東京メトロ日比谷線小伝馬町駅：『近三』 創業1869年 伝統あるお店でいただくふっくらとした鰻に大満足

最近鰻にハマっていると言う友人に誘われ京橋で待ち合わせ
京橋周辺にも美味しい鰻を提供するお店はあるのだろうけど、そこからタクシーに乗って小伝馬町へと向かいます



小伝馬町駅と馬喰町駅との真ん中辺りではあるのですが、江戸通りから間口一軒ほどの狭い路地を入った奥まったところにお店があるために、注意深く歩いていないと見過ごしてしまいそうなお店なのです
しかし、その狭い路地はきれいに掃除されていて…　ちょっと江戸の小道を歩いているような情緒を感じさせてくれるステキな空間でもありますね



暖簾を潜りますと、いくつかのテーブル席がありまして、その脇を通り過ぎて案内された2Fの座敷へと階段を上ります
そこは宴会も出来るような広間なのですが、襖で仕切られていることで程よく落ち着ける空間になっていますし、ふたりにはゆったり過ぎるような席をいただくことができたことでちょっとした贅沢感すら感じます



いただいた鰻重は「竹」
松竹梅とある鰻重の真ん中であるのですが、このボリュームに大満足
しっかりと太った鰻にはたっぷりの脂がのっていまして…　その余分な脂を落とすように蒸し揚げられたモノはとってもふっくらとしていまして…
サラッとした甘みを抑えたタレが鰻本来の旨みを味わわせてくれますし、ひと粒ひと粒がしっかりとしたご飯を最後のひと粒まで美味しくいただかせてくれますので、先ずはそのサッパリとしたタレを味わい、その後、お好みで山椒を掛けていただくと良いでしょう



肝吸いもしっかりとした出汁の香りがありまして…
肝も鰻の大きさを想像させるくらいに大きなものでありますから、プチュンとした食感もココで鰻をいただく醍醐味でありましょう



実はこのお店
現在サッカー解説者としてご活躍されている松木安太郎氏の実家としても知られているのですが、店内にはそれを知らせるようなモノはほとんど置かれて無くて…
芸能人パワーに頼ることなく、料理の美味しさで勝負をしている姿にも好感が持てますね



【近三】
東京都中央区日本橋小伝馬町15-16
03-3661-6367

東京メトロ日比谷線北千住駅：『久楽』 シコシコの玉子麺とマイルドな白味噌がお気に入り

つくばへ出張
四国へ近づいている台風の影響でか、都内でも雨が降ったり止んだり
時折激しい雨が降ったかと思うと青空が拡がったりと、様変わりな天気に戸惑いながらも折りたたみの傘を持って出かけます




北千住駅での乗り換えを利用してランチ
今日も駅構内で手軽に済ませようと、ちょっと気になっていた北海道ラーメンのお店へお邪魔することにいたします
北海道ラーメンと言えば白味噌、そして中細の縮れた玉子麺というのがワタシの中でのこだわりでありまして…



ココがどう言ったモノかと疑心暗鬼ではありますが、かなりお店に賑わいもあるようですから、きっと大きな外れは無いだろうと大した期待もせずに暖簾を潜ります
先ずは入口にある券売機で食券を買うのですが、煮玉子付きで940円とはちょっと強気な価格設定に思えますが、店内には多くのお客さまがいらっしゃることからココは当たりかもって思いが大きくなります


いただいたのは最もシンプルな白味噌ラーメンに煮玉子トッピング
スープをいただきますとマイルドな味わいの中にコクが感じられるものでありますし、気になっていた麺もワタシ好みの縮れの玉子麺
この黄色みを帯びたシコシコの麺とスープの相性がバッチリですし、もやしの他に大きめに刻まれた玉ねぎのシャキッとした食感も楽しくて、それがちょっとした舌休めのような役割を果たしてくれて最後まで美味しくいただけるよう工夫がされていますね



お店にはひとりでも安心して座れるカウンター席がたくさん用意されていまして…
入店したタイミングでは男性のお客さまで埋め尽くされていたのですが、徐々に女性のお一人さまも増えてきまして、退店する頃には男女半々くらいにまでなっていましたね



