支店に名店あり 金劇裏の 「赤玉パシオン店」

　片町のスクランブル交差点にある本店には、もう３０年以上お世話になってるね。以前は１階に結構広い座敷もあって、夜中までおでんつまみながら、よく友達どうし議論しながら飲んでた。主に２次会３次会の店として利用してたね。

　一方、このパシオン店は、「昔の金劇の裏」と言う方がしっくりくるけど、ビルの谷間の細い路地にあります。店内は、左側に１２～１３人は座れる結構長いカウンターと、右側は６人がけ座卓が５つある座敷。

　全体的に　店の雰囲気が明るく柔らかいですね。それは、本店と違って、スタッフがバイトくんではなく、家族経営なためかな。
　
　それからこの支店の特徴は、刺身系メニューや一品料理の充実ぶり。おでん屋と思って暖簾をくぐると、いい意味で期待が裏切られます。おでんもおいしい居酒屋って感じかな。この日は、生大ビール８５０円、小いわし酢４８０円、おでん大根２５０円　以上〆て１５８０円也。

　この小いわし酢、小指大の鰯が１０匹ほどの小鉢だが　のん兵衛の心をくすぐる　いい塩梅の味に仕上がっていました。

　片町でバスを待つ時間を利用して　ちょっと一杯のつもりで入ろうと思っても、場所柄か、たいてい超満員状態で入店できません。まあこれだけの人気なのも　さもありなんですね。