズメントだったと思うのだ。
施設の寿命もランガダイクの方が長く保ちそうな気がするし…。

競り下げ式オークション自体は、「おみやげGET!オークション」の名で残されてるもよう。
ワールドバザールステージに場所を移動し、挙手で土産をゲットさせるシステムらしい。
マルシェ・ド・パラディが出来て以来、影が薄くなってたワールドバザールにとって、人を集める好イベントに育つかも…なんて前向きに考えなくもないけど、陽気な外国人はともかく、シャイな日本人に挙手は難しくなかろうか?
此処はウルトラクイズで使われた、あの解答ハット(正式名知らず)を導入するしかない。
ボタンを押すと同時に帽子からピコーン!!と飛び出す?マーク………余計恥ずかしいわな。(汗)

――話を旅に戻して。

チャリを転がしランガダイクに行ってみれば、予想通り土産いっぱいの袋を両手に持った母が居た。
その荷物を自転車の篭に入れ、一旦ホテルの部屋まで運んだ後、2人一緒に昼御飯を食べに行く事に。



↑この日の昼食は、前日お休みだった為行けなかった、ロードレーウを選びました。
ドムトールン展望台入口右横に在る、ステーキ専門レストランです。



↑元は国内でも珍しい、オランダ料理専門レストランだったんですけどね。
今でも季節限定で提供されるチーズフォンデュの味は絶品。
まったりさんから復活の知らせが有る度に、帰国して味わうファンも居るだろう。

夜は値の張るステーキコース中心ですが、昼は千円台の庶民に優しいランチメニューを揃えてる。
という訳でランチに好んで利用してる店、この日も母と共におすすめランチセット(コース?)を選びました。



↑季節のスープは春キャベツのポタージュ。
キャベツの甘味が舌にほんわか伝わる絶品でしたv
此処で何が美味しいかって、スープ等の煮込み系な気がする。
オランダ料理専門だった頃のレシピが礎になってるからなのか?
個人的にはステーキよりも、シチューやスープを専門にした方が~と感じなくもない。
それ位スープや煮込み料理に外れが無いです。(あくまで主観だけど)



↑温めたパンは2種類、ちょっと残念だったのが、角バターに変ってた事。
以前はわざわざ店専用のバター壷にたっぷり詰めて提供してくれてたのに。
一時期バターが品薄になって高騰したからね、んでその反動で今度は大量に余るようになったって聞いたけど…今の状況はどうなってるのか?
ランチの値段を考えると角バターで納得いくが。

パンは変らず美味しかったですv
てかハウステンボス内のパンの多くは場内工場で纏めて焼いているそうな。
だから此処で提供されるパンと同じ物が、ホテルレストランでもお目見えするという。
ハウステンボス内に居る限り、美味しいパンには事欠かない。
幸せだなぁ。(加○雄三風に)



↑スープに続いて出されたのは、店特製の甘酸っぱいドレッシングがかけられたサラダ。



↑メインのステーキは注文時に選べる、母は和風ハンバーグ、私はサーモン。
白いソースみたいな物は、元はクリームの様に絞り出されたバターでした。
ジュウジュウに熱いフライパンで出されるからね、撮影する間も無く溶けちゃったんですよ。(汗)
サーモン、塩胡椒が効いてて美味しかったです、けど骨が多かった。
どちらかっつうと付け合せのジャガイモの美味しさに感動してしまった。
ナイフで割った中はサツマイモを思わせる綺麗な黄色、味もホクホクきんとんみたいに柔らかくて甘かったです。



↑食事の〆に出された珈琲は、珈琲用クリーム&シュガーと一緒に。
この店で紅茶は扱ってない、扱うようになったとしても、注文するなら珈琲にして頂きたい。
オランダ料理専門レストランだった頃からの拘り珈琲は、苦過ぎず酸っぱ過ぎず奥深い味わいです。
自分、普段は紅茶派なんですけどね、珈琲が美味しい店に訪れたなら、やはり珈琲を注文しますよ。

ロードレーウのメニュー等、詳しくは(例の如く)まったりさんのブログを参考にされて下さい。


昼食を済ませた後は、お互い別行動を取る事にした。
私はいっぱいになったカメラのデータをCDに焼いて貰おうと、陸の入国ゲート外のD.P.Eへ。(そこが45分仕上がりで1番早いから)
一方母は場外の全日空ホテルへ……別れたと言っても方向は一緒だったという滑稽さ。(汗)

その前にカメラの充電池も切れかけてたんで、ホテルに戻って充電して置いた。
つまり約1時間はカメラが使えなかったという訳で、こっから数枚は携帯カメラで撮った写真となります。

