瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

2024年、クリスマスには歌を歌おう♪その5

2024年12月25日 00時00分12秒 | クリスマス
メリークリスマ〜〜〜ス♪♪

今夜、闇の中で弱々しくも1つの明かりが再生した。
不滅の太陽は何時しか一人の名前を指す様に変わったけど──1年で最も清らかな夜に乾杯〜〜〜v

そんな清らかな夜に採り上げる「クリスマスに纏わる植物」は、地中海沿岸地方原産のシソ科に属する常緑性低木、「ローズマリー」!!
和名は「迷迭香」と書いて「マンネンロウ」…何だかトリップしそうな名前だけど、「ローズマリー」の爽やかな香りには、消化促進や殺菌や強壮効果、抗酸化作用に美肌効果まで有ると考えられ、大昔から薬や香辛料や消臭剤に利用されて来たの。
ペストが大流行した時代は、ペスト避けになると考えられたそうよ。

「ローズマリー」がクリスマスに纏わるようになった理由として、こんな伝説が残されているわ。

ヨセフが赤ん坊のキリストと、その母マリヤを連れてエジプトに向かっていた時、マリヤはキリストの衣を乾かす為に、「ローズマリー」の藪の上に置いた。
すると藪は大層芳しい香りを衣に与えたので、神がその奉仕に対し名誉を与えられた──以後、白かった花の色は、天の真実、且つ聖母マリヤを象徴する青色に変わったと云われてるの。
33年間でキリストの背丈まで伸び、それ以後は太くなるだけで、クリスマス·イブに花が咲くと信じられているわ。

ヨーロッパでは「ローズマリー」の香りが人を悪魔から守るとして、祝典や結婚式や葬儀に用いられるの。
キリスト教に於いて「ローズマリー」は聖母マリヤを象徴する草花。
肉や魚の匂い消しにもなるから、クリスマスディナーに欠かせないわ。

それじゃあ、ここで第五夜に歌うクリスマスソングを紹介、聖クリスマスに歌うなら、やっぱりこれよね!──「Silent Night」こと「きよしこの夜」!!
ヨゼフ・モール作詞、フランツ・クサーヴァー・グルーバー作曲のキャロルを、由木康が訳詞したこちらの日本語版を参考に歌ってね♪

今夜の話はこれでお終い、また明日、一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪



【きよしこの夜】




聖し♪ この夜♪
星は♪ 光り♪

救いの御子は♪
馬槽の中に♪

眠り給う♪
いとやすく♪


聖し♪ この夜♪
御告げ♪ 受けし♪

牧人達は♪
御子の御前に♪

額づきぬ♪
畏みて♪


聖し♪ この夜♪
御子の♪ 笑みに♪

恵みの御代の♪ 明日の光♪
輝けり♪ 朗らかに♪



…メリークリスマス!びょりです。
いや〜あっという間にクリスマスが終わって、日本では息吐く間も無く正月モードですね〜(笑)

画像は小石川植物園で撮影した「ローズマリー」、クリスマスの頃にこの様な小さくて可憐な花を咲かせます。
「ローズマリー」って名前の響きが良いですよね。
ラテン語の「ros(雫)」と「marinus(海)」を合わせて「海の雫」──言葉の意味までロマンチック…これが例えば「ドクダミ」って名前だったなら、神聖視されなかったかもしれない。
ドクダミも薬草としての効能を認められてるのに、この名前は頂けないよなあ。(汗)
コメント
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