打ち合わせを終えた夜
クライアントさまがおいしいお店を見つけたからと、岡山市郊外にある 中華料理店『大福園』へと向かいます
お店に着いたのは19:30近くではあるものの、平日の夜であるにもかかわらず満席でありまして…
店内の待ち席には既にひと組の先客がいらっしゃいましたので、しばらくお店の外で待つことにいたします
そんなワタシたちを気遣って何度も声を掛けてくださったおふたりがオーナー夫婦なのでありまして、奥さまの決して流暢とは言えない日本語がとっても愛くるしく思えます
店内に置かれる調度品は椅子やテーブルに至るまで高級であるもののようで、いわゆる町中華ではないワンランク上のお店である印象を感じます
先ずは前菜からふた品
「しっとりバンバンジー」と「乾豆腐のサラダ」をいただきます
日本ではあまり馴染みがない乾豆腐ではありますが、主張のないシンプルな味わいはタレなど他のものの味を引き立ててくれまして…
きゅうりの爽やかな歯ざわりとともにさっぱりとしたタレでいただきます
そして点心メニューから「エビ蒸し餃子」「焼き小籠包」「特製エビ春巻き」
横浜中華街などでは立ち食いできるファストフードとして爆発的なブームになっている焼き小籠包でありますが、これまた中華料理店で提供されることは珍しく…
ムッチリとした皮から溢れ出す熱々なジュースを楽しみます
黒板メニューに書かれたおすすめからは「ハマグリのスープ」
これが期待を裏切ることのなく優しい味わいのスープでありまして…
ハマグリからの出汁だけでなく、たっぷりと入った野菜の旨味が身体に優しいスープであります
一品料理は「フレッシュトマトのトロトロ卵炒め」「絶品麻婆茄子」
しっかりと甘みを感じるトマトの卵炒めはふわっふわな卵が見事でありますし、麻婆茄子というよりも辛子炒めと言った感じではありますが、辛さだけでなく旨味を感じる辣油のおいしさを味わえるものでありました
〆にいただくのは「海鮮チャーハン」「中華ヤキソバ」「激辛大福ラーメン」
名の割にあまり具材が入ってないなと思ったチャーハンでありますが、小皿に取り分け用とスプーンを入れますとゴロゴロとたっぷりなカニ身や海老が…
そしてどれほど辛いの?と挑戦的な気持ちでお願いした大福ラーメンでありますが、スープにしっかりと唐辛子の辛味と旨味が溶け込んでいまして…
お店の屋号を背負うに相応しい一品でありました
【中華料理 大福園】
岡山県岡山市北区大元2-2-1
086-259-0351