【北海道らーめん 久楽】
東京都足立区千住旭町42-1 東武北千住駅改札内2F
03-5284-1440

東京メトロ日比谷線銀座駅：『焼肉トラジ』 名物である厚さ9mmの生タンは必食の価値あり

アポイントまでの時間潰しにとスターバックス
そこで新商品である「Peach in Peach」なるフラペチーノをいただきクールダウンしようとしたら…
商品を提供するスタッフがワタシの出で立ちを見て、ピンクのジャケットとナイスコーデですねと声を掛けてくるではないですか　こんなフレンドリーなトークが出来るスタッフがいるなんて、スタバってさすがですね




そして夜、日中の仕事をご一緒させていただいたメンバーと打ち上げをしましょうと『トラジ』
20年ほど前に恵比寿に面白い焼肉屋さんがオープンしたと言うことで視察にお邪魔したのですが、それが焼肉居酒屋って業態の始まりであったことを思い出します
そんなお店の支店となる有楽町店は、路面にテーブルが並びココが東京なのかと疑いたくなるような有楽町の一角にありまして…
狭く暗い階段はちょっと怪しげでソコを上るにはちょっと勇気がいるように思うのですが、今でも多くのお客さまで賑わっていますね



お店の看板商品でもある「名物“生”タン塩」
厚みが9mmほどもあるタンの片面をしっかりと焼き、裏返して程よいミディアムほどに焼き上げますと…
ほどよい歯応えとジューシーさが堪りませんね
厚みがある分しっかりと塩をしないと旨みが出ないのですが、今日いただいたモノはそれがちょっと少なかったようで…　でもレモンダレで美味しくいただけました



そして、カルビとヒレカク
とろけるような甘みたっぷりの脂が噛んだカルビはタレの甘みとの相性がバッチリでありますし、ヒレカクのサッパリとしていて柔らかい食感も忘れ難い美味しさですね



赤身だけでなく、内臓モノも自慢であるようで…
お店の方に勧められるままにいただいたミノとホルモンなんですが、たっぷりと脂がのったホルモンのコリコリとした食感とその脂身からの旨みに大満足
そしてミノがとっても新鮮で、シャリっとしたような歯触りが最高ですね



〆には「ユッケジャン麺」
ココの〆はコレが一番だよって同席した方のお勧めで、いただいてみたのですが…
辛味と旨みのバランスが良いユッケジャンスープに、モチッとした食感が特徴的な麺との相性が見事でありますし、溶き玉子が上手くこのふたつをつないでくれていますのでとっても美味しくいただけますね


ちょうど今年が創業から20周年と言うことであるようで…
記念イベントも実施されていますので、また近いうちにお邪魔することにいたしましょう



【焼肉トラジ】
東京都千代田区有楽町2-3-2 新白石ビル2〜3F
03-5537-6262

JR総武本線新小岩駅：『ステーキくに』 四半世紀続く人気店が全面改装 装いも新たにオープンします

明日15日のオープンを前に行われるレセプションパーティーへお招きをいただいて新小岩
日中にしとしとと降っていた雨も上がり、心地良い風が流れるようになって、天候にも祝福されているかのようであります




オープンして四半世紀
地元の方に愛され永く繁盛を続けているお店も老朽化が進んで…
このままでは来店していただいたお客さまに心地良い食事の場を提供できない、そしてそこで働くスタッフにとっても快適な職場とは言えないと全面改装をしての再オープンであります



解体ショーが行われた生マグロはねっとりと舌にまとわるような舌触りが素晴らしいモノでありますし、専用の機械を導入して注文が入ってから切り分け提供すると言う生ハム、更にはしっとりとジューシーに焼き上げられたローストビーフと、どれも満足がいくモノばかりでありまして…
100名を超えたお客さまとの交流も楽しいパーティーでありました



お店の看板商品であるステーキは、テーブルを囲むみんなで取り分けられるように大きな塊で提供されまして…
炭火で焼き上げれることで表面はカリッと芳ばしく、そして中はとってもジューシーなモノ
やっぱりお肉って厚切りのモノを豪快に焼き上げることが一番美味しくいただけますね



