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同質の協力は足し算、異質の協力は掛け算  @ 宇都宮健児

 
 昨年末の都知事選挙に立候補した弁護士の宇都宮健児さんが、講演でよく口にされる言葉があります。「同質の人の協力は和(足し算)になるが、異質の人の協力は積(掛け算)となる」というもの。なるほど~と思いましたね。

 で、この言葉を口癖のように言っていた人が もう一人います。元連合会長の故笹森清さんです。笹森さんは、東京電力労組委員長もしていた人ですね。なので、「なんや連合かあ」「労使協調で、原発を推進してきたやないか」と、条件反射のように思う人は少なくはないでしょう。

 でもね、そう思う人や団体は、いつまでたっても「足し算」のままですね。もちろん、足し算でいけないわけではないですよ。

 異質な人々と協力しあう際は、逆に、自分が批判(正当な批判もあれば 誤解に基づくものもあるでしょうが)を受ける場合もあるでしょう。しかし、それもきちんと受け止める度量が必要だと思う。異論が出される度に 席を立って退場していたら、「強力な協力」なんてできる訳ないですよねえ。


 冒頭の写真は 雨宮処凛さんのHPから拝借しました
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