【前回の続きです。】
ウソだ、やっぱり諦められなかった。
ナミが「海賊」を止めても、俺はちょくちょく海へ出かけた。
けど独りじゃ海へは出られない、ナミが居なくちゃボートもこげない俺は、海岸にしゃがみごんで海をボーっと眺めるしかなかった。
高校1年の夏休みに来た時も、やっぱりそんな風に海を前にしながら、夕陽が沈むまでたそがれてた。
したら砂に打ち寄せる波ん中に、ペットボトルがプカプカ浮いてるのを見つけたんだ。
本当の事を言えば、来た時からそこに在るのを知ってた。
でもそんな光景珍しくもないし、海を汚すなんて悪い奴が居るなーって、ちょっとムカついたりしたけど、昼間は特に関心持たずに放っておいたんだ。
それが日が落ちて、空が暗~くなって来ると、やけに気になりだした。
海に出てもすぐに波に押し返されて、砂の上をゴロゴロ転がってるペットボトルが、他人(人じゃねーけど)じゃなく思えて来たっつか。
よーするに同情しちまったんだと思う。
海に向って投げてやるつもりで拾い上げたら、中に紙が入ってるのに気が付いた。
ふた取って出してみたら、それは茶色く日に焼けてて、広げてみたら字が書いてあった。
『初めまして!
俺の名前はシャンクス、今ヨットで世界一周の航海に挑戦しています。
この手紙を拾って読んだ人は返事を下さい。』
これがシャンクスと出会うきっかけになった。
日本語と英語で書かれた手紙には、ボトルを流した日付と場所、それにシャンクスの家の住所と電話番号も書いてあった。
「ヨットでの世界一周」、その言葉に俺は聞き覚えが有る。
まだ海賊を夢見ていた8年前、ニュースで「ヨットに乗って世界一周に挑戦する男」が居る事を知った。
そいつは10年前にヨットで太平洋横断に成功したって聞き、俺はがぜん注目するようになった。
ところが期待を裏切り、そいつの冒険の旅はたった数日で失敗に終わっちまった。
マストが折れて引き返したと聞かされ、俺は心底ガッカリしたんだ。
次の年もそいつは世界一周に挑戦したけど、またもや数日でヨットが故障して失敗。
ちょうどナミの母ちゃんが死んじまった件も有って、俺はそいつの冒険に期待するのを止めちまった。
けど諦めてなかったんだ。
何度失敗しても挑戦し続けてる事を知った俺は、そのシャンクスって男に会いたくなった。
日付を確認したら約2年前…今度こそ世界一周は成功したんだろうか?
高校生になってバイトを始めてからは、TVや新聞を全然チェックしてなくて、情報にはうとくなっていた。
まーバイトを始める前から新聞はほとんど読まず、TVはもっぱらゲームに使用してたけど。
ともかく考えてたってらちがあかないんで、手紙に書いてあった番号に電話して、本人から直接話を聞く事にしたんだ。
何べんかかけてようやくつながった電話で、ペットボトル入りの手紙を拾ったと伝えたら、すっげー喜ばれて「家に遊びに来い」って誘われた。
意外にもヨットマンのシャンクスの家は、俺と同じ東京の海無し地区に在って、幸い電車1本で行く事が出来た。
けれどどーゆーわけかたどりつけなくて、けーたいで道順を聞きながら行ったのを覚えてる。
約束した時間を5時間過ぎて、目指すアパートの側まで来たら、赤毛で左目ん所に3本傷の有る男が、門によりかかってこっちを見てるのに気付いた。
「あ、こいつだな!」って、向うもすぐに判ったらしい。
「よく来たなー、方向オンチ!」
いきなり無礼なあいさつぶつけられたけど、シャンクスは笑顔で俺とあく手し、家ん中に招待してくれた。
麦茶を出してもらい、4じょう半の居間で向き合った俺は、早速「今度こそ世界一周は成功したのか」聞いた。
そしたらシャンクスは思わせぶりに、うつむいて「ハァ~~~…」と重いため息吐いてから――いきなりガバーッて抱き付いて、耳元で「成功したぞォ~~~~!!!」って叫んだもんで、こまくがジンジンおかしくなった。
そっからはもう機関銃みたくしゃべるのが止らない、俺はただ圧とうされてるだけだった。
二度も失敗してるからな、言葉通り三度目の正直で、これで失敗したら帰る港は無ェと、決死の覚悟で旅立ったもんよ。
三度世界一周に挑んでヨットハーバーを出航した時の見送りは、太平洋横断成功後に挑んだ時の約1/20…失った期待をまざまざ見せ付けられ、寂しく悔しく情けなく感じたさ。
それが成功して帰って来てみれば、出迎えは400倍に膨れ上がってるじゃねェか!