更にハンバーグも大きな塊で…
牛肉100％で作られるハンバーグにはギュッと噛みしめるお肉の食感がありますので、お肉好きには堪らないモノですね



スタッフの方がテーブルを回りながら提供していただけたガーリックライスも見事なモノでありまして…
ほんのりと香るガーリックの風味に後ろ髪を引かれるような気がいたします
お料理と言うモノ
また食べたいと思えることが美味しさでありますから、こう言った商品が提供され続ける限り、このお店は多くのお客さまで賑わい続けることでありましょう



新規に出店することには投資を惜しまないものの、お店を長く休み既存店の改装することに投資をしない企業が多いのですが…
このお店が原点となった『いきなり！ステーキ』の積極的な展開を行いながらも、既存店の活性化も忘れることが無い姿勢に感心いたします
飲食店と言うもの、永く繁盛を継続させるためには5~7年に一回のプチリニューアル、そして10~15年に1回は大規模改装が必要なんですよね



【ステーキくに】
東京都葛飾区奥戸4-13-1
03-5698-9200

都営地下鉄大江戸線門前仲町駅：『いきなり！ステーキ』 下町情緒ある門仲に話題のステーキ屋がオープン

暑い！　暑い！　暑い！
今日は今季最高の気温となったそうだ　そして、夜になってもその気温は下がらない…
こうやってどんどん夏になっていくのでしょうね




これまで都心部を中心に展開をしてきた『いきなり！ステーキ』が下町情緒ある門前仲町にオープンします
正式な開店日は明日7月14日なのですが、レセプションってことでひと足お先に美味しいステーキをいただくことができました



今日のお肉は378g
400gを超えない程度に切ってねとお願いしたところ、このグラム数でカットするとは見事な技術ですね
こんなサービスを提供してくれるお店は唯一無二でしょうし、そのステーキが美味しいときているのですから、もう他のお店へ行く気になれません



レアでの提供を勧められますが、ワタシはいつもミディアムレア
と言いますのも、こんがりと表面を焼き固めることでの芳ばしさと、脂身までが美味しくいただけるからでありまして…
キチッと塩コショーされたステーキはソースなんて掛けずとも、トッピングされたメンテルバターだけで美味しくいただけるのです


今後も続々と出店が続くと言う『いきなり！ステーキ』
メディアの取材も絶えないようで…
今日もTBSのカメラが入ってましたよ



【いきなり！ステーキ】
東京都江東区門前仲町2-9-2
03-6458-5429

東京メトロ日比谷線銀座駅：『とん㐂』 銀座のど真ん中にありながら気軽にいただけるとんかつ

東日本全域に高温注意情報が出ているらしく、都内中心部でも32℃を超えた日
ジリジリとした日射しは厳しいものがありましたが、比較的乾燥した風が流れていることで、日陰で入りますとホッとひと息つけたりもして…
ボチボチと休憩を取りながら銀座をブラブラと歩きます




ランチでお邪魔したのはこちら『とん㐂』
銀座の中心部にありながらも、リーズナブルなとんかつを提供して下さるお店であります
地下へと下る階段はさほど広くなくお店を出て来られた方と交差するのがやっとなほどでありますが、そんな佇まいにも歴史が感じられて…



厨房に向かう10ほどが座れるカウンター席と4名掛けのテーブル3つはどれも年季が入っていて、味が出るほどに使いこまれたモノ
そして厨房の中はビカビカに磨かれていますし、そこで働く調理資産の白衣も真っ白でアイロンが掛かったもの
こう言った姿こそが名店である証明だとワタシは考えます



で、いただいた特製ロースカツ定食
1500円でいただけるモノですから、それほどの厚みはありませんがサクッとした油切れの良い衣がとっても魅力的
そして使われるお肉は平田牧場の三元豚であるとのことで脂身の甘みとコクが特徴的なもの
軽い食感でありまし、これならもたれることも無さそうですね



定食にはおろしポン酢ようにと大根おろしが添えれていまして…
スパイシーなソースでいただくも良し、このおろしポン酢でサッパリといただくも良し
今日のような暑い日はポン酢でサッパリって人も多いことでありましょう


