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芥川賞“作家”も 苦労してるんだね @ 三田誠広『団塊老人』


 『僕って何』で1977年に芥川賞を受賞した三田氏が、団塊世代の定年後の「心得え」を説いた本です。先日、出張の電車で読みました。

 まあ内容は、テレビのバラエティー番組やスポーツ新聞や週刊誌で、繰り返し言われていることを、本にしただけって感じです。「サムシング・ニュー」はありません。

 デビュー作が芥川賞を受賞し、脚光を浴びたものの、その後はそれを超える作品を世に出すことができず、初老を迎えるころに、「小遣い銭稼ぎで書いた本」って感じです。

 世にあまたいる作家のほとんどは「デビュー作が最高傑作」ですね。それは無心で書いたからでしょう。前作を上回る傑作を出せるのは ほんの一握りです。

 それは 作家に限らず、サラリーマンでも言えてますかね。

 
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