なかなかショッキングなタイトルです。
研究するには、バランス感覚が必要だというのも、教えていただいた先生の言葉です。別の先生からは、自分の問題意識がはっきりしないうちに論文や本を読むと、その人の意見が自分の意見になってしまうという忠告もいただいたことがあります。
今の仕事もそうですが、あるシステムを作って動かそうとしたときに、そこにはまらない人たちから来る苦情と、はまっている人から来る苦情が . . . 本文を読む
日韓併合
2005年06月06日 | 本
この本も崔基鎬さんの著書です。視点は、先に挙げた『日韓併合の真実』とあまり変わらないようです。前者が併合までを、この本が併合後を扱っています。
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序章 李完用と伊藤博文
1章 なぜ、歴史の真実に目を向けないのか
2章 併合時代の歴史的真実
3章 李朝時代へ退行する北朝鮮・韓国
4章 併合で生き返った朝鮮経済
5章 『日韓併合』とは . . . 本文を読む
「~の真実」という本に出会ったら、ちょっと構えて読んでしまうのが僕の癖です。著者の崔基鎬さんとは直接の面識はありませんが、加耶大学といえば、韓国在住時代、友人の一人が日本語教師として働いていた大学です。ちょっと懐かしいです。
帯には「もし、あのときロシアか清朝に蹂躙されていたら・・・!?」とあります。つい最近、同じようなことを発現したソウル大学の先生がいらっしゃいましたが、どういう文脈で語られ . . . 本文を読む
同じく呉善花さんの著書です。
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第1章 李朝末期の衰亡と恐怖政治
第2章 朝鮮の門戸を押し開けた日本
第3章 清国の軍事制圧と国家腐敗の惨状
第4章 独立・開化を目指した青年官僚たちの活躍
第5章 一大政変の画策に乗り出した金玉均
第6章 夢と果てた厳冬のクーデター
第7章 国内自主改革の放棄
第8章 新たなる事大主義
第9章 民族独立運 . . . 本文を読む
注文していた本が届き始めました。少しずつ紹介していきます。
まず、『生活者の日本統治時代』です。拓殖大学教授の呉善花氏が書かれたものです。一度、広島大学へおいでになった際に、お目にかかってお話を伺うことができました。おもしろい視点で話題を豊富に持っていらっしゃる方でした。
この本は、2000年に初版が発行されており、いつも新聞広告などでは気になっていたのですが、沖縄出張も入り、移動時間という . . . 本文を読む