今回は劇場版第6作目、『オマツリ男爵と秘密の島』について。
え~毎度毎度済みませんが(汗)、この映画についても私の感想は辛いです。
文句ばっかで本当申し訳有りませんが、この映画が好きだよ~~んって方はこの先読まないで下さいねっつう訳で。
いや~~面白かった!!!
かつて無い程に最っっ高の演出、脚本で御座いました!!
・作画も従来とは大いに違うタッチでしたが、非常にセンス良く可愛かったと思います。
・自分的好みから言えば、普段目にしてるアニメ絵よりもずっと好きな絵だなと感じました。
・チョッパー可愛いね~~vv
・ナミもロビンもお洒落で独特な色香が匂ってて良い!!
・ルフィやゾロやウソップやサンジも良い感じのデザイン…変に良い男ぶってる何時もの絵より、よっぽど格好良く粋に感じたよ。
・皆着てる服お洒落だったっすね~v特にウソップ似合う~v
・輪投げレース中のナミさんの服もキュート!
・シックなドレス姿も良いぞ!!
・ロビンちゃんのリゾートスタイルも素敵だ!!
・何つうか……不思議と原作絵に似たタッチに感じられた。
・キャラの動きがまた良くてね~、実に楽しい!!
・チョビヒゲもといブリーフさん??…そいつとルフィの追い駆けっこしてる時の動きが楽しいの何の!
・ウソップがハンググライダー使って空滑空してくトコとか。
・皆で一塊になってる場面とか。
・アニメならではの楽しいアクション満載でしたv
・これは演出を褒めるトコでしょうが、ルフィとナミの掛け合いね…3度目かでナミに殴り掛られ、スッと逃げるルフィっつうのにウケたv(笑)
・輪投げレースに焼肉&秋刀魚…何て激熱レースだ。(爆笑)
・間の置き方が巧い!!テンポ最高!!!
・台詞のセンスも良かったよな~と。
・「嘘だと言ってくれ!!」→「嘘。」→「なんだ騙された!!!」……何その絶妙な掛け合い!?(爆笑)
・「休日に誰とも会いたくない奴にぴったりだな。」、「1つ解せない事が有る」等々…今回脚本家さんも実にセンスの良い方に当ったな~と感じた。
・キャラの掛合いが本当に巧いんですよ。
・観客がまた良い味出してる、CGで動かしてるんだけど、むしろそれが効果的なのな。
・オリキャラの皆さんも素晴しい、お茶の間海賊団が特に気に入っちゃったよ。(笑)
・ちゃんと葉っぱにも意味が有ったのね~。(感心)
・背景が綺麗…こう、キリコっぽい様なゴーギャンっぽい様な……何方が担当されたかは存じませんが、きっと名の有る方に違いない。
実に素晴しい映画でした!!
非を見付けるのが難しく感じられた程に!!
敢えて問題を挙げるとしたら、そう――
これは『ワンピース』ではないという事ですか!!(苦笑)
某さんが「これは『エヴァンゲリオン』だ!!」っつってたけど、どっちかっつうと私は『少女革命ウテナ』に似てるんじゃないかと。(絶対♪運命♪黙~示録♪)(笑)
幾本もの矢がルフィ貫く場面なんか、もうそのまんまじゃん。(ルフィ=アンシーかよ?)(笑)
ちょっと調べてみたらこの映画の監督さん、ウテナやセーラームーン初代&スーパー等の監督、幾原氏のお弟子さんに当る方だったんですね~。
成る程…何処か前衛的な演出といい、やっぱ似てるわ。(笑)
で、監督御本人のインタビュー記事も有ったんで読んでみたのですが……
「この映画を作ろうとする前に、自分が何時も頼りにしてる製作スタッフさん呼ぼうとしたら、色々都合が合わなかったりして組めないという事件が起きたりした。
残念だったけど、それでも新しいスタッフを組んで、仕事をこなさなければならない。
そういう意味では、オマツリ男爵は当時の自分の姿。
ルフィがもしも冒険途中で今の仲間を失ったとしたら…どうするだろうかと考えた。
仲間を失ったとしても、それでもルフィが前に進む為には、また新しい仲間を見付けて冒険を続けるべきである…」
……言ってる事の筋は通っていると思いました。
しかしそれはワンピースのテーマから大きく逸れてるんじゃないかと思うのだ。
ワンピースでのルフィは、今の仲間と共に冒険して海賊王になるのが夢だと言ってんですよ。
失いたくない仲間が居るから、その為にも自分が強くなって守らなきゃいけないと言ってんですよ。
メリー号だって仲間だけど、メリーは船であって人ではない。
「人なら一波越える毎に逞しくなるが、メリーは違う」とゾロが言う通り、大切な仲間だけど『船』である以上、どうしたって人間の仲間達と違い、別な扱いで見なくちゃならない部分が有る。
現在進行中のメリー号エピソードから、「仲間と離れても前に進むべき…」とは、ちょっと原作を曲解してやしないかと思うのだが。
ルフィにとって冒険は仕事じゃない。
自分の問題を他人の産み出したキャラに被せて結論出させようとしないで欲しかった!!