CD受け取りまで、今回も日航ホテルで時間を潰しました。
いや前回ラヴァンドルで売り切れてて買えなかったクッキーが心残りになってたもんで…。



↑レストラン「ラヴァンドル」のスタッフに伺った所、此処の焼き菓子は月変わりだそうな。
で、この時は2度焼きクッキー「ビスコッティ」が売っていた。
値段は190円、ホテル菓子とは思えん安さっしょ?
家への土産として持って帰ったんだけど、アーモンド風味でとっても美味しかった!
2度焼きしてるから無茶苦茶硬いんだけどね、口ん中入れて暫く置くとふやけて噛み易くなる。
「ラヴァンドル」自体も中々雰囲気の良い店だけど、特に此処で売ってる焼き菓子はお薦めです。



↑クッキーを買った後は、前回雨で廻れなかった庭園を観に行きました。
携帯カメラで撮ったから今一に見えるけど(汗)、実際には花の綺麗な庭園でしたよ。
晴れて暖かい日なら、野外席でお茶を飲めるようなってる。
時に此処のクリスマスツリーは常設なんすね。
写真でしか観た事無いけど、夜に青く光るクリスマスツリーは美しかった。



↑庭園のテラス席からはドムトールンが眺められます。

日航ホテルは宿泊者じゃないと行き難い場所なのがね~。
けどコンビニも有るし、マスコットの熊の縫ぐるみも可愛いし、



↑10分100円のインターネットコーナーも有る。
PC2台だけど…まぁノーパソが小型に進化し続け、携帯でもネット出来る今となっては、そんなに台数必要無い気もする。(汗)
けど有れば便利だよなぁとは思う。

ホテルを出て入国棟前まで戻って来た所で、14時を知らせる鐘の音が場内から聞えた。
右隣の出国棟前からは、小学校の遠足の団体様の賑やかな声が…駐車場は彼らのバス等でいっぱいだった。
明日から薔薇祭開催って事で、地元のTV局も来てたし、客はかなり多かったのです。

D.P.EでCDを受け取った後は、入国ゲートから再入国し、ペダル漕いでホテルに戻りました。
既に母は部屋でサスペンスドラマを観ながら寛いでいた。
「冷蔵庫の中に買って来たケーキが有るから食べて良いよ」との言葉。



↑冷やしてあった箱の中にはシュークリームとプリンが。
全日空ホテル内のベーカリーは、毎月5の付く日がパン&ケーキスペシャルデーって事で、パン&ケーキが20%割引となるのです。
丁度これに当たった母は、こりゃラッキーと思い、買って来たそうな。
3時には1時間遅かったけど、お湯を沸かしてお茶にしました。
シュークリームは生クリームとカスタードクリームが合さってて美味しかったv
プリンも生クリームが上に載ってるシンプルなタイプで美味しかったですv

全日空ベーカリーでは、他に毎月2の付く日が「パンの日」で、パンを20%割引。
毎月7の付く日は「ケーキの日」で、ケーキを20%割引するそうです。
(→http://www.anahotel-jrhtb.co.jp/guest/res/default_cake_bakery.php)
運良く当たった人は行ってみよう。



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秋に初夏の薔薇13

2009年11月01日 15時44分29秒 | ハウステンボス初夏の旅行記
気が付けば11月、年の終りがヒタヒタと…っつうより、バイク乗ってやって来る感じがしますねえ。(汗)
果たして冬が来る前にこのシリーズ終わるのか!?
てか暦ではもう直ぐ立冬だよ。(汗)
そんなこんな焦りながら前回の続きで、今回もパレス・ハウステンボスからスタート。



パレス前庭の右翼は薔薇園、左翼はかつて生垣迷路でした。



↑それが現在ではホワイトローズガーデンに変身。
結婚式会場を目論み造ったらしく、バージンロードに列席者の席に神父の位置が、一見して判りますな。
個人的に迷路に愛着を持ってたんで、正直最初は哀しかった。
しかし完成した様を見たら、これはこれで綺麗で良いなと…いいかげんなもんです。(笑)



↑右翼の薔薇園に咲く薔薇は色様々だけど、こちらは紅白に色を限ってるようで、ホワイトローズガーデンの名に相応しく、白薔薇が最も多い。
右翼の薔薇園は華やかで、例えるなら社交パーティーで紳士淑女の羨望の的になっている、貴族のマダムなイメージ。
一方こちらの薔薇園は出来立てな事も有り、社交界デビュー前の初心なマドモアゼルのイメージだ。
グリム童話の中の「雪白と薔薇紅」って話を眺めていて思い出した。

アン「そうだわ!これから此処を『雪白と薔薇紅の園』と呼びましょう!」

――御免なさい、いいかげんにします。(汗)