こちらで提供されるかつ丼もかなりの人気メニューであるようで…
特別な日にいただく上等なとんかつと言うよりも、日常で利用できる気軽なお店ってことなのでしょうね



【とん㐂】
東京都中央区銀座6-5-15 銀座能楽堂ビル B1F
03-3572-0702

東京メトロ有楽町線月島駅：『上海ダイニング』 ロケーションに恵まれたオシャレ中華でいただく担々麺

ノンスケジュールの土曜日をのんびりと過ごした夜は、ご近所にある中華料理のお店へ
日中はかなりの暑さだったようですが、まだこの時期ですと日が落ちると涼しさが感じられまして…




うまく画像にはおさめられなかったけど、隅田川に面したお店からはバブル絶頂期に掛けられた橋であるということで贅沢な造りでもある中央大橋や、赤穂浪士が討ち入りの帰りに渡った橋として有名な永代橋のブルーにライトアップされた姿を臨むことができる全面ガラズ張りのおしゃれなお店であります
テラス席ではペット同伴のお客さまも利用できるってことで、隅田川テラスを散歩した後に立ち寄られる方も多いようですね



店内は明るく、60席ほどのゆったりとした空間が広がり、そこからはオープンになった厨房を臨むことができまして…
臨場感ある雰囲気も素敵なのであります



そんなお店でいただいたお料理がこれ
白ごまをたっぷりと使った担々麺でありまして、芝麻醤の甘みとトロミというよりも、香ばしいゴマの香りが豊かなスタイル
加水が少ない中細の縮れ麺が程よい辛みがあるスープをうまく連れてきてくれますので、辛味と風味を楽しむことができます



点心メニューからふかひれ蒸し餃子と海老蒸し餃子を…
それぞれ2個からの注文が可能であるとのことでしたので2種をいただくことにいたします
別々の蒸籠で蒸されて提供されたのですが、小さな餃子がコロコロっと乗った姿がおいしそうではありませんでしたので、ひとつの蒸籠にまとめてパチリ



茄子が美味しい季節だからと麻婆茄子
たっぷりと使われた挽肉の甘みの中にピリッとした辛味があって、それが茄子とまとまることで…
あ～　白いご飯がほしい～


と、基本的に商品は満足いくものなのですが、残念なのはサービススタッフでありますね
スタッフを集めることが厳しくなってきてはいますが、ここを妥協してしまうと負のスパイラルに巻き込まれることになるんですよね



【上海ダイニング】
東京都中央区佃2-1-3 共同通信社・研修交流センター1F
03-5166-0105

東京メトロ半蔵門線半蔵門駅：『Kitchen ジロー亭』 玉ねぎの甘みが美味しいスタミナ焼き

今月はスッキリとした天気に恵まれず記録的に日照時間が少ないのだとか
今日は久しぶりに天候に恵まれたのだけど、前日との気温差が10℃を超えると身体がそれについていけず、クラクラとめまいがするような暑さの中、セミナーを受講するために半蔵門へと出掛けます




会場の近くでランチをしようと見つけたのがこのお店
ハンバーグやメンチカツなどを名物とする定食屋さん『キッチンジロー』だと思うのですが、看板には『Kitchen ジロー亭』の文字が…
しかし、そのメニューから『キッチンジロー』であることを確信して入店することにいたします
（どうやらココはフランチャイズ加盟のお店であるようですね）



14:00近い時間でありながらも多くのお客さまで賑わっていまして、スタッフの方々も元気いっぱいに営業されています
良いお店って言うのは、作られた活気では無く、こちらのようにお客さまの賑わいとスタッフの意気込みで生まれる活気があるんですよね



代表的な商品14種ほどの中から好きなモノを選んで盛り合わせることが出来と言うのがこちらの魅力でありまして、もちろん単品でも良し、2品でも良し、3品だってOKであるとのこと
人気なのはスタミナ焼きであるようでして、多くの方がそれと揚げ物を選んだ2品を召し上がっておられまして…
ワタシも、そんなスタミナ焼きとホタテミルクコロッケをいただくことにいたします
揚げたてで熱々のコロッケはその名との通りミルキーな仕上がりでありまして、ほんのりとホタテの旨みを感じるベシャメルがとっても美味しいモノですね
そしてスタミナ焼きは、たっぷりの玉ねぎと少々のお肉がにんにく風味のソースで炒められているのですが、その玉ねぎの甘みをブラックペッパーの香りが引き締めていまして…
これはご飯に良く合いますね



