瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

愛の公開日誌その9

2006年07月10日 21時55分17秒 | ワンピース
…なもんで、本当は太腿まできっちり描いてたんだけど、誤魔化す為切った。(汗)


そんな事より、本日はワンピ映画第3作目、『珍獣島のチョッパー王国』について。


毎度で済みませんが、この映画についても私の感想は辛いんで、この映画が好きだったという方は、この先読まないで下さい。(汗)

ゴメンね…何時も何時も…。


































とは言え、前作より話は纏まっていたなぁと。(苦笑)

チョッパーが主役って事で、子供向けに解り易く作られていました。
結果としてチョッパー以外印象薄くなってしまってるんですが、これはこれで良かったんじゃないかな~と。
ライオン○ングの世界へようこそー♪ってな雰囲気でしたね。(笑)
つかガイモンさんエピソードを思い出したよ…実際この辺りからイメージして出来た話なのでわ?


毎度問題挙げるとしたら……


・元々宝の地図見付けて宝探しに来たんじゃなかったっけ??
・なのにチョッパーが見付って「宝なんてもういいじゃんか~」とウソップが言うのは支離滅裂。
・「此処は動物達の楽園。余所者の人間は信用ならん、お断り。」だとか言っといて、ルフィ達を動物王の所に案内してくれる動物達……親切だなぁ。(笑)
・結局カモフラージュの為の動物衣装は何の意味も無かったんでは??(汗)
・面白いアイディアだと思って据えても、有効に活用されてなければ浮くだけだと思うのだが…。
・それは島のデザインについても同じ、『ねじまき島』同様、舞台が『王冠島』じゃなくちゃいけないとは、あまし感じられなかった。
・『角島』とかの方が洒落になってたんじゃないでしょうか?(テーマは『角』だったんだし…)


この映画も悪役がお茶目で、今一怒りが湧き難かったです。(苦笑)
「隠し事が出来ない」ボスキャラってのはなぁ…。(笑)

原作で何が見事かって、悪役が悪役らしくしっかり設定されてる事。
「もうこいつぶっ飛ばすしか無ぇだろ!!」って思えないキャラじゃ、ぶっ飛ばしても罪悪感感じちゃう訳で。


余談だが自分の中での敵役ベスト3は、3位アーロン2位白面の者1位ムスカ……「見ろぉ!!まるで人がゴミの様だ!!!」なんて台詞が吐けるくらいじゃなきゃ、立派な敵役とは言えないでしょう。(笑)


「悪役にだって好い所が…」っつってたら、勧善懲悪ものは作れないと思うのよ。
結果この作品も、ラストでのルフィの怒りに、今一同調出来んかった。(汗)
唐突にルフィがぶち切れたイメージしか無い…「おいおいお前、いきなり何怒ってん?骨っこでも食べとけや~」とか言いたくなってしまう。(苦笑)
動物達が角削られて累々と倒れてる場面が出て来た時にでも、もちっと怒りを露にさせとけば、不自然さが薄れたかもしれない。(あの場面は可哀想だったよ~)


…アニメのルフィって突然ぶち切れるキャラとして設定されてるんだろか??(汗)
普段能天気なのは確かだけど、嫌な目に遭えば怒るし、悲しい目に遭えば泣く……そんな普通の感情持ってる奴だと自分は捉えてるのだが。

主人公なのに「理解不能なキャラ」だと、放られてる気がするのは残念。
ルフィだけでなく、ゾロもサンジもナミもウソップもチョッパーも、原作とは性格大分違ってて(今回のチョッパーの役所は、むしろウソップに近かった様な…)、まぁこれについては他人が解釈してるんだからしょうがないとしても。


……問題は果してそんなぶち切れ主人公に、観客が感情移入出来るか否かであって。


現実に唐突ぶち切れ野郎に遇ったら、訳解んなくて恐いでしょう。(笑)


まぁでも前作よか話が破綻してない分、ストーリーは冷静に追えました。(笑)
けど作画については前作のが人手も金も掛かって見えた。
ひょっとして前作で遣った分皺寄せが来たのだろうかと、失礼ながら勘繰ってしまったり。(御免なさい)
バトルアクションも前作のが格好良い。
てゆーかゾロとサンジがちょっと弱くね?(汗)
前作の「靴が無いから本気で蹴れない」っつうのは、話の不自然さは置いといて、盛上げ方としては上手かったかも…。(けど靴が無いと蹴れないって…硝子の踵とでも呼びたくなる様な…)
いやこの作品の絵がアレだとは言いませんが(汗)……前作よりかは地味に感じましたってだけで。


とても気になった事もう2つ……誰かが戦ってる時は何もして居らずな他キャラ。

チョッパーが戦ってる間、ナミとウソは見ているだけでした。(涙)


モバンビのその後が気に懸かる…島で動物王として生きるっつうのは……どうなのかな~と……正直すっきりしない終わり方でした。


毎度ささやかなフォローポイント(苦笑)――


・最初のキッチンで皆して団欒してるシーンが、ほのぼのしてて何か好きだったかも。
・それぞれ思いのままに過してる感じが良い。
・ルフィ達ってマイウェイな割に人懐こいよな。(笑)
・好き嫌い分かれるかもしれんが、私はサンジお約束のメロリンギャグは嫌いではない。
・1回は有ると何となくほっとするっつか。(笑)
・何度もだと流石にちょっとうざく感じるけどね。(苦笑)
・サングラスまでハートってのには爆笑した。
・ぶっ飛んでって星キラーンなら更に面白かったのにと考える自分は留美子ファン。(恥笑)
・しかしナミさんならあの場合、全く気に懸けずに、払い除けたり踏んでったりするんじゃないかとも思ったり…。(まぁ…いいか)
・お茶目な敵役自体は嫌いじゃないです。
・隠し事が出来なくて自分からベラベラ話しちまうってのは、話のテンポを良くするのに効果有ったと思う。(笑)
・背中にでっかく『悪』………どういう積りで。(大笑)


もう1度この映画が観たいですか?と聞かれたら、私は「エンディングだけ観たいです」と答えるでしょう。

大変申し訳無くも、この映画で1番良かったと感じたのは、ずばりそれでした。(汗)

最後にちびちゃんな皆が集合しての場面…映画の本筋とは全く関係無いんですが、何となくホロリと来たよ…。


ってな所で本日は終了……毎度偉そうに文句垂れてゴメンなさいでした。(礼)



【おまけの週刊ワンピ感想】


スパンダムを最終的に倒すのって………ひょっとしてロビンちゃんとか?

だとしたら……………………………………恐い想像をしてしまった。(汗)
コメント
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