↑その白い薔薇のゲートが、京都伏見稲荷の鳥居の様に続いている。(いやあそこまで延々と続いてないけど)
結婚式会場となる空間をコの字に囲んでる薔薇のゲート。
多分右ゲートを新郎が潜り、左ゲートを新婦が潜り、後ろで出会った所で中央のバージンロードを進むというセレモニーを行うのかなと。
薔薇が道を塞ぐほど咲いてるんすけど。(笑)



↑新緑の下、緑の絨毯が広がる前庭。
ハウステンボスサイトのスタッフブログに、こんな記事が上がってたんで紹介。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=610&catid=6)
あそこの芝生って衣替えしてたんすね~。
これからは季節に合わせ、夏芝冬芝と分けて書かねば…何か語感が柴犬みたいで可愛いな。(笑)
最近スタッフブログと記事がバッティングする事が多いので、有難く参考にさせて貰ってます。
前回紹介した薔薇園、今が盛りだそうですよ~。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=617&catid=6)

撮影に没頭してる自分を残し、先に館内に入ってしまった母。
携帯で呼び出された自分も、撮影の手を止めて入館。
当時ドールハウス展を開催していた美術館に入りました。

パレス内の右側は美術館になっており、パスポートを持っていれば200円で入れます。
結構個性的な展覧会を行っているので、来る度楽しみにしておるのですよ。
ベルばら展とか…自分が今迄観た中では、『ヴェネツィアン・ビーズとコスチュームジュエリー展』が楽しかった。

で、この時開催されてたのはドールハウス展。
館内は撮影禁止なので写真は残ってませんが、気分は東武ワールドスクエア、精巧なミニチュアハウスはとても興味深かったです。
ハウスっつっても1つの部屋だけを舞台装置の様に作り込む形式も有り、そういうのは硝子の箱に入れて飾られる事からルームボックス、もしくはシャドーボックスと呼ばれるんだそうな。

ドールハウスは17世紀のオランダ・ドイツで、元は貴族の子女の為の教育用玩具として作られたそうなんすが、凝り性の職人達のお陰で玩具の域を超え、芸術作品にまで高められたという。
日本の場合雛人形がドールハウス的それに当たるよなぁと。
後、江戸時代に紙で家や城の模型を作る遊びが庶民の間で流行ったそうで、あれも中々精巧な物だったらしい。

いや~凄かったですよ、約1/12サイズな部屋の中、壁にズラッと貼られた肖像画やタペストリーの柄まで、微細に再現してあるんですから。
陰に隠れてしまう天井も手を抜いてない、スモールライトで小さくなって、住みたくなりましたよ。

こんだけ微細に再現されてると、当時ヨーロッパで流行した建築様式も、手に取る様に判る。(ドールハウスだけに)
という訳でヨーロッパの建築デザイン史を知る為の貴重な資料として考えられてもいるそうな。

フロア中央に飾られてた「ロイヤル・アルバート・ホール」が素晴しかった。
ヴィクトリア女王が、亡くなった夫プリンス・アルバート公を偲び、ロンドン市内に建てさせた円形音楽ホールを再現した物で、作者はマイク・マースデンと言う人だそうな。
外観から内装まで360度全て実物通り、目玉展示品にされるのも尤もだと、感心させられる出来栄えでした。

後、2階に展示してあった「ウィンポール・ホール」も素晴しかった。
モデルは1643年にイギリス、ケンブリッジシャーに建てられた、カントリーハウスと呼ぶには立派過ぎる邸宅。(この時代の貴族のカントリーハウスは、田舎家と呼ぶには無理が有る物ばっかだけど)
(こちらの記事を参考にさせて頂いた→http://www.haizara.net/~shimirin/nuc/england.php?itemid=523&catid=4)
3階建てで見た目パレス・ハウステンボス(↑記事1番上の写真)に似て思える。
このハウスだけ特別に撮影が許されてたんすが………失敗してしまいました。(涙)
スタッフブログに写真が公開されてるので、参考にされて下さいまし。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/blog/staff/?itemid=336&catid=6)
石造りの階段まで見事に再現されていて、窓から覗くと部屋まで造り込んであるのが凄かった。

今~2010年4月11日(日)迄は、「ハウステンボス美術館・博物館所蔵ベストセレクション展」を開催中。
今度訪れた時に観に行こうと考えてる。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/museum/topics/collection.html)



↑館内をぐるり廻った後、パレス後庭に出ました。
幾何学模様が美しい緑の庭園は、冬季星の瞬きの如く輝きます
冬季のイベント情報は公式サイトを。



↑後庭内のギリシャ神像の後ろにも薔薇が咲いてて綺麗だった。
で、この神様が誰かは忘れてしまった。(汗)
多分アポロン?…ヘルメスだったりしたら御免。(汗)



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