フィルム時代から使われ続けている「翡翠撮り」弩定番の「AI NIKKOR ED 600mm F5.6」が重量2.8Kg全長387mmに対し重量1.9Kg全長233mmと非常に小型なので、コンパクトなバッグに1000mmを詰め込んで「超望遠お散歩スナップ」が楽しめます…BORGに比べると先鋭度は若干落ちますが撮影倍率が大きい分だけ解像感があるので「手振れ」「風振れ」が起りにくい三脚でガッチリ抑えて撮影出来ればBORGに迫る写真が撮れます…!! (^o^) !!
「翡翠撮り」は大きく分けると「枝留まり」と「ダイブ」ショットの2パターンが有りますが、ボクは専ら「枝留まり」で「観察」「警戒」「威嚇」「羽繕い」「ノビ」「求愛」のポーズなど、羽を広げたらフレームから「はみ出して」しまう位のアップで撮るのが好きです…(^o^)/
なので、必然的に「300mm 400mm 500mm 600mm 800mm 1000mm」と「超望遠の沼」にハマってしまいました…(笑)/
公開画像サイズでは判別出来ないディティールですが、等倍画像を見るとBORGのようなキレは無く「手持ち超望遠スナップ」と割り切って、使うようにしています…(^o^)/
流石に1000mm(フォーサーズなので2000mm相当)で至近距離10mなのでBORGでなくともディティールが観察出来ますが、羽毛一本一本となると本来であればBORGの出番なんですが、焦点距離760mm「76EDL」で80cm以上ある長尺でピントを合わせながらの手持ち撮影が不可能なので、全長が30cm程しかない「Reflex-NIKKOR 1000mm」はとてもお手軽で重宝します…(^o^)/
等倍で見るとこんな感じ…
カラス警戒中
カワイ過ぎデス〜
我が家の東窓から見える羽田発の旅客機を、35mmフルサイズ換算「2000mm」相当の超望遠ミラーレンズで撮影してみました…(^o^)/
300〜500mmのミラーレンズとは一線を画す「Reflex-NIKKOR 1000mm F11」とフォーサーズ「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II」の組み合わせによる「2000mm」ですが、流石に画角「1.2°」となるとファインダーに擦りもしない事も多く、成功率は20〜30%でしょうか…
羽田を出発したばかりの旅客機は低空飛行のため、我が家から望めるのは近隣の建物の隙間を通る20秒程しか無いので、フレーム内にバランス良く収めるのは至難の技です…!! (^o^) !!
「OM-D E-M1 Mark II」マイクロ・フォーサーズで「Reflex-NIKKOR 1000mm F11」を使うと焦点距離「2000mm」相当になります…さすがに「屈折式」だと「手持ち」は「NIKKOR ED 800mm F8」が限界です…
それが「反射式」+「手振れ補正」だと「極超望遠2000mmスナップ」が可能になります…(笑)
「反射式」の記事に必ず出てくる「リングボケ」ですが、水面・光沢面(金属・ガラスなど)のキラキラが無ければ「屈折式」と区別が付かない描写になるだけでなく「素直なボケ」が得られます。
こうなると「超望遠の魅力」と言うより「超望遠の『魔力』」とでも言いましょうか…300, 400, 500, 600, 800mmとくれば…
当然「1000mm」も狙ってたんですがコンディションの良いモノに出会えず…諦めていたら…素ん晴らしいコンディションの「反射式」をゲット!
取り敢えず試写と言うことで、上野の不忍池で「対岸の桜」と「蓮子の花托」をスナップ・ショット…1000mmで「手持ち」と言うのも、どうかと思いますが、好天に恵まれ「お花見人」が多かったので三脚トラブルを避けるためと「SONY α7 II」の「ボディ内手ぶれ補正」の効き具合チェックを兼ねて…フォーサーズでも難易度の高い「反射式」ではありますが…(笑)
「Reflex-NIKKOR 1000mm F11」
でも、なんでフルサイズなのさ…?
と、お思いでしょうが…
僕の所有する望遠レンズは「翡翠撮影」のために揃えたモノで撮影距離15m前後を想定、フォーサーズ(2X)だと1500mm前後がベストなので800mm X2 = 1600mm、で気が付けば「800mm」が3本…(笑)
で、1000mmだと2000mm、流石のフォーサーズでも持て余す長さなので「フルサイズで撮ってみたい」という衝動がぁ…すでに800mmがあるので焦点距離だけで言うと1000mmだと大差無く、撮影倍率のメリットは有りません…
が、屈折式では得られない「独特の解像」を無性に堪能したくなり…
すでに反射式を4本所有しておりイメージは掴んでいるんですが、屈折式のように「翡翠の羽毛一本一本を解像する」みたいな究極と言うか「解像限界」が知りたくなって…(笑)