すっかり英雄扱いで、俺ァ魂消たぜ!
レースの賞金は手に入ったし、講演の依頼も来るようになって、やっと借金を返す目処が付いた。
遅かりながら人生のスタートラインに着けた気がするよ!
ひとしきり満足するまでしゃべりたおしたシャンクスは、俺の持って来た手紙入りペットボトルに気が付くと、手に取ってうれしそうに眺めた。
「燃えないゴミはマナーとして持ち帰るんだが…空になった飲料水のペットボトルが増えてく内、ふと思い付いてなァ。
百数十個位流して、今迄12通返事を貰ったぜ。
全てオーストラリアからで、日本からはお前1人だけ、それも約2年の時を越えて手に渡るたァ――ルフィ、お前とは運命の糸で結ばれてんのかもな」
ふたを取って手紙を抜く。
広げた手紙の文字を、なつかしそうに読んだ。
初めて会った俺に対し、シャンクスは遠りょ無く、航海の思い出を語った。
ビルかと思うほどでっかい波に襲われて、ヨットが引っくり返った事とか。
そうかと思うと風が吹かない日が続いて、海の真ん中で立ちおうじょうした事とか。
魚を釣ろうとしたけどあんまり獲れず、缶詰ばっか食べてた事とか。
でもクリスマスには、ちゃんとクリスマスケーキを作って食べた事とか。
30過ぎの大人なのに、シャンクスは子供っぽかった。
けどつらい体験を陽気にしゃべるシャンクスを、おれはとても好きになった。
聞き上手でもあったから、俺は自分が子供の頃「海賊」に憧れてたけれど、諦めるしかなかった事情まで、くわしく話してた。
「俺も昔海賊に憧れてたぜ。けど今の世の中には合わないからなァ」
「200カイリのかべを越えたら核ミサイル落とされるって聞いたけど、ヨットはねらわれなかったのか?」
「いきなり民間人にそんな物騒な物落す国は無ェよ。したら国際問題になっちまう。ま、確かに200海里の壁は有るが、基本海は地球人全ての宝だからな。他国の船でも航行の安全は守るように決められてんだ」
「じゃあ核ミサイルで撃たれるってのはウソなのか!?」
「いや、まあ、危ねェ国も中には有るけどな…そういう国には近付かないに越した事は無い。しかし『ミサイルに撃たれる』ってのは、多分無鉄砲なお前が海に飛び出そうとするのをセーブする目的で言ったんじゃねェの?」
「大人ってウソ吐きだー!!でもミサイルで撃たれねーんなら、安心して海賊になれるわけだ!」
「馬ァ鹿、止めとけ!四六時中衛星カメラが見張ってる今じゃ、海賊稼業は続かねェよ!自由に海を渡るならヨットマンになるのが1番!」
それを聞いて、俺の頭の中に道がひらけた。
俺の夢は自由に海を渡って世界中を冒険する事。
海賊として叶えられないなら、ヨットマンになればいい。
俺は座布団の上に正座し、たたみにおでこぶつけて、シャンクスに弟子にしてくれるよう頼んだ。
一瞬目を丸くした後、シャンクスは「だっはっはっはっ…!!」と、ごーかいに笑って言った。
「カナヅチのクセしてヨットマンになる気か!?」
「うるせー!海に落ちなきゃいいだけだ!」
「ほお、1度も落水せずに航海してみせると…」
「ああ!その上お前の記録より早く世界一周してみせる!」
「俺を越えるってのか?大きく出やがって…けど気に入った!弟子にしてやるよ!
