AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

幼児日本語教師養成講座とか、いろいろ考えます

2015年06月24日 | 日本語教育
という講座を受講させていただいたのは去年の夏。

もう1年近くたちます。


日本語教育の必要性は、成人だけでなく、昨年度からは義務教育段階における特別の教育課程として日本語教育が認められたように、小中学校でも明らかです。


愛教大の外国人児童生徒支援リソースルームでは、加えて幼稚園、保育園段階を視野に入れています。


ちょっと古いですが、ヴィゴツキーの「最近接発達領域」の考え方も面白く、私は直接園に行っての調査はしていないのですが、報告を興味深く聞いています。



何度かここにも書きましたが、

日本語を母語としない子供たちに特別なことをしているという意識はなく、

日本語を母語としない子供たちが、日本で「普通に」生きていけるための支えを考えているだけです。


贔屓にしているとか、日本人でも支援の必要な子供はたくさんいる、という話もいただきますが、日本で「普通に」生きるためのモノは確実に少ないのです。


これからの日本語教育の在り方、特に、愛教大の中で、愛知県の中で日本語教育をどうしていくか、喫緊の課題であり、今はこの作業に追われることになりました。


すみません、今後、愚痴が今以上に多くなるかと思います。


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