【Kitchen ジロー亭】
東京都千代田区麹町1-8-8 グランドメゾン麹町1F
03-5215-8880

東京メトロ千代田線赤坂駅：『築地てんぷら 天金』 やはり効率重視のチェーン店発想のお店ですね

『大阪王将』『太陽のトマト麺』『よってこや』を主軸に展開するイートランドって会社
最近新しい業態の開発にも力が入っているようで、そのひとつとして赤坂にオープンさせたのが『築地てんぷら 天金』ってお店
ちょっと気になったのでお邪魔してみることにいたします




赤坂駅から徒歩2分ほど
みずじ通りに入ってすぐのトコロにお店はありまして、天金と書かれた大きな提灯が直ぐに目に入ります
日本橋で行列を作る天ぷらめしや天丼の『金子半之助』がその支店となる『金子屋』を溜池山王に出店していることもあって、赤坂での天ぷら戦争が注目されそうですね



店内は10名ちょっとが座れる長いカウンターがありまして、その中で天ぷらを揚げる職人さんの中にはショートカットがステキな女性の姿も…
明るく清潔感が好印象ですね



半身の穴子が揚げられた「穴子天ぷら定食」が名物であるとのことではありましたが、海老づくしって言葉に惹かれて特選とある「海老づくし定食」をいただくことにいたします
最初に提供されたのは大海老1本と、通常サイズの海老2本、それに桜えび煎餅
芳ばしくパリッと揚がった桜えび煎餅の食感はなかなか新鮮でありまして、コレはちょっと面白い商品なのですが、肝心の海老はと言いますと…
仕入れられた伸ばし海老が使われているようで、これが特選だと言われてもちょっと納得はできませんね



ご自由にお召し上がりくださいと置かれた塩昆布を、熱々のご飯に乗せて…
更には柴漬けや塩辛なども用意されていますので、お替わりも出来ると言うご飯を美味しくいただくことが出来るサービスはとてもうれしいものですね



続いて、赤海老、ズッキーニ、かき揚げと提供されまして…
どれも当然のように揚げたてでありますからサクッとした衣がとても良い食感ですし、それをいただく天つゆも鰹の風味が豊かなもので…
出汁の香りって優しくて、ちょっとした贅沢を感じさせてくれますね



かき揚げをお替りしたご飯の上に乗せて、天茶としていただいてみたのですが、ちょっと旨みが物足りない出汁でありまして…
先の塩昆布を少し加えて昆布の旨みでサラサラっといただきますと、玉ねぎの甘みも加わり美味しくいただけました


20席のお店とは言え海老の使用量はかなりのモノであることは解るのですが…
逆に言えば、多くのお客さまが召し上がられる海老でありますので、それをより美味しく提供することに力を注いでいただきたいところであるのですが、そこがやはりチェーン店発想ってことなのでしょうかね
効率も大切なことであるとは思いますが、ココが個人お店だったらもっと繁盛していることでありましょう



【築地てんぷら 天金】
東京都港区赤坂3-13-4
03-5549-2105

東京メトロ有楽町線豊洲駅：『すしつね 匠』 リニューアルして更に美味しく使いやすくなりました

ザーザー振りの雨の中、「ららぽーと」へと出掛けます
前回ココへ来た時にウインドウに並べられた真っ赤な靴がとてもステキで…
ちょっと気になってそのお店を覗いてみますとタイミング良くセール中でありましたので、昨日も靴を買ったばかりなのに、今日もまたその赤い靴を買っちゃいました



そして『すしつね匠』
以前は『豊洲漁港寿し常 市場内店』ってお店だったのですが、いつの間にかリニューアルされていまして…
市場場内店ってことで雑多な印象を演出していたお店も、すっかりと落ち着きがある雰囲気に変わっているのです



奥にはひとりでも気軽に利用できるカウンター席や、ゆったりとしたテーブル席が配置されていまして、ココ「ららぽーと」へ来店されるお客さまのニーズに応えようってことなのでしょうね
それが功を奏したようで、小さなお子さまを連れたファミリー客や、仕事帰りと思われる女性の二人連れがいたりと、様々なお客さまで賑わっています