但し最低条件として、高校卒業してからだ!」
明日にでも押しかけて住みこもうと考えてたのを見透かされたらしい。
俺はぐうの音も出なくなって、その場にかたまっちまった。
そんな俺に向い、シャンクスはまるで父親みてェな事を話して聞かせた。
「お前がヨット乗りになりたいなら、集団生活を体験して人との絆を作れ。
絆を作っとけば、海へ出ても独り切りで居なくて済む。
航海は独りじゃ絶対に出来ない事なんだ」
4じょう半の居間には物がほとんど無かった。
置いてあったのはTVとせん風機とこたつと座布団、それに――
クーラーも無くてカーテンも無かったから、西日が射しこんでメチャクチャ暑かった。
首が風を求めてせん風機と一緒に動いてた位だ。
話し終えたシャンクスが、立ち上がって窓の横の柱に引っかかってた物を取りに行った。
手に持っていたのは古びた麦わら帽子。
それを俺の頭にポンとかぶせた。
「俺が初めて太平洋横断した時に被ってた物だ。
貸しといてやるから、必ず返しに来い。
待ってるからな!」
今年の10月、シャンクスは前回とは逆の、東回り単独無寄航世界一周に挑戦するため、5度目の航海に出た。
7年前と8年前の失敗のリベンジだ。
昨日電話をかけたら、南米大陸南端のホーン岬を無事通過したと聞かされた。
【続】
…どんな世界でもルフィはルフィ、きっと冒険してるだろうと思う。
次回はちゃんとハウステンボス戻るんで御安心を。(汗)
写真は普段観光丸の繋留されてるデ・ラウター桟橋と大村湾です。
ウソだ、やっぱり諦められなかった。
ナミが「海賊」を止めても、俺はちょくちょく海へ出かけた。
けど独りじゃ海へは出られない、ナミが居なくちゃボートもこげない俺は、海岸にしゃがみごんで海をボーっと眺めるしかなかった。
高校1年の夏休みに来た時も、やっぱりそんな風に海を前にしながら、夕陽が沈むまでたそがれてた。
したら砂に打ち寄せる波ん中に、ペットボトルがプカプカ浮いてるのを見つけたんだ。
本当の事を言えば、来た時からそこに在るのを知ってた。
でもそんな光景珍しくもないし、海を汚すなんて悪い奴が居るなーって、ちょっとムカついたりしたけど、昼間は特に関心持たずに放っておいたんだ。
それが日が落ちて、空が暗~くなって来ると、やけに気になりだした。
海に出てもすぐに波に押し返されて、砂の上をゴロゴロ転がってるペットボトルが、他人(人じゃねーけど)じゃなく思えて来たっつか。
よーするに同情しちまったんだと思う。
海に向って投げてやるつもりで拾い上げたら、中に紙が入ってるのに気が付いた。
ふた取って出してみたら、それは茶色く日に焼けてて、広げてみたら字が書いてあった。
『初めまして!
俺の名前はシャンクス、今ヨットで世界一周の航海に挑戦しています。
この手紙を拾って読んだ人は返事を下さい。』
これがシャンクスと出会うきっかけになった。
日本語と英語で書かれた手紙には、ボトルを流した日付と場所、それにシャンクスの家の住所と電話番号も書いてあった。
「ヨットでの世界一周」、その言葉に俺は聞き覚えが有る。
まだ海賊を夢見ていた8年前、ニュースで「ヨットに乗って世界一周に挑戦する男」が居る事を知った。
そいつは10年前にヨットで太平洋横断に成功したって聞き、俺はがぜん注目するようになった。
ところが期待を裏切り、そいつの冒険の旅はたった数日で失敗に終わっちまった。
マストが折れて引き返したと聞かされ、俺は心底ガッカリしたんだ。
次の年もそいつは世界一周に挑戦したけど、またもや数日でヨットが故障して失敗。
ちょうどナミの母ちゃんが死んじまった件も有って、俺はそいつの冒険に期待するのを止めちまった。
けど諦めてなかったんだ。
何度失敗しても挑戦し続けてる事を知った俺は、そのシャンクスって男に会いたくなった。
日付を確認したら約2年前…今度こそ世界一周は成功したんだろうか?
