AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

初授業

2006年01月11日 | 日本語教育
初授業でした。
みんな「冬休みの友」を手にやってきましたよ。去年と違って、今年は聞き取り分冊付き。
今年の学生がこれまでの学生と違うなと如実に感じるのは、習った文型を一生懸命使おうとすること、習っていない語彙も調べて使ってみるということでしょうか。前者はうれしいのですが、後者は辞書の使い方をあれだけ言っているのに、例文を確認せずに使っているので要注意です。
長い休みの初めのあたりに調べてそれを2週間使い続けていたとすれば、と考えたらわかってもらえるでしょうか。

幸い、かなり長い文章を書かせても読ませても、意味がわからない、ということがあまりなくなりました。息子の言語の方が手強いです(笑)

冬休み、旅行らしい旅行をしたのは一人だけでした。
南の方から来ている学生が多いためか、寒さに弱いのよね。
それでも、昨日僕が「寒いね」と言ったら「今日はあまり寒くありません」と応えてくれるくらいになりました。

来日して日本語の授業が始まってすぐの頃は、授業後、泣きながらもっとゆっくり授業をしてほしい、英語で解説してほしいと言っていた学生が、今ではみんな、日本語だけで話が出来、冗談も理解できるようになっています。優秀な学生が集まっているというのは事実ですし、彼らの努力には敬意を表します。毎日の宿題が5~7枚でもちゃんとやってくるんですよ。

きっと帰国してからも、高く評価される人材だと思います。

でもね、時々、宿題が多いって言われます。あと、忘れてきたとかも。
そういうときに、皆さんは国では先生でしょう?宿題を出すのは楽しいでしょう?というと、一様にニヤリと笑います。
する方は大変だけど、出す方は楽しいですよね。ふふふ。
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