「夏の仲良しセット」
お寿司だけでなく、天ぷらや茶わん蒸し、お椀の他にドルチェまでもがセットになった、これひとつで二人の食事が完結するありがたいメニューを見つけます
8種の握りは全て2貫づつ盛られていまして、夏らしさを感じる鱧までもが…　これはお値打ちですね



天ぷらだって、海老の他にも白身のお魚まであって、十分に満足できるモノですし、そのサクッと揚がった出来栄えにも納得ですね
冷たく冷やされた茶わん蒸しにはたっぷりのカニ身が乗せられていて…
ちょっとした贅沢感をも感じましたよ



そして「こぼれ寿司」とネーミングされたコレ
軍艦の上にネタがたっぷりと乗せられているのかと思いきや、下に敷かれているのはかっぱ巻きでありまして…
シャキッとしたきゅうりの食感が良いアクセントになっていますね


ってことで、お寿司好きの友人もかなりご満悦でありまして…
豊洲近辺でのお寿司はココになりそうですね




【すしつね 匠】
東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドックららぽーと豊洲3F
03-6910-1421

東京メトロ日比谷線銀座駅：『PUB CARDINAL』 由緒あるお店でいただいた大人のためのお子さまランチ

月に一度ほどのペースで仕事仲間からお誘いいただいているランチミーティング
お互いの近況を語り合うことで、それが刺激になって…　
もっと頑張らなきゃって思える時間でありました




そんなランチをいただいたお店は、日本で初めてのブリティッシュ・パブとも言われる『カーディナル』
1966年の創業から多くのお客さまに支持され続ける繁盛店でありまして、お昼は懐かしい洋食メニューを提供し、夜にはパブとして社交の場を提供しているのです



数寄屋橋と言う好立地でもありますから、お昼時には銀座にお買いものに来られたご婦人たちが気軽にオシャレな雰囲気を楽しんでいるようでありまして…
ワタシたち以外は女性のお客さまで埋め尽くされていますね



こちらの名物料理はローストビーフでありますから、それをいただこうかとも思ったのですが、数量限定とある海老フライに心を奪われて…
とは言え海老フライだけではちょっと物足りないと、コンビネーションされた商品は無いのかとスタッフに訪ねてみますと、人気のオムライスとハンバーグ、更には唐揚げまでもが一緒になった、まるで大人のお子さまランチのような商品があると言うではないですか
ゴロっとしたハンバーグにはデミソースが掛けられ、オムライスにはトロトロ卵が…
そして大ぶりな海老フライは身がとってもプリッとしていて、幸せ気分満載でありました


残念なのは、提供時間を優先するあまりハンバーグが事前に焼き置きされているようで、ふっくらとした食感やジューシーさが感じられなかったことですね



【PUB CARDINAL】
東京都中央区銀座5-3-1 銀座ソニービル1F
03-3573-0011

東京メトロ有楽町線豊洲駅：『元祖餃子舗 』 美味しい餃子と手軽なお料理の数々で大人気

遅くなってしまった夜ごはんは餃子とビール
ではありませんが、美味しい餃子をいただくことにしようと豊洲へ




関東にも続々と出店を続ける大阪の老舗中華料理店『』
その看板メニューは言わずと知れた餃子でありますね
餃子好きのワタシに限らず、ココへ来られるお客さまの多くは入店と同時に餃子を注文されますし、それも人数分以上を…



当然ワタシも席に着くなり3人前の餃子をお願いいたします
お店の方も注文が入ってから焼き始めると言うよりは、来客を想定しながら焼いていらっしゃるようで…
ときには驚くほどに素早く提供されることもあるのですが、今日は遅い時間であったこともあり、きっと注文してから焼き始めたのでしょう　いつもより提供までの時間が掛かったように感じます
そんな餃子は、薄皮がとろけるようになめらかで焼き目はパリッと香ばしく、軽い食感でありますからいくつでも食べられちゃうんですよね



そして海老のから揚げ
唐揚げと言うよりは天ぷらって感じではありますが、プリッとした海老の食感と、お塩を少し付けていただくことで海老の甘みが引き出されまして…
結構お気に入りであります