ゾロやナミやウソップやサンジやチョッパーやロビンを失っても、また新しい仲間を見付けよう。
そして前に進むのだ!!
ほら、振り向いて御覧!…君の後ろで微笑む、新しい仲間の姿が……って、確かに味の有るキャラ達だが、いきなし「僕達前の仲間と代った新しい君の仲間でーすv」と言われたって困るっつうの!!(苦笑)
…皆さ……この映画観に来た人達は、ワンピキャラの活躍が観たくて来てるんだからさ……なのにオリキャラが代って活躍するトコ観せてどーすんの!?
そゆ意味ではこの作品も前作『呪われた聖剣』と同じだな~。(苦笑)
ただ数段こっちのが出来が良いっつうのが違う。(笑)
この映画もう1度観たいですか?と聞かれたら、私は「数年後…連載終了して、『ワンピか…何もかも、皆、懐かしい…』といった境地まで達したら、観たいと思うかもしれない。…けどワンピファンで在る今は観たくない。」と答えます。
映画としては非常に良く出来てるかと。
つか正直勿体無いな~と感じた。
オリジナルとして製作し世間に発表してれば、より高い評価を受けたんじゃないかと。
東映さんは是非今回映画を作ったスタッフに資金出して、オリジナル作品を作らせてあげて欲しいです。
オリジナルアニメ製作でこそ、その才能を遺憾無く発揮して頂きたい!!
今回映画はむしろワンピを知らない方のが、面白く感じられるのではないかと思った。
…とは言え、この作品観て「ワンピはこうだ」と思われるのも何となく嫌だが。(苦笑)
数年後この作品、ワンピース映画の中で『うる星』における『ビューティフル・ドリーマー』的存在みたくなってそうな…。
『ビューティフル・ドリーマー』もうる星じゃない云々叩かれたけど(そりゃまそうだろ)、主役張ってたのはちゃんと既成キャラだった分、未だ救いとなってファンに受容れられたんだよな~。(苦笑)
けど…この作品の場合は、最後オリキャラがルフィの仲間として中心なっちゃってるのがなぁ……。(汗)
色々叩いて御免なさい。(礼)
けど作品としては本当に良く出来てたと思ってんですよ!
此処数年のアニメ映画の中で比較しても、素晴しい出来だったんじゃないでしょうか。
え~毎度毎度済みませんが(汗)、この映画についても私の感想は辛いです。
文句ばっかで本当申し訳有りませんが、この映画が好きだよ~~んって方はこの先読まないで下さいねっつう訳で。
いや~~面白かった!!!
かつて無い程に最っっ高の演出、脚本で御座いました!!
・作画も従来とは大いに違うタッチでしたが、非常にセンス良く可愛かったと思います。
・自分的好みから言えば、普段目にしてるアニメ絵よりもずっと好きな絵だなと感じました。
・チョッパー可愛いね~~vv
・ナミもロビンもお洒落で独特な色香が匂ってて良い!!
・ルフィやゾロやウソップやサンジも良い感じのデザイン…変に良い男ぶってる何時もの絵より、よっぽど格好良く粋に感じたよ。
・皆着てる服お洒落だったっすね~v特にウソップ似合う~v
・輪投げレース中のナミさんの服もキュート!
・シックなドレス姿も良いぞ!!
・ロビンちゃんのリゾートスタイルも素敵だ!!
・何つうか……不思議と原作絵に似たタッチに感じられた。
・キャラの動きがまた良くてね~、実に楽しい!!
・チョビヒゲもといブリーフさん??…そいつとルフィの追い駆けっこしてる時の動きが楽しいの何の!
・ウソップがハンググライダー使って空滑空してくトコとか。
・皆で一塊になってる場面とか。
・アニメならではの楽しいアクション満載でしたv
・これは演出を褒めるトコでしょうが、ルフィとナミの掛け合いね…3度目かでナミに殴り掛られ、スッと逃げるルフィっつうのにウケたv(笑)
・輪投げレースに焼肉&秋刀魚…何て激熱レースだ。(爆笑)
・間の置き方が巧い!!テンポ最高!!!
・台詞のセンスも良かったよな~と。
・「嘘だと言ってくれ!!」→「嘘。」→「なんだ騙された!!!」……何その絶妙な掛け合い!?(爆笑)
・「休日に誰とも会いたくない奴にぴったりだな。」、「1つ解せない事が有る」等々…今回脚本家さんも実にセンスの良い方に当ったな~と感じた。
・キャラの掛合いが本当に巧いんですよ。
・観客がまた良い味出してる、CGで動かしてるんだけど、むしろそれが効果的なのな。
・オリキャラの皆さんも素晴しい、お茶の間海賊団が特に気に入っちゃったよ。(笑)
・ちゃんと葉っぱにも意味が有ったのね~。(感心)
・背景が綺麗…こう、キリコっぽい様なゴーギャンっぽい様な……何方が担当されたかは存じませんが、きっと名の有る方に違いない。
実に素晴しい映画でした!!
