金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
本多町界隈 ~ 「思想と建築」 @鈴木大拙館
昨年10月にオープンしたばかりの鈴木大拙舘に行ってきた。MROの裏というか、市立工業高校の隣というか、いかにも金沢らしい場所にあったね。後ろの本多の森が見事な借景になっている。
記念館のうち、鈴木大拙に関する展示は、おそらく1割くらいで、残りの9割のスペースは 鈴木の思想を 建築で表現したらこうなりました というものだった。ちなみに設計は かの谷口吉郎の息子さんの谷口吉生氏。
よかったねえ~ もっと早くくればよかった。 一言で言うと「空間というか間」と静かさ」の統一いうか・・
現代って 機関銃のように話をしていないと 不安になる人多いよね。 それってたぶん テレビの影響だろうけど、「沈黙の空間」と言うか「間」が どんな言葉よりも力を持つことってあるよね。
訪問した日は雨模様だったけど それがまたいかにもと言う雰囲気を醸し出してた。こういう金沢の湿り気を持った文化を 現代風に表現した記念館って もっと注目されていいよね。
また 薫風香る春5月に 再訪してみよう。
↓エントランス
瞑想室
↓雨のつくる波紋は すべては移りゆくことを示す
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