高校生になってバイトを始めてからは、TVや新聞を全然チェックしてなくて、情報にはうとくなっていた。
まーバイトを始める前から新聞はほとんど読まず、TVはもっぱらゲームに使用してたけど。
ともかく考えてたってらちがあかないんで、手紙に書いてあった番号に電話して、本人から直接話を聞く事にしたんだ。
何べんかかけてようやくつながった電話で、ペットボトル入りの手紙を拾ったと伝えたら、すっげー喜ばれて「家に遊びに来い」って誘われた。
意外にもヨットマンのシャンクスの家は、俺と同じ東京の海無し地区に在って、幸い電車1本で行く事が出来た。
けれどどーゆーわけかたどりつけなくて、けーたいで道順を聞きながら行ったのを覚えてる。
約束した時間を5時間過ぎて、目指すアパートの側まで来たら、赤毛で左目ん所に3本傷の有る男が、門によりかかってこっちを見てるのに気付いた。
「あ、こいつだな!」って、向うもすぐに判ったらしい。
「よく来たなー、方向オンチ!」
いきなり無礼なあいさつぶつけられたけど、シャンクスは笑顔で俺とあく手し、家ん中に招待してくれた。
麦茶を出してもらい、4じょう半の居間で向き合った俺は、早速「今度こそ世界一周は成功したのか」聞いた。
そしたらシャンクスは思わせぶりに、うつむいて「ハァ~~~…」と重いため息吐いてから――いきなりガバーッて抱き付いて、耳元で「成功したぞォ~~~~!!!」って叫んだもんで、こまくがジンジンおかしくなった。
そっからはもう機関銃みたくしゃべるのが止らない、俺はただ圧とうされてるだけだった。
二度も失敗してるからな、言葉通り三度目の正直で、これで失敗したら帰る港は無ェと、決死の覚悟で旅立ったもんよ。
三度世界一周に挑んでヨットハーバーを出航した時の見送りは、太平洋横断成功後に挑んだ時の約1/20…失った期待をまざまざ見せ付けられ、寂しく悔しく情けなく感じたさ。
それが成功して帰って来てみれば、出迎えは400倍に膨れ上がってるじゃねェか!
すっかり英雄扱いで、俺ァ魂消たぜ!
レースの賞金は手に入ったし、講演の依頼も来るようになって、やっと借金を返す目処が付いた。
遅かりながら人生のスタートラインに着けた気がするよ!