非を見付けるのが難しく感じられた程に!!
敢えて問題を挙げるとしたら、そう――
これは『ワンピース』ではないという事ですか!!(苦笑)
某さんが「これは『エヴァンゲリオン』だ!!」っつってたけど、どっちかっつうと私は『少女革命ウテナ』に似てるんじゃないかと。(絶対♪運命♪黙~示録♪)(笑)
幾本もの矢がルフィ貫く場面なんか、もうそのまんまじゃん。(ルフィ=アンシーかよ?)(笑)
ちょっと調べてみたらこの映画の監督さん、ウテナやセーラームーン初代&スーパー等の監督、幾原氏のお弟子さんに当る方だったんですね~。
成る程…何処か前衛的な演出といい、やっぱ似てるわ。(笑)
で、監督御本人のインタビュー記事も有ったんで読んでみたのですが……
「この映画を作ろうとする前に、自分が何時も頼りにしてる製作スタッフさん呼ぼうとしたら、色々都合が合わなかったりして組めないという事件が起きたりした。
残念だったけど、それでも新しいスタッフを組んで、仕事をこなさなければならない。
そういう意味では、オマツリ男爵は当時の自分の姿。
ルフィがもしも冒険途中で今の仲間を失ったとしたら…どうするだろうかと考えた。
仲間を失ったとしても、それでもルフィが前に進む為には、また新しい仲間を見付けて冒険を続けるべきである…」
……言ってる事の筋は通っていると思いました。
しかしそれはワンピースのテーマから大きく逸れてるんじゃないかと思うのだ。
ワンピースでのルフィは、今の仲間と共に冒険して海賊王になるのが夢だと言ってんですよ。
失いたくない仲間が居るから、その為にも自分が強くなって守らなきゃいけないと言ってんですよ。
メリー号だって仲間だけど、メリーは船であって人ではない。
「人なら一波越える毎に逞しくなるが、メリーは違う」とゾロが言う通り、大切な仲間だけど『船』である以上、どうしたって人間の仲間達と違い、別な扱いで見なくちゃならない部分が有る。
現在進行中のメリー号エピソードから、「仲間と離れても前に進むべき…」とは、ちょっと原作を曲解してやしないかと思うのだが。
ルフィにとって冒険は仕事じゃない。
自分の問題を他人の産み出したキャラに被せて結論出させようとしないで欲しかった!!
ゾロやナミやウソップやサンジやチョッパーやロビンを失っても、また新しい仲間を見付けよう。
そして前に進むのだ!!
ほら、振り向いて御覧!…君の後ろで微笑む、新しい仲間の姿が……って、確かに味の有るキャラ達だが、いきなし「僕達前の仲間と代った新しい君の仲間でーすv」と言われたって困るっつうの!!(苦笑)
…皆さ……この映画観に来た人達は、ワンピキャラの活躍が観たくて来てるんだからさ……なのにオリキャラが代って活躍するトコ観せてどーすんの!?
そゆ意味ではこの作品も前作『呪われた聖剣』と同じだな~。(苦笑)
ただ数段こっちのが出来が良いっつうのが違う。(笑)
この映画もう1度観たいですか?と聞かれたら、私は「数年後…連載終了して、『ワンピか…何もかも、皆、懐かしい…』といった境地まで達したら、観たいと思うかもしれない。…けどワンピファンで在る今は観たくない。」と答えます。
映画としては非常に良く出来てるかと。
つか正直勿体無いな~と感じた。
オリジナルとして製作し世間に発表してれば、より高い評価を受けたんじゃないかと。
東映さんは是非今回映画を作ったスタッフに資金出して、オリジナル作品を作らせてあげて欲しいです。
オリジナルアニメ製作でこそ、その才能を遺憾無く発揮して頂きたい!!
今回映画はむしろワンピを知らない方のが、面白く感じられるのではないかと思った。
…とは言え、この作品観て「ワンピはこうだ」と思われるのも何となく嫌だが。(苦笑)
数年後この作品、ワンピース映画の中で『うる星』における『ビューティフル・ドリーマー』的存在みたくなってそうな…。
『ビューティフル・ドリーマー』もうる星じゃない云々叩かれたけど(そりゃまそうだろ)、主役張ってたのはちゃんと既成キャラだった分、未だ救いとなってファンに受容れられたんだよな~。(苦笑)
けど…この作品の場合は、最後オリキャラがルフィの仲間として中心なっちゃってるのがなぁ……。(汗)
色々叩いて御免なさい。(礼)
けど作品としては本当に良く出来てたと思ってんですよ!
此処数年のアニメ映画の中で比較しても、素晴しい出来だったんじゃないでしょうか。