2009年度からお世話になっている浜松の静岡文化芸術大学、前期の「日本語教授法Ⅰ」を昨日終えました。
本当は来週が最後なんだけど、事情があって最終日を休講にさせていただきました。
私は自分が担当している授業では、最後に、学生さんがどんなことを覚えているのか、私がどんな準備をして話したことが印象に残っているのか、ということを大学の行う授業評価とは別に調べています。
マインドマップの要領で、思いだすことを何も見ないで思うだけ書いて、とお願いするわけです。
で、翌年度の授業のときに、頭に残っているという学生さんが多いことはそれを継続、困った感がある記述にはその対応をしています。
今回書いてもらったものを先ほど見たのですが、
板書の文字が小さい、というコメントがありました。もっと前に座りなよーという気もするのですが、もう一回り大きな文字で書くようにします。パワーポイントの文字が小さかったのは、私も理解しています。
レジュメが欲しい、というコメントがありました。わからないでもないんだけどなー、資料ではなく授業内容のレジュメとなると、それで授業聞いた気になっちゃうんだよなー、と検討事項。資料はこれまで通り配布します。
板書が多すぎて書ききれなかった、というコメント。板書して、具体例を話して、雑談をして、とそれなりに時間を取っているつもりでしたが、見直します。
サイレントウェイ(カラーチャートと、ロッドを実際に使って見せた)、TPR(実際にやって体験した)、はみんな書いてたけど、オーディオリンガルとか、グアン、とか、アーミーメソッドとか、喋りだけだったものは残ってないなー
携帯用の椅子を使った直接法の実践は、教授法の部分じゃなくて、携帯用の椅子が欲しい、というコメントが散見され、なんじゃそりゃ、という気分。
授業の一回目に話した、
は、しっかり覚えている人が複数いました。
まあ、こんなもんかなー
来年度に向けて、よりよいシラバスを考えなくては。