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寿司屋では 誰しもVIP扱いしてほしい?


 先日、年に何回かお邪魔している寿司店に入りました。先客は若いカップル1組のみ、この店は初入店らしく、いろいろと大将に質問しています。大将も愛想を振りまきながら全身全霊で対応中。

 僕はいつものことですが、カウンターの端っこに座って、TV見ながらお銚子を傾けています。大将が寿司が出るまでの「おしのぎ」として「もずく酢」をサービスしてくれました。これで15分は持ちますね。

 とそこに、予約客が2組計4人入店。そのうちの若い(と思われる)女性は、入店するや否や大将に向かって「いや~お久しぶり。私のこと覚えてる??」と大声で話しかけます。先客と僕の3人分の寿司を握る手を止め、大将は一生懸命に思い出そうとしていますが「・・・・・・・」。

 そのうち先代の奥方にも同様の質問。おばあさんは「ああ~ はいはい!」と(否定も肯定もしない)熟練の対応をすると、すかさずその女性は、「きゃ~ うれしい 覚えていてくれたのね!!」ってますますハイテンションに。このおばあさん、「覚えている」とも「あなたの◯◯さんね」とも何も言ってませんけど・・。店内はしばしTVのバラエティー番組の様な騒々しさでした。

 まあ、寿司屋に来ると誰しも、自分はVIP対応をしてくれるものだと、みんな思っているよね。それ、大いなる勘違いなんだけどね。。
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