そして「麻婆飯」
四川麻婆であるとか、陳さんの麻婆豆腐などと、山椒のビリビリ感を前面に出した麻婆豆腐を提供するお店が増えてきた中、こちらで提供されるのは昔ながらの中国家庭料理的なモノ
ほんのりと辛味はありますが、挽肉の甘みが引き立った優しい味わいがご飯と良く合うのでしょうし、炊き立てとはいきませんが、甘みがあるしっとりとしたご飯も美味しくいただけます



近隣のビジネスマンに大人気であるようでいつも多くのお客さまで賑わっているのですが、なかには女性のお一人さまがいらっしゃったりしまして…
気軽に美味しいお料理がいただけるってことが人気の秘密なのでしょうね



【元祖餃子舗 】
東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント1F
03-3536-0030

東京メトロ有楽町線月島駅：『玄粋庵 KITSUNE』 茗荷の香りとナスの煮浸しが美味しい冷かけそば

バタバタとする日が続くなか、久しぶりにのんびりと過ごせる日曜日
お部屋の掃除や洗濯、そしてクリーニングと所要をこなす合間にランチをいただきます




マンションの近くにある十割蕎麦にこだわるお店でありまして、これまでにも数回お邪魔させていただいているトコロ
コシがある麺の喉越しがとてもステキでお気に入りの1軒なんです



今日のようなジメジメとした不快な日にはサッパリと冷たいお蕎麦をツルツルっと啜ることにいたしましょうと「夏野菜の冷かけそば」
食欲をそそる茗荷の香りに、ヤングコーンのシャキッとした食感
それになんといっても、冷たく冷やされたナスの煮浸しが実に良い味を出しているんですよね
もちろん出汁だって、冷やされていながらもしっかりと鰹の香りがしまして…



そして、プラス250円でいただける「ちりめん山椒ごはん」
ほんのりと香る山椒にちりめんの旨みが、ごはんとの相性抜群でありまして…　炊き立て艶々の美味しいご飯だと、これだけでもおご馳走になっちゃうんですよね



【玄粋庵 KITSUNE】
東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエア1F
03-3536-1919

東京メトロ銀座線銀座駅：『SALON 1950』 伝統を受け継いだ看板の無いお店でいただく名物料理の数々

かつて何度となく気軽にお邪魔していた『キャンドル』が閉店してしまい、そこの主要スッタフが中心となって装いも新たにオープンしたお店なのですが、かつてのようなアラカルトメニューではなくコース料理だけを提供するとのことで、なかなかチャンスが無くて…



友人の誕生日であることを機に早速お邪魔してみることにいたしますと…
地下にあるお店なのですが、その1Fにある入り口はオートロックになっていて外部から勝手に入ることが出来ない造りでありますから、ビルの入り口に着いたらお店へ連絡を入れ、スタッフの方が迎えに来てくれるのを待つと言うシステムでありますし、更には看板らしきものも一切無出すことをしない「CLOSED」の世界なのです
（この画像はお店のFacebookから借用しました）



店内にはワインセラーで囲まれたガラス張りの空間に14人ほどが座れる大きなテーブルが一つあるだけでして…
かつて『キャンドル』を仕切っていたママの娘さまと思われる女性と、当時から厨房で腕を振るっていた調理人の二人が、多くても4～5組くらいのお客さまをもてなすためだけのお店であるようですね



先付的に提供されたアンチョビは世界で一番美味しいとされるモノだそうで、そのお味は塩分控えめで見た目にも美しい色艶なのであります
そして前菜盛りで提供されるバテにトッピングされた胡椒にもこだわりがあるようで…　「先ずその胡椒を奥歯でカリッと割ってその香りをお楽しみください　そしてそれが消えないうちにパテを…　そうしないと、ただの異物になってしまいますから…」なんて面白く説明をしてくださいます
こう言う気取らないコミュニケーションはかつてのキャンドルのままですね
そして、白かぶのスープをいただいた後に提供されたサラダなのですが、新鮮な野菜を選んでいることは当然として、これまで経験が無いほどにパリッとした食感とみずみずしさには感動を覚えるほどでありますし、添えられえたアンチョビとゴマのソースがまた美味しいこと



