渋谷区神泉に本店を構える『焼肉 永秀』
上質な黒毛和牛と新鮮なホルモンを抜群のコストパフォーマンスでいただくことができるとの評判でありまして…
2013年の本店オープンから僅か5年で3店舗目を出店されたと聞き、お邪魔させていただくことにいたします
場所は新宿歌舞伎町
区役所の裏手辺りにあって、大きめな提灯が目立つことからわかりやすくはあるのですが…
一枚板に彫られたかのように思われる重厚な看板や、店内を覗くことができない檜の門構えに敷居の高さを感じます
とは言え、店内へと足を踏み入れますと迎えてくれたスタッフの笑顔に緊張が解されましたし、明るい照明は清潔感だけでなく安心感をも与えてくれるものでありました
お通しとして提供されたのはチャンジャと韓国の海苔
十分に一品としても商品となるチャンジャがいただけたことはありがたく…
パリッとした韓国海苔で包みいただきます
そして「キムチ盛り合わせ」
辛味の奥にある旨味を感じる上質な唐辛子が使われているようですし、カクテキでは大根の甘みとともにおいしくいただきました
まずは「牛タン塩」
こちらでは〝生〟の牛タンが使われているとのことで、しっとりとした舌ざわりを楽しむことができますし…
ネギを添えていただけますので、好みでネギタン塩としていただくこともできる幸せを感じます
新名物と書かれた「骨付きカルビ」
骨の周りのお肉には旨味が詰まっていることから大好きなものではあるのですが…
これまでに見たことのないビジュアルに食べづらいのではないかとの不安を持ちながらもいただいてみますと…
骨と肉との間に包丁が入れられていますし、塊のように思えたお肉はキチンとスライスされていますのでジューシーで柔らかい極上の霜降り肉を余すことなくいただくことができました
タンとカルビと続いたら、次はやっぱりロースでありましょうと「3秒ロース」をいただきます
片面を3秒ずつ軽く炙る程度でいただきますと、絹のような舌ざわりととろけるような上質な脂の甘みを楽しむことができました
と、ここまでのお肉はおいしくて当たり前
焼肉屋さんの醍醐味は並のお肉をタレで揉み込むことでのおいしさでありまして…
「ハラミ」と「カルビ」をいただくことといたします
新鮮なハラミには全く臭みを感じることなく…
シャリっとした独特な歯ざわりを感じることができますし、上質な脂の甘みを楽しむことができるカルビも見事なおいしさでありまして、お値段もボリュームも満足なものでありました
お肉の〆は「シマチョウ」
こちらではシマチョウ以外にもホルモンやマルチョウと品揃えされていまして…
もっとも脂が乗っているであろうシマチョウをいただくことにしたのですが、毎日市場で買い付けるというこだわりのホルモンをいただくことができました
食事は「コムタンクッパ」と「冷麺」
お腹の具合としてはどちらか一つで良かったのですが、どちらをいただくかを選ぶことができずに…
脂っこいのかと思いながらいただいたコムタンでありますが、さっぱりとしていながらもコクを感じることができるものでありますし、冷麺ではコシがある麺の歯ざわりとすっきりとした喉越しのスープを味わうことができました
何度もロースターの焼き網を交換してくれるサービスもありがたいものでありますし、その際のスタッフとの会話も楽しく…
クォリティー、サービスともに高いコストパフォーマンスを感じることができました
【焼肉 永秀】
東京都新宿区歌舞伎町1-8-4 良川ビルⅥ 1F
03-3207-3864