金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
青い空は 青いまままで いてほしい
夏の青空は 強烈な光を放って 過ぎていった。しかし青い空は いつまでも 青いままでいてほしい。でもその色は、見る人によって、また同じ人でもその時の心の持ちようによって いろんな色に映る。
私は蒼空を見た。
蒼空は私に沁みた。
私は瑠璃色の波に遊ぶ。
私は蒼空のなかを泳いだ。
坂口安吾の「ふるさとに寄する賛歌」の冒頭だね。後に「無頼派」と呼ばれる坂口も デビュー当時は このような抒情的な文書を書いてたんだ。このときは ふるさとの海の空は、「蒼く」安吾の心に映ったんだろうね。
これからも 空は いろんな色に見えるだろうが、どんなに時代変わっても、どんなに自分が変わっても、空はいつも あの時の 青い空のままでいてほしいね
↓こういう感じの下宿屋 懐かしいなあ 無頼派にしてはカメラ目線なのがカワイイ安吾くん
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