キャンドルにはいくつかの名物料理があったのですが、ココではそれらがコース仕立てでいただくことが出来まして…
先ずは「カニみそとホタテのグラタン」
濃厚なベシャメルの中には身が厚いホタテが入っていまして、その凝縮した旨みを忘れることが出来ないほどであります



チキンバスケット発祥の店として知られるキャンドルらしく、ココでもそのチキンをいただくことが出来ます
サクッとした衣に包まれた柔らかくジューシーなチキンの味わいは昔のままでありまして、当時の懐かしい思い出までもが浮かんできそうであります



そしてそのチキンバスケットと人気を二分していたであろうハンバーグが登場します
細かいメッシュでミンチされた合挽き肉の塩コショーだけで調味されると言うシンプルな味わいは今の時代に於いても感動レベルであります
ナイフを入れたときよりもお口の中で噛みしめたときに肉汁が出るように作られていると言うハンバーグは必食の商品ですね



そしてさらにはオムライス
ふわっふわのオムレツにナイフを入れますと、そこからはトロトロの卵が現れまして…
丁寧に作られたチキンライスにその卵が合わさる美味しさは見事なモノでありますし、ゴロっとしたチキンが入っていることもうれしいですね



お腹の加減は如何ですかとのお声掛けをいただき、もう少し食べられそうでしたら…　と提供していただいたそうめん
和風の味わいのそうめんなのですが、これにサラダのときの登城したソースを加えますと、その味わいは一気に担々麺のようなモノに変わって…
一度に二度美味しいモノでありました



デザートで提供されるアップルパイは、都度焼かれたものでありまして…
その熱々のリンゴも然ることながら、サクッとしていてお口の中で溶けてしまいそうなパイ生地の美味しさが際立ちます
添えられるアイスクリームも乳脂をたっぷりと含んだ上等なものでありますから、水出しされているちょっと苦めのコーヒーとの相性が抜群でしたよ



懐かしく美味しいお料理はもちろんのこと、お店の方と交わす会話が最高の調味料でありまして…
ステキな雰囲気のお店で緊張すること無く楽しいディナーをいただくことが出来ました



【SALON 1950】
東京都中央区銀座6-2-10 合同ビルB1F
03-3573-5091

JR総武本線新日本橋駅：「大江戸」 日本橋の老舗うなぎ店でいただく「いかだ大丼」

突然友人からランチの誘いがあって、「そんなにいつも暇なわけじゃないぞ」と言いながらも今日の予定は夕方からでありまして…
朝から土砂降りという生憎の天気ではありましたが日本橋へと出掛けます




美味しい鰻が食べたいってことで向かったのは「大江戸」
1800年に浅草で創業したと言う歴史ある鰻料理のお店でありまして、この地で営業を始めたのも1946年のことだと言いますから老舗中の老舗でありますね
残念ながら改装中であるようで、お店は入口を覗いて大きなテントで覆われていましたので、その歴史ある外観を見ることは出来ませんでしたが…



交通量の多い昭和通りに面した入り口を入りますと、そこには日本の情緒を感じさせる和のしつらえが施されていまして…
ホッとする気持ちとともにちょっとした緊張感もありますね



入り口の正面はお座敷への出入り口でありまして、その右手にあるお食事処とあるとびかから店内に入りますと…
それほど広くは無い通路の右手にずらりとテーブル席が並んでいるのですが、暖簾で仕切られることでプライベートな空間が確保されていますね



こちらの名物料理と言いますと「いかだ」でありまして…
開いたうなぎを半分に切ることなくそのまま焼き上げたあといかだのように並べたモノでありまして、土曜日にはそのお重が提供されるようなのですが、今日は金曜日と言うことで平日限定の「いかだ大丼」をいただくことにいたします

提供された丼の大きさを見て驚いたのですが、ふたを開けてみるとそれほどのボリュームがある訳でも無くひと安心
ふっくらと蒸されていながらもパリッと芳ばしく焼かれていて…　それに掛けられるタレはそれほど強い甘みも無くサッパリとした味わいでありますから、飽きること無くいただくことが出来ますね
ちょっと小ぶりな鰻ですから、それほど脂がのっているってことでは無く、あっさりとした上品な鰻丼でありました



【うなぎ割烹 大江戸】
東京都中央区日本橋本町4-7-10
03-3241-3838