またまた我が家の迷宮から古いズームレンズが出土、
コムラーのマルチコート「K・M・C」を冠した「KOMURANON 821」です
1960~70年代にカメラを趣味にしてた人でも「コムラーって、なんでしたっけ?」かも知れませんが、元祖テレコン!「テレモア(TELEMORE)」といえば、思い出して頂けるかも…(笑)
予想外「遠距離から近接まで均質な描写」
まず、ファインダでピンの山が掴み易い…合焦点のピークが高いということは、解像度やコントラストが高いことが予想され…で、実写テストをしてみると…☆最短撮影距離1.9mから無限遠までしっかりした描写で、予想外の良さ。↓の作例(リアル翡翠とは、なんと贅沢なレンズチェックなんでしょ)は7~8mの距離で、レンズの素性・描写力を見るのに適したシーンです(※NikonFマウントですがフォーカス・リングの回転方向は右側が無限大でOLYMPUS OMシリーズと同方向です)
最短撮影距離で撮影した作例(画像クリックで拡大ポップアップ表示)
無限遠で撮影した作例(Tokyo Sky Tree 303m先端のクレーン)
※逆光と霞で撮影条件が良くないので、解像感の参考にだけしてください