ひとしきり満足するまでしゃべりたおしたシャンクスは、俺の持って来た手紙入りペットボトルに気が付くと、手に取ってうれしそうに眺めた。
「燃えないゴミはマナーとして持ち帰るんだが…空になった飲料水のペットボトルが増えてく内、ふと思い付いてなァ。
百数十個位流して、今迄12通返事を貰ったぜ。
全てオーストラリアからで、日本からはお前1人だけ、それも約2年の時を越えて手に渡るたァ――ルフィ、お前とは運命の糸で結ばれてんのかもな」
ふたを取って手紙を抜く。
広げた手紙の文字を、なつかしそうに読んだ。
初めて会った俺に対し、シャンクスは遠りょ無く、航海の思い出を語った。
ビルかと思うほどでっかい波に襲われて、ヨットが引っくり返った事とか。
そうかと思うと風が吹かない日が続いて、海の真ん中で立ちおうじょうした事とか。
魚を釣ろうとしたけどあんまり獲れず、缶詰ばっか食べてた事とか。
でもクリスマスには、ちゃんとクリスマスケーキを作って食べた事とか。
30過ぎの大人なのに、シャンクスは子供っぽかった。
けどつらい体験を陽気にしゃべるシャンクスを、おれはとても好きになった。
聞き上手でもあったから、俺は自分が子供の頃「海賊」に憧れてたけれど、諦めるしかなかった事情まで、くわしく話してた。
「俺も昔海賊に憧れてたぜ。けど今の世の中には合わないからなァ」
「200カイリのかべを越えたら核ミサイル落とされるって聞いたけど、ヨットはねらわれなかったのか?」
「いきなり民間人にそんな物騒な物落す国は無ェよ。したら国際問題になっちまう。ま、確かに200海里の壁は有るが、基本海は地球人全ての宝だからな。他国の船でも航行の安全は守るように決められてんだ」
「じゃあ核ミサイルで撃たれるってのはウソなのか!?」
「いや、まあ、危ねェ国も中には有るけどな…そういう国には近付かないに越した事は無い。しかし『ミサイルに撃たれる』ってのは、多分無鉄砲なお前が海に飛び出そうとするのをセーブする目的で言ったんじゃねェの?」
「大人ってウソ吐きだー!!でもミサイルで撃たれねーんなら、安心して海賊になれるわけだ!」
「馬ァ鹿、止めとけ!四六時中衛星カメラが見張ってる今じゃ、海賊稼業は続かねェよ!自由に海を渡るならヨットマンになるのが1番!」
それを聞いて、俺の頭の中に道がひらけた。
俺の夢は自由に海を渡って世界中を冒険する事。
海賊として叶えられないなら、ヨットマンになればいい。
俺は座布団の上に正座し、たたみにおでこぶつけて、シャンクスに弟子にしてくれるよう頼んだ。
一瞬目を丸くした後、シャンクスは「だっはっはっはっ…!!」と、ごーかいに笑って言った。
「カナヅチのクセしてヨットマンになる気か!?」
「うるせー!海に落ちなきゃいいだけだ!」
「ほお、1度も落水せずに航海してみせると…」
「ああ!その上お前の記録より早く世界一周してみせる!」
「俺を越えるってのか?大きく出やがって…けど気に入った!弟子にしてやるよ!
但し最低条件として、高校卒業してからだ!」
明日にでも押しかけて住みこもうと考えてたのを見透かされたらしい。
俺はぐうの音も出なくなって、その場にかたまっちまった。
そんな俺に向い、シャンクスはまるで父親みてェな事を話して聞かせた。
「お前がヨット乗りになりたいなら、集団生活を体験して人との絆を作れ。
絆を作っとけば、海へ出ても独り切りで居なくて済む。
航海は独りじゃ絶対に出来ない事なんだ」
4じょう半の居間には物がほとんど無かった。
置いてあったのはTVとせん風機とこたつと座布団、それに――
クーラーも無くてカーテンも無かったから、西日が射しこんでメチャクチャ暑かった。
首が風を求めてせん風機と一緒に動いてた位だ。
話し終えたシャンクスが、立ち上がって窓の横の柱に引っかかってた物を取りに行った。
手に持っていたのは古びた麦わら帽子。
それを俺の頭にポンとかぶせた。
「俺が初めて太平洋横断した時に被ってた物だ。
貸しといてやるから、必ず返しに来い。
待ってるからな!」
今年の10月、シャンクスは前回とは逆の、東回り単独無寄航世界一周に挑戦するため、5度目の航海に出た。
7年前と8年前の失敗のリベンジだ。
昨日電話をかけたら、南米大陸南端のホーン岬を無事通過したと聞かされた。
【続】
…どんな世界でもルフィはルフィ、きっと冒険してるだろうと思う。
次回はちゃんとハウステンボス戻るんで御安心を。(汗)
写真は普段観光丸の繋留されてるデ・ラウター桟橋と大村湾です。