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青い空は 青いまままで いてほしい


 夏の青空は 強烈な光を放って 過ぎていった。しかし青い空は いつまでも 青いままでいてほしい。でもその色は、見る人によって、また同じ人でもその時の心の持ちようによって いろんな色に映る。


 私は蒼空を見た。
   蒼空は私に沁みた。
     私は瑠璃色の波に遊ぶ。
       私は蒼空のなかを泳いだ。


 坂口安吾の「ふるさとに寄する賛歌」の冒頭だね。後に「無頼派」と呼ばれる坂口も デビュー当時は このような抒情的な文書を書いてたんだ。このときは ふるさとの海の空は、「蒼く」安吾の心に映ったんだろうね。


 これからも 空は いろんな色に見えるだろうが、どんなに時代変わっても、どんなに自分が変わっても、空はいつも あの時の 青い空のままでいてほしいね

↓こういう感じの下宿屋 懐かしいなあ 無頼派にしてはカメラ目線なのがカワイイ安吾くん



 


 



 
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