瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

愛の公開日誌その4

2006年07月05日 21時47分43秒 | ワンピース
今回のお題は『アニメワンピース』について……わたしゃ原作が好きなもんで、愚痴が色々と出るでしょが、御容赦召されい。




と言いつつ、アニメ第1話は自分、かなし好きだったりする。
物語の始まりっつう意味では、原作第1話以上に盛上ったんじゃないかなと。
観ている視聴者に「今のルフィはこんな奴ですよ」と、強く印象付けられたんじゃないかとね。

何より既にこの時点でルフィとナミは遇っていたっつう伏線が敷かれたのは、ナミファンの自分としちゃ色めき立つのは当然で。(笑)

や、だってドラマティックじゃないですか!?

「後に仲間となる2人…だが、まだそれを知る由も無かった。」

……な~~んてな!(笑)


第1話はもう、ナミファンにとっちゃ嬉しくなる要素いっぱいで、ドレス姿は出て来るわ、「1曲お相手戴けますか?」なんて男からダンスの相手をお願いされちゃうわ、海賊に襲撃されると見るや颯爽とドレスから仕事着に着替えちゃうわ……

ただこの時の仕事着が『海賊』の格好だっつうのは??だな~。
「世界で1番嫌いなのは海賊」って言ってる娘が、海賊の格好するってのは無理が有ったと思うよ。(笑)
まるでピーターパンに出て来る様なメルヘンチックな海賊姿は、可愛いっちゃ可愛かったんですがね~。
そこは泥棒らしくレオタードで決まりでしょうってそれじゃキャッツアイ。

後、用意して客船に乗船してたって事は、客船が海賊に襲撃されるのを、前もって彼女は知っていたっつう訳で……深く考えると拙いよな。(苦笑)


まぁそれでも面白かったっす。
最後の一瞬、ルフィとナミ運命の出会いっつうのは、その後の展開に大いに期待を持てた。


それから以後もナミはルフィとゾロが居る場面にちょこちょこと出続け……この頃のタイトル、今でも覚えてますよ、『謎の美少女は誰?』――謎の美少女は誰?ですよ!!!

盛上るに決まってるじゃないですか!!(笑)


そこまで伏線敷くからには、間接的にでも助けたり等の関わりも欲しかった所だけど、それは無かった…惜しい!!


でも期待した!
何時か2人と再会した時…「あんた達…あの時の!!」と彼女がリアクションするその瞬間を待ち望んだ!


そして、運命の再会――



――ナミ、全く覚えておらず。








伏線意味無ェ~~~~!!!!(泣笑)








全く初対面な様に振舞うナミ。
全く初対面な様に振舞うルフィ、ゾロ。





その後、予告ナレーションでナミ叫ぶ……



「あ!!あんた達会った事有るわ!!今思い出した!!」(とか何とか…)








予告で伏線消化しようとするなよ!!!(血の涙)








5話くらい使ってまで敷いた、あの壮大な伏線は一体何だったのでしょう…?








アニメワンピ観ていて偶に思う事なのですが……


原作を全く変えるなとは言わない。
そもそも他人が作ってる時点で、別な話になるのはもう仕方ないっつうか。
ただ変えた事によってその後の展開がどう変って行くのか?
展開が変った時にどう落とし前付けるのか?

…も少し覚悟持って臨んで欲しいかなと、たかがファンのクセして偉そうに言いますが。(汗)


例えばチョッパーの過去を聞くのは、原作ではナミ1人だけど、アニメではサンジも聞いていたり…

だとしたら「チョッパーが医者だ」と既に知ってる筈で、後に医者であると聞いた時に驚いたのはおかしくなる。


例えばアラバスタまでの旅路に、エースも同行したり……

エンディングまで出してたのは偉いなと思ったけど、アラバスタ編終了時全く触れず……最終的には「無かった事」扱い?(汗)


変えるからには覚悟持って欲しいんですよ。
持てずに結局は原作踏襲するってんなら変えないで欲しい…無意味だから。(汗)


東映さんだけでは無いんですが、アニメってのは各話毎に脚本・演出の担当が違う。

特に東映さんは各話の『演出』が事実上の監督であるって考えらしく、言わば監督が毎回変るって事なんですよ。
シリーズ全体を統括する『シリーズディレクター』は居ても実際には権限が弱く、各話は独立して製作されてるらしいのですね。


…だから話がバラバラになり易いんだろな、きっと。


本当は粗筋・出て来るキャラの関係・役割なんかを、脚本家と演出家全員で会議でもして統一した方が良いんではないかと思うのですが、そんな暇無いんだろな…多分。
数話同時進行で製作してる様な状況だろうから…。

オリジナルシリーズなんか特に毎回バラバラで、敷いた伏線が次の回では全く忘れられてたりとか結構多い。

原作が有る場合は比較的上手く前後で話が繋がってる所見ても、原因はこの各話独立製作体勢に有るんじゃないかと。


押井守氏みたいに、各話の脚本・演出にまで口出して来る、煩がたの監督さんがいらっしゃると良いんですがね~。(もっともそうしたお陰で氏は敵を多く作ったが…)(笑)


とは言え水の街編になってからの、此処んトコのアニメワンピは非常に出来が良いと思います。
アニメスタッフさん、頑張っておられますよ。

アクアラグナの迫力有る映像…あれはアニメの強味を魅せて頂いたなと。
尾田っちはあの場面観て、結構悔しく感じたかもしれない。(笑)

原作ではナミさんが躊躇無く屋根飛び越えてって、それはどうだろと思わなくも無かったんですが、アニメではその躊躇い部分を表現されてて細かいなぁと唸ったし。

声優さんの演技がまた上手くてね~。
アニメワンピは声優さん達が皆巧くて、観ていて幸せに思います。


今放映してるアニメの中では、現在最も楽しみにしてますよ、私は。(「銀魂は出来が良いのにワンピ&ブリーチは~」なんて御意見偶に聞きますが、銀魂は未だ放映始めたばかり、真の評価は原作ネタが粗方尽きた頃からだと思うんで、簡単に比較は出来んでしょう。ブリーチは大問題かもしれんが…)


アニメワンピ、以前は観てたけど今は離れたっつう方は、ロビンちゃんがCP9に付いた辺りからビデオで観てみてはと思う…宜しければ。



…とまぁ、素人が偉そうに語って御免なさいでした。(苦笑)














王さんが胃癌で監督休養するそうだ。

絶対に、良くなって帰って来て下さい。

早期完治を祈ってます、マジで。
コメント (2)
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